2015.9.7
【応募写真はコレ】
出会い系。
見ず知らずの方とネットを通じて知り合うことを
『出会い系』というのであれば、今回の話は、正真正銘の『出会い系』だ。
3人の息子の食卓用の椅子は、ストッケの『トリップ・トラップ』というシリーズ。
「足をきちんと床につけて食事をする」ということが、食育上、大切だと聞いたので、
双子の離乳食を始める頃、足板のあるトリップトラップを3つ購入した。
あれから10年。
私より背丈のある長男をトリップトラップに座らせておくのが
かわいそうな気がしつつも、
長年一緒に暮らしたトリップ・トラップを手放すのは忍びなくて、
なかなか「次のステップ」に行けなかった。
確か栗原はるみさんだったと思うが、娘さんが小さい頃に使っていたトリップトラップを
解体してとっておき、お孫さん(娘さんのこども)が使っているという話を
雑誌で読んだことがある。
素敵!!!
我が家には天井裏に大きなロフトがあるので、上記のように孫の代まで残しておくことも
考えたけれど、なにせ息子3人。お嫁さんにとっては、かえって迷惑だろう。
そんな逡巡を経て、手放すことを、ようやく決めた。
できれば3脚まとめて、譲り受けて下さる方に引き渡したい。
身近にそんな人は思い浮かばなかったので、
ジモティ http://jmty.jp/tokyo に応募することにしたのだ。
必要項目をインプットし、
自分の身分証明書(2種類)を写真で撮影し、アップロードをすれば登録完了だ。
全てネット上での作業で完結するのは便利だと思った。
そして迎えた『出会い系』デビューの日。
ドキドキしながら、簡単な自己紹介と冒頭の写真をアップすると、
次から次へと13通もの応募や問い合わせがあり、1日余りで応募は締め切った。
私が希望した条件は、以下の2つ。
3脚一緒に引き取って下さる方。
家までとりに来て下さる方。
その両方の条件を満たしていない方には、早々にお詫びのメールを送った。
「ネットで出会う人は怖い」という妙な先入観があったせいか、
「逆ギレされたら、どうしよう??」などと思っていたが、それは杞憂だった。
こんな感じで、みなさま、とっても感じが良い。
+++
ご丁寧にご連絡くださり、誠にありがとうございます。
そうですよね・・・
私も3脚購入したいと思いましたので、
とっても人気があると思います!
2日に1回くらい、「ストッケ」「トリップ」で検索しています・・(笑)
是非、素敵な次の持ち主様へお譲りください。
+++
結局、私と同じ3人の男の子のママに、エールを送るつもりでお譲りすることにした。
とても喜んで下さって、
翌日、息子さん達が食卓で使っている様子の写真を送ってきて下さった。
きっと新しい家族の中で、トリップトラップは、再び使命を果たすことだろう。
モノの命の連鎖を繋げられたようで、とっても嬉しかった。
【今まで本当にありがとう!】
【次のお家でもがんばってね】
ありがとう、そして、さようなら!!
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