2017.9.19
【この夏、モーツアルトについて考えてみたが・・】
昨日は、モーツアルトのレクイエム(モツレク)の本番だった。
改装したばかりの武蔵野市民文化会館で演奏できたことは嬉しかったが、
今朝、最も感じたことは、
演奏会のレセプションで、指揮者の先生が
「モーツアルトというのは、いつまでやっても仕上がりません。
ですから、2カ月という期間を区切って練習するのは
ある意味、正解だったと思います」と、仰っていた。
それを聞いて、ものすごく安心した。
キャーキャー言っていた私だが。
演奏会が近づくにつれ
「あれ? これ、ヤバくね?? 全然、弾けてなくね?」と感じ、
奈落。って書いたけれど、
そんな恐怖を感じた。
例えるならば。
童謡の「ぞうさん」を、「ちゃんと歌う」ことは
相当な歌唱技術と音楽的理解がないとできない。そんな感じ。
むしろ。
幻想の方が譜面面が難しいだけに、「やった気」になれる、みたいな?
この部分を深く考え出すと、
青春の痛み。アゲインになってしまう気がして、
慌てて「仕事」とか「家事」などに避難しましたとさ。
モツレクで感じた『問題提起』は謙虚に受け止め
人生をかけて、ゆっくり考えていきたいと思う。
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