2019.6.5
下記のメルマガで興味を持って、読んでみたら
上記の言葉に出会ったので拾っておこう。
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FROM 川畑のぶこ
みなさんは
「リトリート」という言葉を
聞いたことがあるでしょうか。
英語で"Retreat"は直訳すると
「避難所」とか「隠れ家」、
という意味になるのですか、
日常の困難から離れて、
静かで安全な場所に
身をおくことをこう呼びます。
現代では、
日々の喧騒から離れて、
心や体を休ませ滋養したり、
穏やかさの中で
自分自身と深く向き合い、
心身の健康を増進させたり
するための転地療養の場に
このリトリートの概念が
用いられています。
リトリートはRe-Treat、
すなわち「再び」+「もてなす」
という意味でもありますから、
日頃ないがしろに扱っている
自分自身を丁寧にケアする
という意味でもあるわけです。
私は今、伊豆高原の
リトリートにいます。
サイモントン療法の
6日間の滞在型研修で、
がん患者さんやご家族の、
また、同メソッドを学んで、
仕事やより豊かな人生に
役立てたいインターンの
みなさんとのリトリートですが、
オーガナイザーである私自身にとっても、
この場はリトリートです。
海と緑に囲まれ、
鳥の声で目覚める毎日。
滞在先の施設は個々の
リクエストに応じてくれて、
私は3食マクロビで
上げ膳据え膳、
コンコンと湧く温泉に
身を浸しながらの6日間は夢のようで、
疲れを癒し、
自分自身を取り戻すのに
絶好のロケーションです。
ところが、それより
何より素晴らしいのは、
調和をつくりだそう、
穏やかさを取り戻そうと、
そこに集まり互いに学び合う
人々のエネルギーです。
この集団力動は、
言葉では言い表せない
癒しのエネルギーを放ちます。
ケンブリッジ辞典ではリトリートを、
「何かをすることをやめたり、
問題を作り出す考えを
持つことをやめること」
と定義しています。
集団で何かをすることは
パワフルですが、
集団で何もせず
静けさの中に身をおき、
すなわち、瞑想的な時間を
過ごすことのパワーが素晴らしいのです。
まさに、心の断捨離です。
今回のサイモントンのリトリートでも、
参加者のみなさんとともに、
過剰な活動を控え、
こころ、からだ、スピリットの
調和をテーマに学びを深め、
グループワークでは
相手の話にじっくりと耳を傾け、
気づきを得ています。
私たちは日頃、話すことにも急ぎ、
聴くことにも急ぎすぎています。
この、じっくり聞いて、
またじっくり話して、
受け止めてもらえることの豊かさ。
安全・安心な場のあることの
ありがたさは、なかなか手軽に
得られるものではありません。
最近、
自分を見失ってしまいそうとか、
なかなか疲れがとれない、などと思ったら、
思い切って、
自分をもてなすリトリートを
思い出してみてください。
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★サイモントン療法
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- 川畑のぶこ
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