麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

東京大薪能 都庁前広場にて

2022.10.17

【都庁前広場で薪能が奉納された】

 

昨日、都庁前広場で薪能を見てきた。

 

に、しても、都庁すごいね。。

 

【そびえ立つメトロポリタン】

 

都庁に行く前の通路に、

「TOKYO」と書かれたポスターの連作があった。

 

歌舞伎やキティちゃんなど、「外国人から見たTOKYO」の写真がいろいろあって、

「なるほど、東京って、こんな感じなんだ!」と思いつつ歩を進め。

 

 

辿りついた都庁は、紫色のライトアップだった。

 

(都庁が完成した)1990年代のノリっていうのかしら?

ザ★バブル。 ジュリアナ東京を彷彿とさせる感じ? 

 

ジュリアナ東京には、行ったことないけどな!

 

突っ込まれる前に言っておこう。でも、1990年代は、商社OL(死語?)だった

私にとっては、ジュリアナは、わりかし近い距離感ではあったのだ。(自慢です)

 

で。

 

前回、能を見た時は、イヤホンガイドで話の進行を理解したのだが、

今回は、イヤホンガイドがなく。

 

こりゃ、ダメだ・・と、思ったが。

 

なかなか、どうして。話の筋がある舞台というよりも

むしろ音楽として能を鑑賞したら、楽しかった。

 

鼓の音とか、最高でしょ!

 

話の筋についていけないから、能楽協会の、

「能の基礎知識」を、眺めてみたら、こんな一文があった

 

+++

だから、参加してほしい。舞台上のすべてを完璧に理解することなど不可能だし、その必要もない。美しい装束や面、切れのよい所作などを眺め、音楽に身を任せ、その日の自分の感性に触れるところだけを好きなように味わう

+++

 

なんだ、そんなんでいいんだ! って思った。

 

実際のところ、自宅に戻ってきてから

夫は、他の能公演を調べていたし

私は、能の脚運びや「かまえ」の真似をしてみたりした。

 

おそらく、こんなんでいいんだろうな~と、思った。

 

古典芸能って、ハードル高い感じがしたけれど、

独特の節回しのセリフや、音楽は、最高に心地良かった。

 

ボケっと能舞台を眺める、というあたりが

今の私との能の関係性としては、合っているのかな、と、思った。