2017.6.1
前回のレッスンの覚書で、弓のことを熱く語っていたが、
今回のレッスンでは、新しい弓を持参していた。
つまりは。
(って、誰に自慢‼?)
我ながら、すごいスピード感だった。
褒めてつかわす。弓の話は、いずれまた。
現在、今年の夏の演奏会(7月3日)に向けて、
ビオラの練習をする時間 = 幻想をさらうことになっている。
つまりは、エチュード(練習曲)を全くさらえていなくて。
それは、それで仕方ない。だって、幻想だもの。
私の幻想への想いは、コチラ。
先生 : 「幻想の譜面持っているの?」
私 : 「はい。ちょっと見て頂けますか?」
先生 : 「いいよ」
きゃーーーーーーーー!!!
先生に、オーケストラで弾いている曲をみてもらえる日が来るなんて。
もとい、
先生に、オーケストラで弾いている曲をみてもらおうと思える日が来るなんて。
それというのも、渡部先生の前で、
オーケストラの楽譜を弾くなんてーことは、10年早いと思っていたというか。
案の定。
幻想を1フレーズ弾いてみると。
先生 : 「まぁ、そういう練習も必要だけど」
私(の心の声) : 「いや、練習ではなく、本気で弾いてますけど‼?)
先生は、「幻想って、こういう曲なの」とおっしゃって、目の前で弾いて下さった。
私 : 「私が幻想を弾くって、小学校もろくに出ずに社会で働いちゃったみたいな
そんな感じなんですね」
先生 : 「アハハ。でも、本当にそうだね」
そうすか。そうですね・・。本当に、そうっすね。
何か、「小学校もロクに出ずに社会で働く」という言葉を口にした時、
真っ赤なルージュ―を塗った女の子が、夜の盛り場で働いている図が
頭に思い浮かんだ。
以前、こんなことを書いた。
月に2回のレッスンは、今現在の私の生活の中で最も澄んだ時間であり、
「こういうことがしたくて、私は、今生、生きているのかもしれない」とすら、思う。
それって、夜の盛り場で働いている子が、
束の間、静かな空間で勉強をしているような安らぎなんだろうなぁ・・・的な
気持ちになった。
音の始まり、音の終わり。本当に、全然、違う。
基礎訓練をして、実践を続けた「極み」のような、先生の音を聴く時間。
ただ、それだけでも、ものすごい勉強になっていると思う。
(ちっとも、身についてないけどな・・)
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