【鳥団子スープ、おいしかった】
かれこれ4年通っているパン教室。
名前だけは上級コースになっているけれど、
「ただ通っているだけ」になりつつある。
写真を撮って、整理をすることで
少しテンションアップしたいな。
【このパンを焼くと】
【このパンになる】
【甘めのパンも焼く】
【抹茶のお菓子も焼いた】
2016.2.19
の続きです。
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「赤紙が、きちゃった」
保育園希望を出しておきながら、いざ実際に保育園に当選した時の
正直な気持ちは、「招集礼状がきちゃった」というものだった。
すみません!!!
待機児童問題が深刻な今、こんな話を書いたら
不興を買うかな? とも思ったのですが、記録として書いておきたく。
あの頃、保育園の希望は、第3希望まで書けて、
その最後に書いた第3希望の保育園に、どうにか引っかかったようだ。
「もし、あの時、○○だったら……」という話は
あんまり好きではないけれど、
「もし、あの時、保育園に入れなかったら」
私の人生は全く違うものになっていたと思う。
息子が保育園に入ったことで、
私の仕事スイッチはオンになった。
(当たり前だけれど)周囲は働いているママ達ばかりだったから、
「私もちゃんと仕事をしなきゃ!」みたいな気持ちが沸いてきたのだ。
0歳児はのんびりしていたけれど、
1歳児の秋頃から、仕事が波に乗りだし、面白くなってきて、
それとともに、家庭内には不穏な空気が漂い始めた。
【銀座・伊東屋で修理に出す】
万年筆は、商売道具。
3本持っているが、そのうち2本の調子が悪くなったので
伊東屋に修理に行った。
マイスターみたいな人が、拡大鏡でペン先をチェックしてくれて
「すこし反ってしまっているので、1泊してお直ししましょう」とのこと。
伊東屋の良いところのひとつは、アフターフォローが丁寧なところ。
腕時計も私は伊東屋で買ったものを使っているのだが、
電池交換や修理の際、いつも「最上級のおもてなし」をしてもらった気分になる。
そういうのって大事だよな。
品揃えでいけば、ロフトや他の文具専門店も悪くはないのだけれど、
「おもてなし」感はやっぱり格別なので、
いつまでたっても私は「文房具は伊東屋で」派です。
それにしても。
伊東屋の万年筆コーナーは、男性比率が高いわ。
私が修理の手続きなどをしている間、
かなりの人が入れ替わり立ちかわりきたけれど、
男性ばかり。万年筆文化というのは、男性に支えられているのねぇ~。
というのが、新たな発見でした。
ママ友、パタちゃんより、「いちご狩りツアー」のお誘い。
【パタちゃん自作のパンフレット】
【旅行日程と見どころが書いてある】
今回のツアーは、小学生ママ総勢6名。
小学生がいると、平日にプライベートで家を離れることに、
どことなく後ろ髪引かれる。
ましてやプチ旅行なんて発想すら浮かばないけれど、
敏腕ツアコン、パタちゃんの素敵な企画に
スコーン! と、出かけても良いような気がした。
【特急かいじで出発】
平日、子ども達を学校に送りだしてから三鷹駅に集合。
「特急に乗る」というだけで、気分がアガる、アガる。
【あっという間に塩山到着】
いちご農家さんが車でお迎えにきてくれて、
15分くらいで、
【いちご農家に到着】
【練乳が入ったヘタいれをもらって】
食べ放題、好きですか? 私は苦手です。
案の定、「30分間、自由に食べて良いですよ~」とのことだったけど、
30分も食べていられないし!
でも、「いちご狩り」という名前の通り、「狩る」ということは
動物としての本能を刺激するようで、モリモリと食べる、食べる!
今年一年分のいちごを食べた気分に。
勝沼ぶどうの丘へ移動して、温泉とランチ。
温泉、「天空の湯」は、その名の通り、
露天風呂から山と空だけが見えて、絶景。
あの景色を見に、「特急・かいじ」に乗って来てもいいなと
思ったほど。写真撮れなかったのが残念!
【ランチは山梨牛のハンバーグ】
絶景を眺めながら、ぺちゃくちゃ、おしゃべり。
帰りは駅までの道をのんびり散歩してぇー。
【こういう何てことはない風景に癒される】
帰りの特急に乗ったら、
「もう、死んでもいい」と言っているママ友が。
どんだけ楽しかったんだ! でも、私も同感。
これだけ遊んでも、吉祥寺に5時には到着。
母たちが羽を伸ばしても、子ども達の生活には、何の支障もなく。
「こういう遊び方ができるんだ!」と、目から鱗。
【また遊びに行こうね!】
話は前後するが、当初、息子を保育園にいれるつもりはなかった。
仕事もさほどなかったし、
何よりも、柔らかいホワホワの赤ちゃんと一緒にいる時間は
幸せだった。
赤ちゃんと過ごす、穏やかな時間。
ママ友とおしゃべりしたり、
ベビーカーを押して散歩したり。
そんな日々は満ち足りていたし、何の問題もなかった。
「じゃあ、なぜ、保育園に申し込んだのか?」というと、
思いだすシーンがある。
ある日、ベビーカーを押して散歩をしていたら、
保育園の横を通った。
園庭で遊んでいる子たちは楽しそうで
「へぇ、こんな過ごし方もあるんだ」と思っていたら、
保育園の掲示板に「新年度園児募集」の告知があり、
申し込み期日が迫っていた。
青信号が点滅していると、むやみに渡りたくなるのと同じ感覚で
無性に申し込みをしてみたくなったのだ。
フリーランスだから点数が低いし、審査に合格するハズはないと
タカをくくっていたフシもある。
必要書類を慌てて揃えて、申し込みをした。
私の中では、『申し込みをする』ということに意義があったので、
申し込みをしたら満足して、すっかりそのことを忘れていた。
「息子の机の周りは、チョモランマになっているわ」と、Yちゃん。
「うちだって、息子の部屋は、すごいチョモランマ」と、Tちゃん。
上記は、Yちゃん宅のママ友お茶会で採取した会話。
そっかー!!!
「チョモランマがあるのは我が家だけではないんだ」と
安心する。
長男の部屋 兼 レゴ部屋が、汚部屋になっている件、
心のどこかで気になっていたけれど、
「どこの家にもチョモランマがある」ということで、
気持ちの上での「片を付け」、完了案件とすることにする。
●
Yちゃん宅は、インテリアや食器がオシャレで、
いつもお花が素敵に生けてあって、
暮らしをセンス良く楽しんでいる空気感がある。
「この家にくると、『お家のこと、がんばろう!』って、
いつも思うんだ」と、私が言うと、Tちゃんも「本当だよね」と深く賛同する。
そんなTちゃんだって、手作りロールケーキを持参していた。
私:「ロールケーキとか作っちゃうわけ?」
Tちゃん:「うん、現在、練習中なの」
私:「何のために?」
Tちゃん:「自分のため」
自分のためにロールケーキを練習する、なんて、
豊かな時間だな~!
私も棚上げしていた、パウンドケーキの練習、
やろっかなぁ、という気持ちになる。
たった1時間のお茶会だったけれど、
このチームに会うと、お家のことにヤル気がでる。
昨日は、塾の新年度オリエンテーションだった。
【セッティングされた新しい教科書】
今朝、起きてみたら春の雨が降っていて、
春を感じた。
季節がひとつ巡ると、子ども達の学年はひとつ上がる。
下の子は、いつまでたっても「小さい子」扱いしてしまうが、
そんな双子も、春から新6年生。
早いなぁ。
昨日は、塾の新年度オリエンテーションで、
新しい教科書をもらった。
「教科書に名前書いて、シール貼っておいてね」と、
声掛けしておいたら、自分たちで教科書をセッティングしていた。
双子なので、背表紙を見ただけで、どちらかわかるよう、
「赤シール」と「青シール」をつけているが、それも貼って。
これ以前の話として、
「新年度で新しい教科書が来るから、5年生の教科書は整理しておこう。
一緒に手伝う? 自分たちでできる?」と聞いたらところ、
「自分たちでできる。絶対に手伝わないで!」と言って、サクサクと片付けをしていた。
「お前は子ども達のことを信じていない」と、夫によく言われる。
要は『手出し』をしすぎると言うのだ。
そうは言われても、
「女親というのは、口も手を出してしまうものなのよ!」と
内心、思っていた。(口に出して言っていたかも)
でも、今回のこの教科書の並びっぷりをみて、
「どうせ、できないでしょ、やらないでしょ」前提で
話をするのは自重しようと思いました。
現在、中学3年生の長男を育ててみて、
「男の子と一緒に過ごせるのは、小学校6年生まで」という
気持ちは強い。
泣いても、笑っても、あと350日くらいしかない
彼らと一緒に過ごす時間を、心愉しく過ごしたいな~。
保障のない未来のために、
今、目の前にある幸せを投げ打つようなことに 何の意味があるのだろう?
私は、そこまで仕事がしたいのか?
そう自問自答すると、いつも答えは「NO!」だった。
+++
そう前回に書いたけれども、結果的に私は仕事を続けた。
「何で仕事が続いたんだろう?」と、今更ながらに考えてみて
思い浮かぶ顔がある。
Oりんだ。
「ほら、ぴかりん、また言っている~!」
私が「この仕事を続けていたって、何の意味があるんだろう」的な
後ろ向きなことを言うと、決まって、Oりんに言われたセリフだ。
「ぴかりんは、そう言いながらも、絶対に仕事したいんだって。
だから、がんばろう!」と、いつも励ましてくれた。
そう言ってもらうと、そんな気がした。
あの頃、時間があればOりんに会って、
未来への夢を語ったり、励ましあったり、
そんな時間が最高に楽しかったなー。
ライターなんて、グラビアアイドルのようなもの。
掃いて捨てるほど志望者はいて、
その中から、実力や人脈、専門性をつけて
自力で這い上がった人だけが、一流誌の特集を任せてもらえる。
「この”ライター虎の穴”から、私は絶対に這い上がってみせる」と
常々言っていたOりんは、あっという間に、
一流誌のトップインタビューを書くような存在まで登りつめていった。
そんなOりんを横から眺めていて、
「私も特集を任せてもらえるライターになりたい!」
いつしか、そんな気持ちが沸々と湧き上がってきた。
節分の日は、実は、双子の誕生日でもありました。
彼らの希望により、
メインディッシュは、チーズホンデュ。
チーズホンデュって、野菜をゆでるだけだから
実は、お手軽メニューなのよね。
ポイントとしては、チーズホンデュの素を
チーズ王国で買うこと。
スーパーで買うのとは、味とボリュームが違う。
ケーキも、今回は、外注。
双子からは、「ゲッ、ちっちぇー」と、大不評。
君たちは、何を望んでいたのかね?
母は、傷ついたあるよ。
ま、当日は、取材に2か所行った後の準備だったから、
自宅でお祝いしただけでも、自分を褒めてあげよう。
【ちゃま。さんがケーキを狙う】の図。
あかんよ。
【わかってますよ、母ちゃん。】
双子へのバースデープレゼントは、
パパチョイスの「カープの文房具セット」と、
そして、なぜか
カープアヒル。
意味わかんねー。
ともあれ、11歳のお誕生日おめでとう!!!
君たちが、我が家にやってきてくれて
私はとっても幸せだよ。
長男が、生まれた。
そりゃ、もう、可愛らしくて。
「こんなに愛らしい存在が、この世にあるのか!」と、
毎日思う、普通の親に私はなった。
仕事は、レギュラーの仕事を「産休」させてもらえていたので
とりあえず復帰はした。
けれども、仕事を続けていく意欲は、すっかり失せていた。
「この子と過ごす、今の時間以上に大切なものなんて、ないよね?」
そんな気持ちが沸いてきた。
フリーランスという働き方は、将来の保障は、何もない。
当時、子どもを産んでフリーランスで仕事を続けている先輩は 周囲にはいなかった。
仕事をしたい人は、
「子どもを産んでいたら仕事がなくなる」と 本気で言っているような、そんな時代だった。
保障のない未来のために、
今、目の前にある幸せを投げ打つようなことに 何の意味があるのだろう?
私は、そこまで仕事がしたいのか?
そう自問自答すると、いつも答えは「NO!」だった。
節分の日に恵方巻を食べるのが、
世の中の習わしになったのは、
ここ10年くらいの話。
吉祥寺のアトレでは、オシャレな恵方巻が
たくさん売られていたけれど、
それを横目に通りすぎ、我が家は自宅で作成。
とにかく、量。
量を作るんだったら、
お金のかけどころは、原材料費でしょう。
マグロとサーモンと、アボガド、のり。
それを全部買い込んだって2000円くらいだもの。
今年は、双子が「僕が巻きたい!」とのことで参戦。
人件費はタダです。
三男からスタート。
キッチリした性格のまんま、ノリにご飯を敷き、
具を並べる
手についたご飯を食べるのは、御愛嬌。
クルクル巻いたら、できあがり!
お次は次男くん。
おおーっと、いきなり、てんこ盛りのご飯!
ご飯は薄く伸ばしておくれよ!
出来上がった恵方巻を、「南・南・東」を
向いて食べましたとさ!