麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

息を吸っているだけで面倒な人

2017.7.24

それは私のことですけど、何か? 

 

私の座右の銘は、日々、是、取材。

日常で拾った話を、ご本人の了解を得た上で、

アップしていこうと思う。

 

銀座がホームグランドの、有閑マダムに言われた言葉。

 

+++

 

「ひかるちゃんはさ、息を吸っているだけで面倒なんだから、

余計なことは、なるべく考えないようにしなね」

 

これ、普通に読んだら、失礼な感じに聞こえるだろうけれど、

何しろ、マダムとは、30年来のお付き合い。

「あ~、本当に私のことをわかってくれているんだなぁ」と、感動した。

 

誤解のないように付け加えておくと

件(くだん)の言葉の前に、

「良く言えば、好奇心旺盛で一生懸命なんだけど」という枕詞がついてました。

 

でも、私的には、「息吸っているだけで面倒」って

言いえて妙だなぁと、めっちゃツボだった。

 

 

マダムとは、2カ月に一度、銀座で定例会をしている。

最初に、有閑マダムって書いたけど、この方、全然、「暇」じゃない。

 

ライフスタイルが華やかで、有閑マダムっぽいから、

プレイとしてそう呼んでいるだけ。

 

このマダム、ほぼ毎月、海外に行っていて、

おねだりして、

泊まってたホテルの写真などを見せてもらうんだけど、

溜息がでるような素敵さ。一泊16万円のヴィラとか。

 

私 : 「何が、普通のホテルと違うんですか?」

マダム : 「私達のための執事さんがいるのよ」

 

執事がいる部屋って、どーなの???

勢いで、池袋の執事カフェのHPを見てしまった。

こんな世界があるのね!(全然、関係ない・・)

 

フットワークもやたら軽くて

「ちょっとランチをしに、沖縄行ってきた」みたいな感じ???

 

肩書は、専業主婦。

しかも、お子さんはいらっしゃらない。

 

私 : 「何で、専業主婦なのに、そんなに予定があるんですか?」

マダム : 「な~んか、色々やってんのよ」 

 

銀座を、いつも颯爽と闊歩している感じ。

ハイヒールなのに、歩くのも、本当に早いし。

銀座の街を一緒に歩くと、私は息切れしちゃうほど。

 

私 : 「何で、そんなに早く歩くんですか?」

マダム : 「え? これ私の中では、最高に遅い速度だけれど??」

 

マダムと私のライフスタイルは全く違うし(当たり前)

性格も、かーなーり対極な感じなので、

お互いがお互いに、物珍しいのだと思われる。

 

だから。

定例会は、「異人種交流会」ということになっている。

 

マダムは、銀座のお店に超詳しいので、

私のニーズ(「今日はカレーの気分」とか・・)を伝えておくと、

3パターンくらい、お店を考えておいてくれる。

 

素晴らしき段取り力で、

きっと旦那様にも、こんな感じで尽くしてるんだろうなという感じ。

 

マダムと旦那さまは超ラブラブ。いつもラブラブ。

裏山すぃ~!!

 

「銀座マスター」なマダムとお会いして、余裕のある人の空気感に触れる。

その後、文房具おたく(私です)の聖地、伊東屋を、ブラブラする。

 

このコース、銀座の空気を吸ってきました!!! 

という気分になる。(そりゃ、そうだ)