2022.3.14
私は1969年生まれだから、私が生まれる5年前に
64歳でなくなった、そんな距離感の時代を生きていた人です。
で。
プーランクの音楽って、聴いたことありますか?
いや、下記の問の方が現実的ですね。
今回の演奏会を企画した森亮平さんによれば、
プーランクという作曲家の位置づけは、こんな感じのようだ。
+++
クラッシックを学ぶにあたって絶対に知っておかなければいけない
作曲家は多い。
まず、バッハ、モーツアルト、ベートヴェンあたりは
余程特殊な民族楽器をやらない限り知っていて当然の面々だと思う。
⇒ (私の心の声)
特殊な民族楽器をやっていなくても、普通の人でも知っている。
(ここで、数人の作曲家があがるが、中略)
弦楽器でいえば先程挙げた以外にハイドンやメンデルスゾーンを避けては通れない。
歌を生業とするなら多くのイタリア人作曲家の他にシューベルトや
シューマンは必要な知識だろう。
(ここで、楽器別に「その道の専攻の学生が避けては通れない作曲家名」が
羅列されるが、中略)
⇒ (私の心の声)
「楽器別に『生きている世界が違う』みたいな世界観がある」という話、
音楽部という部活動中心だった学生時代を思い出して、とても懐かしくなった。
+++
で。
でも。初耳だった、「ヴァイオリンソナタ」「チェロソナタ」
両方のプーランクの曲が、イカしてましておりましたので。
演奏されていたのは。
ヴァイオリンソナタは、迫田圭さん。
チェロソナタは、細井唯さん。
プーランクっていうのは、
「演奏家という人生を歩むことを決めた人」が、
ゴリゴリと弾くにふさわしい曲というか。
お二人とも、「円熟の入り口」というお年頃で
「ただ、曲を聴くことだけに、身を委ねられる」という感じで
難曲を、安心して聴けました。
個人的には、迫田さんのヴァイオリンが
ビオラの音みたい~! と思ったのですが。
●
今回の演奏会、パタちゃんも来ていた。
10年近く前、本田健さんに御自身のセミナーにお誘い頂き
「お友達も誘っていいから、連れておいで」と、
おっしゃって頂いたことがある。
その時が、二人の「初めまして!」だったけれど、
親交が深まり、長い時間、続いていたのが嬉しかった。
で。
パタちゃんは車でコンサートホールまで来ていたので
帰り道、車に乗せてくれたのだが。
プーランクの後、シンディーローパーって、
なかなかに相性良かったわ!(笑)。
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