メルマガ「主婦が始める長期投資」バックナンバー

第7回 鎌倉投信その1 の巻

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【1】雨の鎌倉
【2】鎌倉投信を数字で検証
【3】投資信託の注意点
【4】良い投資は、人格を磨く
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【1】雨の鎌倉
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鎌倉投信の本社屋で、定期的に開催されている説明会に行ってきた。

東海道線に乗る時は、
どうしてお弁当を買いたくなるのだろう?

それは、旅に出るからだ。

目の奥がツンとするのを感じながら
東海道線の車窓を眺める。

東海道線の大船駅で、横須賀線に乗り換える。
鎌倉についたら、雨だった。

本社は鎌倉駅から歩けなくもないが、方向音痴の私はバスに乗ることにした。
7分くらいバスに乗り、3分ほど歩くと到着する。

最後の曲がり角を曲がったら、
社長の鎌田恭幸さんが、傘をさして立っていた。

「説明会にお越しですか? こちらです。どうぞ!」

どうやら、社長自らが道案内をしてくれているようだ。
すごいな。

【2】数字で検証
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40代の女性が、鎌倉投信の社屋を見たら
かなりの確率で「きゃ、素敵!!!」と思うに違いない。
もちろん、私もそんな一人だ。
写真はコチラ

ヤバい・・。好きな・感じ・すぎる。

落ち着け!! ということで、
まずは鎌倉投信について、数字で検証してみよう。

鎌倉投信が運用を始めて、今年で5年。
「結い2101」の過去の運用実績を平均すると、10.6%だ。

これは、初年度に100万円預けた人がいるなら
5年で160万円に殖えているという計算になる。

他の金融商品と比較してみよう。

昨年末に「今あるお金を殖やしたい!」という
特集記事を書いたので、それと比較してみる。

ネット定期預金 0.4%(1年定期)
個人向け国債  0.29%(第56回債)
個人年金保険  0.55%(20年積立)。

どうだろうか?

元本保証の商品なら利率は1%を切る現状の中、
10.6%という運用利回りは、破格だ。

【3】投資信託の注意点
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もっとも、投資信託は投資商品なので、
運用利回りだけで元本保証の商品と単純に比較するのはナンセンスだ。
いくつか考えておかなければいけないことがある。

1)運用利回りへの認識
一つ目は、10.6%は過去の実績であり、
未来に向かって、それが続くという保証はないこと。

社長の鎌田さんは、
「10.6%という数字は、うまくいきすぎで
私達は(信託報酬控除後で)4~5%(年率)の収益率を目指しています」と、言っていた。
それくらいを目安とした投資信託であるという
認識は持っておいた方がいいだろう。

2)コストの把握
二つ目は、コストがかかること。

「結い2101」の信託報酬は、1.08%。
ザックリ言えば
運用利回りからコストである1.08%を引いて
私の受け取る利益を計算しておかなければならない。

「結い2101」の運用利回りを前述の5%と見積もって
信託報酬1.08%を引いた4%あたりが、
私が受け取る「利益率」だと思っておこう。

この他に、一般的な投資信託であれば、
販売手数料のチェックも必要だが、
鎌倉投信は、「直販」と呼ばれる
販売会社を通さない売り方をしているので、
こちらのチェックは不要だ。

3)余裕資金で運用
三つ目は、投資商品であるということ。

投資信託は、タイミングによっては基準価額がガクンと下がって、
運用利回りが著しく落ちてしまう時期もある。
そんな時期に「今、どうしても、このお金を引き出さなきゃならない」
なんてことにならないよう、余裕資金での運用を心がけたい。

【4】良い投資は、人格を磨く
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ちなみに、鎌倉投信の説明会で
運用実績等の話になったのは、説明会が開始して40分経った頃。

「大事な虎の子(子ども)を預ける」繋がりで
こんなことを思い出した。

それは、中学受験のママ友が、ある学校を評した言葉。
「あの学校の説明会、”昨年の東大合格者数は”で始まったのよ。
その瞬間、”この学校は、ないな”と思った」と。
私も、その意見に賛成だ。

説明会で、「何を一番最初に語るのか?」は、
結構、重要だと思う。
なぜなら、「何を大切にしているか?」を如実に表しているからだ。

では、鎌倉投信の説明会で
最初から40分は何を話していたのか?

一言でいえば、「いい会社に学ぶ企業の在り方」だったと思う。
「良い投資は、人格を磨く」とも言っていた。

マジか!?

私が今まで持っていた投資の概念と
あまりにも違うので、強いカルチャーショックを受けた。

=続きは次回!=