2017.1.5
【東京都美術館で行われた日書展】
書の祭典 第71回 日書展(日本書道美術院展)に出品されていた。
御本人とのメールのやりとりでは、
「ゆきやさん」と表記させて頂いているので、以下、そう書く。
ゆきやさんと知り合ったのは、昨年の夏。
その時、一緒にいた友達は、先のフェイスブックをみて、
「そんなに良いと思うのなら、教えて頂いたら?」とノリで背中を押したら、
「な、なんか、盛り上がってるね???」と。
秋。
ゆきやさんの御弟子さん達の作品展の中で
初めてご本人の作品を拝見させて頂き、私もノックアウトされた。
優しくて、美しい。
ミケランジェロのデッサンを見た時のような感動を覚えた。
沈みゆく夕陽に感じるような、そんな種類の優しさを感じた。
そして迎えた新春展示。
今回は、枕草子を題材にした、多文字作品に挑戦されたという。
【大作が並ぶ展覧会場】
お弟子さんになった友達を通して、事前に、ワードで打った作品の内容を頂いていた。
でも、ネットで現代語訳を調べてみても、よくわからない。
お正月を題材にした「段」なのは判るけれど、
世界観が、全くもってピンとこない。
それは、まるで初めてインデックス投資の話を聞いた時のようだった。
勉強のかいがあり?(多少、枕草子の『言葉遣い』に慣れたのだと思う)
ゆきやさんの作品から、新春を迎えた、宮中の澄んだ空気を感じた。
私が好きなのは、とりわけ、ここの部分
【八日】
1月7日に昇進お祝い行事があって
そのお礼をする車がいきかう様子を書いている(らしい)。
●
ゆきやさんと、一度、書についてお話をさせて頂いたことがある。
曰く、「書を書く時は、響きを確認する」とのこと。
そのお話を聞いて、
「書を書く」と「文章を書く」という行為は、
「その場にあるエネルギーをカタチにしてみたい」という意味で
欲望の在り方としては似ているのかもしれない、と思った。
●
今回は、オスカー会の新年会も兼ねていて、
ランチは東天紅の窓際の席で、眺望を楽しんだ。
【東天紅の窓からは、スカイツリーが見える】
ちなみに東天紅に行くなら、予約は必須だ。
お店に到着したのは12時頃だったけれど、既に満席だった。
(我々は予約していたので、窓際の特等席に座れたのだ!!!)
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自慢してみた
仕事始めの1月4日は、こんなふうに佳き時間だった。
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