バイオリニスト 前橋汀子さん ~日経新聞「私の履歴書」より~

2018.10.12

今月の日経新聞「私の履歴書」は、

バイオリニスト 前橋汀子さんだ。

 

「私の履歴書」は、1カ月に一人だから、1年で12人。

政界、実業界、芸術界、学術界と、バランスも良い。

 

芸術界だと、この間は、松たか子のお父さんが出ていらした。

でも、何といっても印象に残っているのは、小澤征爾の回。

 

小澤征爾以来(当社調べ)の音楽家とあって

今月は、ちょいと気合い入って楽しく読んでいる。

 

新聞の切り抜きは、別途、スクラップブックがあるのだが、

ブログに、感想と一緒に手打ちでインプットした方が

後から見るかもなー! と思い、書かせてもらいます。

 

 

 

ミハイル・ワイマン先生のレッスンは週3回、

午後4時に始まって10時まで続いた。

→6時間もレッスンって、どういうこと!?

 

(中略)

 

どの学生も信じられないくらい上手に引く

→これって、1961年、今から60年近く前の話。

その頃もバイオリン技術が高い人達はいたんだね。

 

(中略)

 

ジョイントリサイタルの前日、

母の送った洋服が届いたと郵便局から連絡があった。

 

「取りにいきます」と先生に言うと、

「新しい服を着るのと、ひとつでも多くの正しいビブラートを

勉強するのとどちらが必要だと思う」とおしゃった。

 

私は母への手紙に「本当に良い先生です。

あらゆる点で驚き、尊敬しています」とうれしそうに書いている。

→演奏会の前日に

「ひとつでも多くの正しいビブラートの練習をする」

それを、「心からうれしい」と感じる感性!!

そういう人が、演奏家になるんだろうなぁ

 

 

とりわけ最後の「ビブラートのエピソード」は、胸を打った。

 

私、「プロのクラシック音楽の演奏家」の知人、数人いるが、

彼ら(彼女ら)に会うたびに、

殉教者。という言葉が思い浮かぶ。

 

音楽に、人生を捧げている。半端ないよね、やっぱ。

そういう人生、羨ましくもあり、一方で怖くもある。

 

まぁ、時々、演奏を聴きに行かせてもらう、くらいが

私には、ちょうどいいんだろうな。