麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

第56回 主婦の投資は「配当狙い」で決まり!

2017.12.28

メルマガ読者の皆さまへ

こんにちは! 楢戸ひかるです。

すっかり秋ですね。

この時期の「空気の感じ」、
とっても好きです。

さて。
今日も、メルマガを発行できることを感謝して。

主婦が始める長期投資 
第56回 ~主婦の投資は「配当狙い」で決まり!
発行日:2017年 9月27日

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【1】「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」
【2】インカムゲインだけで、2万円の儲け
【3】主婦の私にとっての「2万円」の価値
【4】「売買手数料」は、「入場料」と考える
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【1】「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」
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最近、つらつらと思うことのひとつに。

「なぜ、日本で『投資の話』となると、
キャピタルゲインの話ばかりなのだろう?」
という素朴な疑問がある。

キャピタルゲインとは、売買益のこと。
「10万円で買った株が、15万円で売れて5万儲かった」
とかいうアレですね。

一方で投資の収益には、
「インカムゲイン」というのがある。
いわば、「配当金」のことだ。

投資となると、
もっぱらキャピタルゲインの話ばかりで、
インカムゲインは、とっても影が薄い。

そう思うのは、私だけ?

【2】インカムゲインだけで、2万円の儲け
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かうゆう私も、実際に投資を始めるまでは、
インカムゲインについては、考えたこともなかった。

けれども、先日、久しぶりに
証券会社の担当者様と話をして、
「あれ?」と思ったので
本日は、それについて書いてみたい。

私は、あるインデックスファンドの配当金として、
合計、2万5千円ほどを受け取っている。

・2016年8月に12,431円
・2017年8月に13,053円

このインデックスファンドの信託報酬は、0.1188%。
信託報酬とは、いわばコストだ。

コストを差し引いたとしても、
「貯金」 VS 「投資」では、
2万円以上の差で、「投資」に軍配があがる。

ちなみに。
配当金を、利回り換算すると、2%くらいだ。

【3】主婦の私にとっての「2万円」の価値
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たとえば。
私は、近所の大好きなドイツパン屋で買い物をする時は、
必ずポイントカードを出す。

このポイントカードを「満杯」にするのは、
半年くらいはかかり、貰えるのは「300円の金券」だ。

何が言いたいかといえば。
ポイントカードを駆使して「おトク」を集めることに
躍起となっている主婦である私。

その私にとって、
2年間で2万円の配当金という「不労所得」は
相当、大きい!!!! ということだ。

おそらく。
キャピタルゲイン(売買益)主流の
投資情報というのは、
男性目線なんだろうと思うのだ。

主婦のチマチマした金銭感覚から見たら、
「配当金」というのは
投資をする時に着目すべき
「最重要項目」の気すらしてきた。

【4】「売買手数料」は、「入場料」と考える
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問題は、売買手数料だ。

インデックスファンドを購入するためには、
購入手数料がかかるし、手放すためには
売却手数料がかかる。

この両方を合わせて、「売買手数料」と言う。

前述のインデックスファンドの場合、
購入するのに、7,000円くらいかかった。

ちなみに、売るのにも、
7,000円くらいかかる。
(現在の株価で試算した場合)

もっとも。
これは一般の証券会社の場合なので
ネット証券を使えば、もう少し安くなるだろう。

私は、「売買手数料」については、
「入場料金」だと考えている。

いわば。
投資信託に乗り入れるための、「入場料金」だ。

その入場料金分くらい、
キャピタルゲイン(売買益)が出れば、
それで良くないか?

「世の中の投資の論調」とは、
かなりズレがあるのは承知の上で、
そう感じていることを書いておきたい。

ちなみに。
「市場の波」については、「お天気と一緒」
くらいの気がする。

私が、どうこうできる問題ではないということ。
(それは、調査をすることも含めて、だ)

私が投資を始めたのは3年くらい前で、
途中、ものすごく「大荒れ」の時期もあったが、
ここ最近、日本の株価は高値をつけている。

だから、前述のインデックスファンドの収益を
キャピタルゲインとして見てみても、
入場料金分(売買手数料分)くらいは儲けが出ている。

こんなことを経験している私は、
最近ますます、
「投資って、そんなに怖いものじゃないな~」
という気持ちを強めているのだ。