主婦の「林住期」 

千鳥ヶ淵

【双子Aの学校は、千鳥ヶ淵の傍にある】

 

先週の金曜日と土曜日は、双子の中学の入学式だった。

 

初日は、自由人の双子A。

フランスと日本の国旗が壇上に掲げられ、

制服はフランスの士官学校がモデル。

校長先生が、「紳士たれ!」とスピーチするような校風の学校。

ママ達の顔面偏差値が、高い・・(汗)。キラキラ感、満載です。

 

2日目は、慎重派の双子B。

体育館での入学式は、実質的で地に足がついた感じ。

武蔵野の自然の中で、飾らず素朴にのびのびと!  

そんな自由闊達な校風の学校。

 

3人の息子が通う学校、

3校とも、ぜーんぜん、違う!!

 

こんなに学校によって、校風って違うもんなのね・・。

そこが、「ほんと、面白い!」と、感じている。

それぞれの学校の「ママ・プレイ」を楽しむ所存。

 

 

さて。

「下の子を中学生」として学校に送りだした本日、

子育てがひと段落した感じがある。

 

長男(高校2年生)を育ててみて感じていることは、

中学生になったら(特に男の子は)、

いかに手を放していくか? が、難しい。

 

よっぽど意識しておかないと

子どもに依存してしまうのが、母親という生き物なんだと思う。

 

子どもが与えてくれる愛情以上の、

真摯な愛情を、私は体験したことがない。

(私が恋愛体質ではないからなのか???)

 

だからこそ、温かい寝床のような、このヌクヌクとした場所から

抜け出ることは、かなり勇気と気力がいるんだろうなぁと感じている。

 

 

先日、四国に住む友達が送ってくれた本(瞑想の本)の中に、

 

林住期

 

という言葉を見つけて、ふと、「コレ、今の私に必要な言葉だ」と感じた。

 

 

言葉自体は、五木寛之さんの「林住期」がベストセラーになった時に知った。

 

曰く。

古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたという。

 

「学生期(がくしょうき)」

「家住期(かじゅうき)」

「林住期(りんじゅうき)」

「遊行期(ゆぎょうき)」

 

五木さんは、

人生のクライマックスは、

50歳から75歳までの「林住期」にあるのではないか

と言っている。

 

いわば、「林住期」とは、社会人の務めを終えたあと、

すべての人が迎える、もっとも輝かしい「第三の人生」のことである、と。

 

上記の本の初版(2008年)が出た頃は、「ふ~ん・・・」と思っていたけれど、

気がつけば、私も48歳。

 

私も、林住期を意識する年頃になったんだろうね。

 

 

五木さんの言葉 が身に沁みたので、一部、抜粋しておく。

 

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それまでは、あまりの忙しさに考える余裕もなかったに違いない。
 林住期にさしかかった人は、

生活の足しにならないようなことを

真剣に考えてみるのも悪くない。

 

自分を見つめるだけではいけない。
 林住期は相手をみつめ、全人間的にそれを理解し、受け入れる時期でもある。

 学生期のあいだは恋愛中心だ。
 家住期になれば夫婦の愛をはぐくむ。


 林住期は、恋人でも、夫でもない、一個の人間として相手と向き合うことも考えなければならない。ばらばらに暮らしても、二人の結びつきをさらに深めていくことも可能だ。

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主婦の毎日は、そりゃー慌ただしい。

 

そんな日々に流されることなく(流されちゃうことも多いだろうけどさぁ)

 

どうか。

自分のやりたいこと(人生の目的)を、見失いませんように!

大切にしたい人たちとの関係を、味わい、楽しめますように!