2015.12.23
昨日、友達から言われた言葉。
「子どもはさ、子どものまんまでいた方が
親が喜ぶから、子どものまんまでいようとするんだよ」。
名言だ。
親が子どもにしがみついている事実を、端的に言い表している。
なぜ、母親は子どもにしがみつくのか?
それは、母親であることが、自分のアイデンティティだからだ。
私は仕事のプロフィールに、
「主婦ときどきライター。軸足は家庭」みたいなことを、よく書く。
つまり、「主婦であること」が、長らく私のアイデンティティだったわけだ。
その期間は、次男、三男が生まれた頃からだから、11年くらいの間。
けれども、このところ、演奏会やら、チャレンジングな仕事やら、で、
「軸足は家庭」「基本、家にいる」というスタンスが崩れていた。
それを見つめたくなくて、ブログが書けなくなっていた。
でも、それで良くない?
「主婦である自分」がよろめいている。
今までとは、全然、気持ちが違ってきている。
それは、悪いことなのか?
下の子が11歳になろうとしている、今、
「自分の世界」を再構築することは、そんなに悪いこと?
問題は、私が今、感じている罪悪感。
この罪悪感は何なのだろう?
どうやって、この罪悪感が薄らぎ、
どうやって、『私自身』に戻っていくのだろう?
そもそも、なぜ、私は「主婦である自分」に
そこまで執着していたのだろう?
そんなことを考え始めている。
2018.7.9 更新
2022.4.30 更新
2021.5.16 更新
2024.12.5 更新
2024.12.4 更新
2024.12.4 更新