モツレクのCDは、「ウィーンフィル × ベーム」

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【モツレク ウィーンフィル × カール・ベームを購入】

 

CDは、基本、図書館で借りることが多い。

 

たとえば幻想のCDは、武蔵野市図書館に3つほどあって、

それぞれを聞き比べて、「ふむ、ふむ」と、楽しみたいからだ。

 

そういうのを一通り楽しんだ後、私が自宅用に買ったのは、

ボストン交響楽団 × シャルル・ミンシュ指揮(1954年録音)。

たくさんある「幻想交響曲」の録音の中でも、人気が高いらしい。

 

モツレクは、聞き比べを楽しんでいる時間的余裕がなかったので、

夫がバイオリニストのイズミさんに、メールで聞いてみて、

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 × カール・ベーム指揮(1971年録音)に決定。

 

にしてもだな。

 

イズミさんのメールの返事がスゴかった。

ずーっと昔、ホボ日に、清水ミチコさんがコラムを寄せていて

めちゃくちゃ面白かったことを思い出した。

 

テレビで面白いことを言える人って、

普段も、こんなに色々と面白いことを考えているんだな!

と、思ったのを思い出したのだ。

 

イズミさん自身はプロの音楽家ではないけれど、

ちょっと話を振って、出てくる返事がスゴイ!

 

音楽を愛していて、勉強もしていて、多くの時間とエネルギーを費やしていて。

そういう友達と音楽ができるのがありがたい。

音楽を深めたいと思ったら、いくらでも深められる環境だから。

 

 

私の座右の銘は、日々、是、取材。

日常で拾った話を、ご本人の了解を得た上で、

アップしていこうと思う。

 

「モツレクCD、1枚買うとしたら?」と問いに対してのイズミさんの返事メール。

 

+++

 

うーん、実は、モツレクは、演奏者にとっても、聴衆にとっても
すごく解釈のわかれる曲。
きっとwikiってるだろうから知ってると思うけど、
モーツァルト本人が書いたのはラクリモサの8小節目まで。
あとはジュスマイヤーが書いてるわけ。
でも、それを否定する派と擁護する派に分かれるね。

それを前提に、どれがいいか。

これね、ひかるちゃん、ヨーロッパの大きな教会とか聖堂とか
行ったことある? それに関係してくると思う。

現代で曲を演奏するとき、普通はホールじゃん?
でも、モーツァルトが生きてた時代にホールはない。
作曲した(死んだ)年、1791年にどこで演奏したかっていうと、
でっかい教会か聖堂か、宮殿のサロンか。
そうなると、石造りの教会での声楽の響きは、サントリーホールで演奏するのと
ぜんぜん違うわけだよね。

それを踏まえて、どの演奏がいいか、って評価が分かれるわけ。
ざっくりだとだいたい三種類では(個人的見解)

●当時を再現系
古楽器 古い演奏スタイル 譜面も古い版
合唱もわんわん響いてよく発音とかわかんない
けど、歴史いっぱい
オケの規模も小さいのが多いかな。ビオラ3プルとか。

●現代は現代だろ関係ねえ系
今の楽器 合唱いっぱい ホールで録音
演奏の模範とするならこれか
だいたいが録音状態がいい。

●どっちもいいとこどり系
指揮者がやりたいようにやる
例えばモーツァルトの命日にウィーンのシュテファン大聖堂で演奏するとか
現代楽器でジュスマイヤー版で古い聖堂ってわけね

時間があるならそれぞれを聞いてみるのもいいけど、
私はいいとこどり系かな。
本当に千差万別、テンポも全く違うので、
下記の中からお好きなのをどうぞ、というしかない。
ちなみに、長いこと名盤と言われていたのは、
ベームのウィーンフィル。
下記でも決定盤とされているが、
合唱団がオペラのウィーン国立歌劇場の合唱団だから、
純粋な聖楽隊っていうのとちょっと違うという意味では
好みがわかれるところ。

私はモツレクに限らず個人的に
ドレスデンシュターツオーパーが好きなので、
それで聞いてたけどね。
http://classic.music.coocan.jp/sacred/mozart/mozreq.htm