2016.7.4
【シベリウス交響曲第1番 ビオラパート譜面】
昨日、7月3日は、OBオケの夏の演奏会、本番だった。
これを書いてる7月4日 午前9:47分は、
「はぁ~、シベリウス良かったぁ」と、ウットリしている訳ですが、
これを書き終わったら、楽譜を「過去の演奏会ホルダー」に移し
仕事を始めるつもりだ。
人生が終わる時、走馬灯のように今生を思い出すとして、
「この風景は、それに入るかも」というシーンを採取できた。
本番、指揮をして下さった阿部先生のもとに
弦楽器、金管、木管、打楽器の全てのエネルギーが集まって
スパークしてるような、そんな煌めきの瞬間。
自分も、その中にいて、ひとりの楽器奏者でいられる幸福。
至福。私が知っている幸せのなかで、かなり上の部類の喜びだと思う。
とか、何とかウットリしていないで、
あと10分したら、取材のテープおこしを始めて、現実に戻ろう。
午後には、大切な打ち合わせで新宿まで行く。
【指揮者と独奏者】
今回の指揮をして下さった阿部未来先生(左)と、
ブルッフのヴァオリンコンチェルトのソリスト二瓶真悠さん(右)。
そして、弦分奏の指導を担当して下さった崎谷直人先生。
20代~30代前半の若い音楽家に接することができたことも
今回の演奏会の大きな収穫だった。
「若いのに」って書いていること自体、オバサンっぽいが←オバサンですけど???
「若い世代で、こんなに一生懸命生きている人がいるんだ」と、
すごく励みになった。
ライターという仕事も、高みを目指そうと思ったら、終わりのない仕事だが、
仕事を回すために、いつしか仕事を「こなす」ようになっている。
日々の糧を得るために、仕事を淡々とこなすことも大切なことだけれど、
今回の演奏会で、人生を賭けて芸術を追求している人達に触れさせて頂いて、
「挑戦」というエリアの仕事にも、臆せずトライしていこうと思ったのだ。
これって、サラリーマンがプロ野球選手の活躍を見て、
「よっしゃ!!!」みたいに思うのと同じことなんだろうな。
そんなことを思い出させて頂きました。
【スコアにも阿部先生にサインしてもらった】
【スコア中身】
スコアとは、総譜のこと。
オーケストラ全体が、どう動いているか? を見るためのもの。
緑のマーカーが、私のパートであるビオラパートの楽譜。
「ここでファゴットが入ってくるのね」
「チェロが入った次に、ビオラが入るのか」などど、
音楽全体の流れの中で、自分のパートを把握して弾くのは、
大事なこと。
それも人生に似ているなぁと思った。
ちょっと前まで、「自分のパートをやること」だけに必死になっていたけれど、
他の人達との調和を意識することで、
すごく気持ちの良いハーモニーを感じることができることに
最近、気がついた。
他者とのハーモニーを楽しみ、味わうこと。
それも最近、意識していることだ。
コレ、書き出すとキリがないので、今日は、ここまで!
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