2018.4.30
武蔵野市立吉祥寺美術館で行われている
これを読んでいるリアル友達へ。
間違いはないから。入館料は300円也。
さて。
そんな訳で、大興奮の展覧会でございました。
もちろん、作品集も買った。
展覧会で作品集を買うことって、滅多にないのだが、
福田利之さんは、「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気コンテンツや
Spitzのアートワークを手掛けるイラストレータさん。
かれこれ10年近く前。
フラッと入った吉祥寺のギャラリーで、
その時に買った絵葉書は、額に入れて長らく飾っていたな。
当時は専業主婦だったから、絵葉書を買うのが精一杯。
それでも、彼の絵をずっと眺めていたかったのだ。
その時の絵葉書の絵が、
今回買った作品集の中に収録されていて
すごく嬉しかった!!! など。
つい熱く語ってしまうけれど
展示の中で、彼は何回も
というようなことを言っていたけれど、彼の絵の在り方って、そういう感じ。
彼はお父さんがカメラマンだった影響で美大に行って、
その頃、主流だった「ガッつり、アートです」という感じの絵ではなく、
と、考えるようになったそーだ。
そんなことを展示パネルの中で語っていて、すごく共鳴した。
●
私がライターのキャリアをスタートしたのは、女性誌でして。
ママ友に、かつて働いていた雑誌名(複数)を言うと、
「本当?? 嘘でしょ?」と、経歴詐称疑惑が、必ず浮上する。
でも、そんな媒体様にもマネー記事の需要はあったから、
違和感を言語化できないまま、20年近くも働いておりました。
けれど、昨日の展示で、
「生活の中で本当に必要とされる絵」という言葉に出会って、
上記の言い回し、私の印象で書いているので、言い回しは少し違うかも・・だけど。
(「熊谷守一展」以後、メモをとりながら展示会を見るのをやめている)
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今、スピッツの「リサイクル」というアルバムをかけながら、
ミナペルホネンのデザイナー、皆川明さんがデザインしたブランケットを膝にかけて
この文章を書いている。
スピッツ、皆川明、福田利之、・・、このあたりって、似た雰囲気がある。
何だろう?? コレ?? これらに惹かれる何かが、私の中にある。
先日、お金の専門家の方に、
「楢戸さんの文章って、パッと見てわかる。
そんな、マネーライターさん、他にいないから!」と、おっしゃって頂いた。
すごく嬉しかった。
そんなことを意識してみようかな??
●
今回の展示のキューレションは、パタちゃんのお友達の、みちちゃま。
高畠邦生のなつやすみ展も、素晴らしかった。
「デビュー20周年記念 どいかや展 チリとチリリ」の時も、悶絶した。
みちちゃまの展示、すっごく好みなので、今後も追いかけていきたい。
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