2024.9.26
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仕事沼の岸辺が見えて、ようやく「今期の曲と向き合おう!」という気持ちの余力が出てきました。
先週の土曜日は弦分奏で、「アマチュアオーケストラが何たるか」をよくご存じのトレーナーの先生は、ザーッとポイント押さえながら全曲を流しで弾かせて下さった。
あ、そーだ、そーだ、シベリウスの2番って、こんな曲だよなぁ
そんな気持ちになり、ようやく「譜読み」にドボンと飛び込むことができました。
秋の夜長に、猫と音楽があるって最上級ですよね。。
今回は、「譜読み」の行程をご紹介しましょう!
まず、音源を聴きながらスコアを読んでいきます。スコアというのはオーケストラの総譜のことで、全パートの動きを知ることができます。
これで曲の構造を理解しつつ、オーケストラの中で、我がビオラパートがどんな役割を担ているのか? を考えます。赤いアンダーラインが引いてあるのがビオラパートです。
スコアに慣れてきたら、パート譜を横に置いて、ボーイング(弓の上下などの動かし方)を把握しつつ、音を拾っていきます。ドレミファソラシドといった音階はもちろん、長さ、テンポ感な、実際に自分が音を出して弾く時をイメージしながら音源を聴くのです。
ボーイングは、同じ曲でも指揮者やメンバーによって毎回異なるし、練習の途中で変更になることもあります。
「PIZZ」はピチカートのことで、弦を弓で弾くのではなく、弦を指で弾く弾き方です。ピチカートのところ弾いてしまうと、めちゃ目立つので、要注意!
前回の演奏会の感想でレセプション、お姉様とお話をしたことを書きました。曰く。
うちのオーケストラは80歳オーバーのお兄様、お姉様もいらっしゃって、昨日は、レセプションの場で、そんな方たちと、「いつ、オーケストラ参加をストップするのか。それを見極めるのが難しい」といったお話をした。
お姉様の方が、今期、旦那様の介護で降り番されるそう。そんなことを知ると、「弾けているうちが花だな」と思う。
18歳からビオラを始めて、「弾けない私はダメ」を念仏のように唱えているのだが、もういい加減、そういうのも飽きてきた。
せっかく楽器を弾ける状態なのだから、今期は、「できない箇所をさらう」ことに終始せず、まずは「ここ、弾きたい!」を楽しむことから始めたいと思った。
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