麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

北海道の春?【我はいつから主婦になったのか?⑬】

2016.5.27

2016.5.20 運命の保育園との出会い【我はいつから主婦になったのか? 12】

の続きです。

 

過去記事は、ブログの「主婦のよろめき」というホルダーに入っています。

 

 

「北海道の春」について語らせて下さい。

 

東京で、仕事命だった私が、

全ての仕事を投げ打って(常にオーバー)

北海道に到着したのは、3月末。

 

北海道的には、「冬の最後」という時期で

道路の両側には「寝雪」と呼ばれるドロまみれの雪の壁があって

雪国独特の鉛色の空が広がり、「こんな街に私は住むのか・・」と、

気持ちは深く深く沈んだものだった。

 

が。

 

荷物の片付けも終わり、引越し疲れの体調も持ち直した頃、

北海道に春がやってきた!

 

長く厳しい冬に閉ざされているせいか、

北海道の春には、勢いがある。

 

ライラック、はなみずき、その他、

私が名前をしらない沢山の花々が咲き乱れ、

真っ白な雲が浮かぶ空は、スコーンと高く、

深々とした緑に彩られた街は、まるで地上の楽園のようだった。

 

ワタクシの好きな公園をまとめてみました。 

最高に気持ちいい! 北海道ならではの絶景が楽しめる札幌の公園&カフェ巡り

 

どう? どう???

すごくないですか???

 

そんな札幌を、幼い長男を連れて散歩をする。

 

東京にいる時は、常に時間に追われていたけれど、

公園のベンチに寝転がることだってできる。

 

ベンチで寝転がって見上げた、はなみずきの枝枝の美しさたるや!

傍らには、私を最大限に必要としてくれる息子がいる。

 

「こういう人生の楽しみもアリだよなぁ」と、初めて気がついた。

 

マスコミの仕事というのは、中毒性があって、

やればやるほど、面白くなっていく。

(仕事っていうのは、全てそうなのかもしれないけれど。。。)

 

まだ雑誌が元気だったから、

不夜城のような編集部を中心にした生活は

東京的な華やかな魅力があったのだと思う

  

でも、そういう生活は充分楽しんだ。

楽しかったけれど、終わったことなのだ。

 

だんだん、北海道の生活に目を向ける気持ちが整ってきた。