麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

チョロ男くん。からの要請

2018.2.6

チョロ男くん。というのは、三男の愛称である。

 

そういえば、私のブログの登場回数、

彼が一番少ないかもしれない。

 

今月は、三男くん強化月間にしようかな。

 

三男くんを一言で表現するならば、

周りをよく見ている人、という感じ。

 

周りをよく見ているから、チョロ、チョロとよく動く。

だから、チョロ男くん。なのだ。

 

長男は、よく言っている。

「あいつは、本当に『おなま』だ」

 

「おなま」というのは、我が家の「特有言語」かもしれない。

要は、生意気ということ。

 

相手のことをよく見ているから

「よく、そこまで、急所をついて生意気なこと言えますね」と、

私は、ひどく感心してしまう。

 

それとともに、思うのだ。

「それが、チョロ男くん。なりの自己アピールなんだろうな」と。

 

次男には、圧倒的な華がある。

自由人でもあるので、我が道を行く! という雰囲気もある。

 

3兄弟を客観的に眺めてみると、

キャラクター的な濃さは、3兄弟の中でダントツな次男。

 

その次男と、「双子だという役回り」は、大変だと思う。

 

だから、三男くんと私だけの時間を作るために

二人で電車に乗って絵画教室に通ったりもしていた。

 

それでも、尚、補えない部分もあるのだろう。

だから三男くんの生意気アピールは、

「僕を見て!」という彼の声の気がして、いじらしい。

 

私は愛おしいなぁ、という気持ちを込めて、

「もうチョロ男は、また『おなま』言っている!」

などと使っているのだけれど、

同性の兄弟である長男は、

本気でムカついている模様(爆)

 

そんなチョロ男くん。から、朝7時すぎに電話がかかってきた。

 

朝7時すぎの息子たちからの電話は、

ほぼ100%の確率で、

「お弁当を持って出るの忘れた。届けてくれ」だ。

 

せっかく作ったお弁当を無駄にしたくないから、

自転車をかっとばして、駅までの道を歩いている息子に

私は、お弁当を届ける。いわば、我が家の日常風景。

 

それなのに。

三男くんからの要請は、

「今日、午後、雨が降るという予報なのに

傘を持ってくるのを忘れた。届けて」だった。

 

感動した。何か、すごいわ~!!!

 

私は、天気予報とか一切、見ないタイプ。

雨が降りそうな時は、夫が仕事先から、

「雨降りそうだから、洗濯物をとりこんで」と、電話をくれる。

 

ちなみに、洗濯物の担当は夫なので、

雨が降りそうな時は、夫はあらかじめ室内に干しているらしい。

でも、天気『予報』だから、外れることもあるのだろう。

そうなると、私に電話がかかってくる模様。

(すべてが推測口調なのも、かなり、どーかと思うが! )

 

それなのに、中学1年生の男子が、

「雨が降る予報なのに、傘を忘れたから、届けて欲しい」と

電話をかけてきたのだ。

 

す・ご・く・な・い・で・す・か?

今、流行りの言葉でいえば、『多様性』っていうんですか?

 

私と全然、違う生き物。私が産んで育てたはずなのに、

私と全然、違う生き物。に育っている(単に、夫似という噂もある)。

 

それが、すごいなーと感動したのだ。

 

チョロ男くん。と私は、相性がいい(当社比)

 

3人の子どもの中で、

一緒にいて、私が一番『楽』なのは彼なのだ。

 

子どもが三人以上いるママに、

「一緒にいて『楽』な子と、そうじゃない子と、いるよね?」と問うと、

みんなが「わかるーーー! それ、あるよね」と、言う。