2017.6.19
【何の料理か? が想像できないお品書き】
先日は、女性誌時代の仕事仲間とランチをしてきた。
仲間の一人が、流行りのお店に異常に詳しくて。
良い意味での「とても執着」がある姿勢は、
もはや感嘆! というエリアの気持ちになるほど。
お料理の写真撮り忘れたけど(撮るつもりもなかったけど)、
お料理がおいしいのはもちろん、盛り付けの完成度が高く、
インテリアも素敵で、その場にいるマダム達も美しかった。
あらためて。
●
私が女性誌で仕事をしていたのは、1996年~2003年頃。
当時(今も?)女性誌を作っているスタッフの大半は女性で、
さながら女子校のようだった。
所謂、「マスコミ業界の女」の彼女達は、
オシャレで個性的で流行に敏感で、
そういう子たちと過ごしていた私の20代後半~30代前半というのは
第二の青春。いやいや、今思いだしても、人生で最も華やいだ時期でした。
あ。
そんな仲間の中で、
そんな服を着ていたわけなんですけど。
自分に聞きたい。
今、思い出すシーンがある。
よく仕事をしていた編集部に打ち合わせに行く途中に
明治大学の鏡張りの新校舎があって。
その鏡に映った自分の姿を見て、
と、毎回、反省はする。
でも、次回も似たようなダメな格好で打ち合わせに赴き、
明治大学の鏡張りの校舎の前で反省するっていうね・・・。
当時、ちょうど、セックス・アンド・ザ・シティが流行っていて
その頃よく遊んでいた仲間内で、誰が、どの主要人物に近いか?
という話をしていた時に。
「ひかるちゃんは、山の清水の生えているワサビ」と、言われた。
そんな私だったが、ちっっとも疎外感はなく、むしろ
くらいの勢いで、その仲間にコミットメントしていて、
しつこいようだが、あの時代は、私の青春そのもの。
キラキラした思い出なのだ。
●
女性誌時代の仲間とは定例のランチ会をしているのだが、
昨日は、Rさんという12年ぶりくらいに会った人がいた。
私、昔からRさんのことが好きだったけれど、
12年ぶりに会っても、
Rさん、女性です。
先日、亡くなられた野際陽子さんもそうだけれど、
私だけでなく、
その証拠に、Rさんとは、誰もが仕事をしたがった。
超・頭いいし? 仕事できるし? センスいいし?
言うことブラックで面白いし? 優しいし?
打ち合わせとか取材とか一緒に行けるし?
当時、私はまだ子どもが小さかったから、
打ち合わせがてら、Rさんが家に遊びに来てくれたことがある。
打ち合わせの流れで、昼ごはんを食べていってもらったんだけれど、
ご飯を食べながらRさんが、
「楢戸さんちの子になりたい」って言ってくれて、すごく嬉しかった。
(今でも覚えてるぐらい嬉しいって、どーよ!)
昨日は、Rさんが「温泉にひとり旅をする」という話になって、
私 : 「Rさんが、ひとり旅するとかって、もったいなさすぎる
みんな一緒に行きたがるでしょ。私だって、一緒に行きたいわ~」
Rさん : 「じゃあ、一緒に行きましょうよ。
Rさん : 「じゃ、じゃあ。それでもいいですけど・・・」
私 : 「何ですか、そのシブシブ感。だったらいいですよ!!!! 別に」
こんな会話展開になるところが、Rさんの魅力です。
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