麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

東大総長の話を聞く 2時間

2016.5.2

GW、いかがおすごしでしょうか?

 

家族は、それぞれの予定で出払っていて、

私は、家事をしたり、原稿を書いたり、と、いつもと同じことをしているのに

GWというだけで、のんびりとした気持ちになるものです。ああ、幸せ!

 

さて。

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昨日は、長男の学校の学園祭に行ってきた。

毎年、学園祭では講演会が行われるのだが、

今年は、東大総長の五神 真さんの

「知のプロフェッショナル」になるということ というお話しだった。

 

東大総長というと、「雲の上のおじいさん(髭が生えている)」というイメージだったが、

五神さんは、若い! 経歴から計算してみたら、多分、58歳だった。

昨年、東大の総長になったと言っていたらから、57歳で東大の総長になっている。

今、気軽に食事をする友人の中には、57歳前後の人が数人いるので、

私にとって、57歳というのは、とても身近な年齢だ。

私も、いい年になったなぁ。(感想、ソコですか?)

 

講演の内容は、大きくわけて3つ

1)東大総長という仕事について

2)高校時代の話

3)自分の研究について

 

東大の行動ビジョンは、「知のプロフェッショナル」の育成。

知をもって人類社会全体の問題解決に果敢に挑戦する人材を、東大は育てているそうだ。

 

人類社会に全体の課題に挑戦する・・・って!!!

 

講演中、何度も、「人類」という言葉が出てきた。

専門は、光量子物理学。

「個人的な知人が何人もノーベル賞をとっている」と言っていたし、

「人類を背負う立場にいる人なんだなぁ」ということが伝わってきた。

 

けれども、暑苦しい使命感は全くナシ! 

 

自分の研究の話をする時の様子や、

東大総長になった今も、

大学院の研究生の週報に返事を書くのが楽しみだ、と話している様子から、

研究、大好き!!!! というのが伝わってきた。

 

人が何かにワクワクしているエネルギーというのは、

他の人を幸せに、温かな気持ちにさせてくれるものだ。

 

研究の内容については、ほとんど理解できなかったけれど(おいっ!)

「いい話を聞けたなぁ」という、ホッコリとした余韻を、今も楽しんでいる。