月別アーカイブ: 2024年11月

《対談》型にハマらない生き方の豊かさとは。「不登校」を教育のプロライター楢戸さんが語る

芳麗さんのVoicyで話をしました。

掲題の放送へのリンクは、コチラ。

芳麗さんと不登校を語る意義

今回のテーマについては、私は普段のVoicyより熱量高く語っています。丘りんが私を「教育のプロライター」と呼んでくれるのは、小学館さんの「みんなの教育技術」という小学校の先生向けの教育専門媒体で執筆しているから。そこでの私のプロフィールはこんな感じです。

楢戸ひかる(ならと・ひかる)
ライター。「ギフテッド」や「学校に行かない選択をした子供たちのためのフリースクール」取材を通じて、新しい学びの選択肢を探究している。自身のサイト主婦er内に「ギフテッド関連記事のリンク集」がある。

「広く拡散する」と「専門領域を掘り下げる」。「発信をする」という営みの中で、両輪が不可欠だと理解はしているものの、なかなか両立はしづらいです。

芳麗さんと「対談」をさせて頂くことで、私と異なる分野で活動している彼女だからこそ「広く拡散する」ということを補完してもらえている実感がありました。

掛け合わさるというのかしら? おそらく、きっと。普段、私がひとりで発信している時とは違う層にもアプローチできたと思います。

ありがとう! 丘りん。

〈目次〉2024年 芳麗さんとのクリエイション

クリエイターの友達との会話は、それ自体がクリエイション! そんな時間の積み重ねを綴っています。コチラ。

《仕事術》楢戸ひかるさんの執筆が進む快適な「コックピット」の作り方とは?

芳麗さんのVoicyで話をしました。

掲題の放送へのリンクは、コチラ。

心地よい仕事部屋は人それぞれ

放送では、「自分にとって心地良い仕事部屋とは?」という話になった。私は、仕事エリアを「コックピット」と呼んでいるくらいだから、大切なのは機能性です。飾り物的なものは一切置いていないのだけれど、飯守篤子さんや芳麗さんは、インスピレーションが沸く仕掛けを大切にしていたりする。面白いな~。

仕事をする空間とは、何か?

そんなことだけでも、話が広がると思う。皆さんの仕事部屋に不可欠なもの、はたまた「これだけは置きたくないもの」は何ですか?

〈目次〉2024年 芳麗さんとのクリエイション

クリエイターの友達との会話は、それ自体がクリエイション! そんな時間の積み重ねを綴っています。コチラ。

成功したヲタク ~畠中雅子さんのFP向けセミナー~

成功したヲタク

漫画家ひうらさとるさんの担当編集者さんから教えて頂いた「成功したヲタク」というパワーワードがある。

「成功したヲタク」とは、「推しに認知してもらっている」とか、更にエスカレートして「推しとコミュニケーションしたことがある」とか、そんな状態を指す言葉のよーだ。

職業柄なのか、「面白い言葉を、使いたい!」という欲望があり、早速、使ってみた、ナウ。

DE.

前置きが長くなりましたが。昨日、畠中雅子さん主催のズームセミナーがあり、ホスト役を仰せつかりました。ドヤ顔(成功したヲタク)。

FPが知っておきたい高齢者施設の知識と現状

老後資金プランニングは、「自立時」で終わってはいけない。/「老後破産」の中で、「介護破産」が占める割合は少なくない。

‥‥‥といった話からスタートして2時間余りのセミナー、いや~、圧巻だった。

著作権の関係上、詳しいことは書けませんが(いつか取材を申し込んで記事化できる部分はしたいが)。

長年(30年来)、マネーライターという仕事をしている私は、「畠中雅子さんこそ、日本のマネー情報の『地ならし』をされた方だ!」という想いは強まる一方です。

昨日のセミナーは、そんな畠中さんが、「高齢期のお金についても本格的に着手されるのでは?」という予感がする内容で、マネーライターの私は大・大・大興奮でした。

キーワードはケアハウス

・‥‥と匂いだけ嗅がせて、内容が一切ナシ! というのもどーかと思うので。

ひとつだけキーワードをあげておきます。それは‥‥‥。

ケアハウス

ケアハウスとは、自治体と社団法人がやっている施設で、一般的に有料老人ホームより経費が安い。

そんな素敵な存在のケアハウスがほとんど知られていないのは、有料老人ホームの広告量に比べ、圧倒的に情報量が少ないからだ。

「ケアハウス」と検索をかけても、上位にあがってくるのは「ケアハウス””」の有料老人ホームなことが多いそうだ。

ケアハウスの情報が知りたければ、自治体に問い合わせをするのが確か

先日、このブログで紹介した東京弘済園はケアハウス事業も手がけており、ケアハウスの中でも料金が高いが(一般的なケアハウスの倍くらい)‥‥‥。

「事業主体が特養まで手掛けているケアハウスも多いので、ケアハウスという存在を知っていると、老後(介護)のライフプランニングが成り立ってしまう」と、畠中さんは言っていました。

いざ、広島へ! 「やる」「やる」詐欺疑惑返上

ズームが始まる前に畠中さんと世間話をする中で、「楢戸さん、オヤトリドリさんで、ユニークな介護施設を紹介したい! って張り切っていたけれど、どうしたの?」と、話を振って頂きました。

ハ! タシカニ、ワタシ、ソウイッテ、マシタネ。キオクハ、アリマス。

目が泳ぎながらの棒読み返答をする私。

夏 ギフテッドの国際学会に参加 ⇒ 秋 文科省のギフテッド事業の大きな舵切り取材 ⇒ 冬(12月1日) 学会キックオフ と、ギフテッドに魂を奪われていました。

そんな状況を言い訳がましく説明すると。「楢戸さんのハマり方って面白いよね」と理解を示して下さり。

私、畠中さんと一緒に行った金沢の取材時は、大興奮して、「これからは介護施設をたくさん見たい!」とかナンとか連呼していたと思われます。

子供がファミレスに行って、「アレも食べたい、コレも食べたい!」と自分の腹具合と相談せずに目でたのんじゃうノリと同じで、その時、その瞬間は、本気も本気、100%の気持ちで「やりたい!」と思っている。つまり、俯瞰する力(メタ認知)が弱いのです。

冷静に考えれば、自分のパワー的に無理だった件。

そんな不肖の舎弟に、畠中さんは再び、お声かけをして下さった。

1月に広島に行くけれど、一緒に行く?

はい、行きます!!!  

そして思うのだ。「2025年は、お金分野をしっかり書いていこう!」と。

決意表明として、ブログで開陳しておきマス。

ひうらさとるさんの個展に行ってきた

ひうらさとる(敬称略)40th原画展

サインをしてもらう

先週、吉祥寺のリベストギャラリーで、ひうらさとるさんの40th原画展があったので行ってきた。

原画展の前には、ひうらさんと担当編集者さんが我が家でランチをしていたので、「漫画家さんと一緒に原画展に行く!」というスペシャルな体験ができた。

リベストギャラリーは漫画家さんの原画展をよく開催していて、作品を読んだことがある漫画家さんだと、買い物帰りなどに自転車を止めて見ることはあったが。

「文章の人」の私にとって、漫画は他人事でしかなかった。

けれども、「今さっきまで、ランチをしていた方の原画を拝見する」というのは、リアリティが違った。

「これ、ひうらさんが描いているのかぁ」などと思いながら、線のひとつ、ひとつを食い入るように眺めておりました。

「自分の作品」を作り続けるということ

私が最も感銘を受けたのは、「ひうらさとる 漫画家生活40周年記念本」と名付けられたライナーノーツ。曰く…。

レコードにそっと差し込まれたライナーノーツには、まれにシンガー本人による回想がなされたものがあります。この記念誌ではそれになぞらえ、すべてのタイトルについて作者の言葉を記録しておきたいと考えました。

デビュー前から、ひうらさんが、どんな気持ちで作品を作ってきたのか? ひとつ、ひとつの作品に対しての想いが綴られており、会場で読み耽ってしまった。

あまりに私が熟読していたので、ひうらさんから本をプレゼントして頂いた(喜)。

冒頭の写真は、プレゼント頂いた「ひうらさとる 漫画家生活40周年記念本」にサインをして頂いているの図、です。

「KEITA MARUYAMA×ひうら」コラボTシャツ

ひうらさんは、40周年のパーティードレスをKEITA MARUYAMAさんに依頼されたそう。その打ち合わせの様子は、コチラ。

きっと仲良しさんなんでしょーね。すごいな。。KEITA MARUYAMAさんと友達で、周年のパーティードレスをオーダーするって、いろんな意味で「ギョーカイ人!」って感じ。

コラボTシャツと記念本

個展では「KEITA MARUYAMA×ひうら」コラボTシャツが販売されていたので、速攻ゲットしますた。

今年最も力を注いだ仕事、「飯守篤子さんの自伝を執筆」は、篤子さんが起業家ということもあって、「なにゆえに、仕事をするのか?」を自問自答する機会になった。

これまでは、正直なところ「オファー頂いた仕事をクオリティ高く仕上げること」以上でも以下でもない、みたいな感じで仕事をしてきました。

けれども、篤子さんの本の執筆を通じて、「何がしたくて、私は文章を書くのか?」みたいなことを考え始めた2024年だった。

2025年は、「これが私の作品です」と言えるような仕事に、今よりもエネルギーを注いでいきたいと考えている。

そんな仕事をする時は、ひうらさんにあやかれるよう、ひうらさんTシャツを着て原稿を書きたいと思っている。

手紬ぎの毛糸 ~ひろこちゃんの個展~

ひろこちゃんが実演してくれた!

糸屋のひろこちゃん

オーケストラの後輩ちゃんで、ひろこちゃんという子がいる。ひろこちゃんのご両親は長年、オーストラリアに住んでいた関係上、お母様は羊の毛から毛糸を紡ぐ、編み物の先生だそう。ひろこちゃんは編み物もするけれど、どちらかというと、毛糸屋さん。「ひろこちゃんの毛糸」にお客さんもついているそうです。

そんな、ひろこちゃんが外苑前のギャラリーで個展をされるということで、先週の金曜日に行ってきました!

原材料の羊の毛から糸を紡ぐ

色使いを楽しむ

カラフルな色使いの毛糸や展示

「今回は色を楽しめたな~って思っているんです」と、ひろこちゃん。壁も色画用紙を丸くくりぬいて装飾。そこに自分の作品を並べるって、超・楽しそう!!

美しい色、色、色。
毛糸がトランクに入っていると、雰囲気ある!
藍染め作家さんとのコラボ
毛糸のショールが一枚あるだけで、カジュアルな服がオシャレに

寝室用アームウォーマー

今年はこの色にしてみた

私が連れて帰ったのは、この子です。手紬ぎの様子を見せてもらったら、「この毛糸はオーガニックだから身体に優しいんだろうな」と思った。

就寝時につけています。

私は「手袋なくし大魔王」なので、大切なアームカバーが紛失したら大事件! その点、就寝用で寝室の籠にいれておけば紛失の配はなし! ハンドクリームを塗った後、アームカバーをつけて眠る‥‥就寝儀式になりそうです。

サイプレスリゾート久米島~主婦の久米島ソロ旅③~

夕暮れが素敵なホテル

夜の写真に一目惚れ

今回、久米島に飛ぼうと思ったのは、「このホテルに泊まりたい!」という気持ちがあったから。久米島空港からタクシーで5分です。

シンリ浜に面している

空港のそばなので飛行機の発着が窓越しに眺められて、旅情がかきたてられます。

部屋とデッキ

部屋は、こんな感じでした。

ソロで泊まるには広すぎた客室

建物は古いけれども、掃除は行き届いています。「離島のホテル」という意味では上々だと思います。

夕暮れのプールサイドは雰囲は、とても良かった! この日は雨が降っていたのだけれど、お天気だったら水平線の向こうに夕日が見えるようです。

西に面したホテル
海沿いで仕事とか最高すぎる!

デッキでワーケーションをしている方々。私も、ちょっとだけここで書き物をしました。

お食事と夜のひととき

立地としては、徒歩圏内にはホテル以外に何もない! という場所です。

レストラン

一泊目の夜ごはんはホテルの中で食べることにしました。

窓越しに夜のプールが見える
海ぶどう

この海ぶどう、プチプチで美味しかった!!

車海老贅沢丼

久米島は車海老の名産地。しからば、頂きましょう! 車海老は身がプリプリしていて食べごたえがありました。途中からは車海老から摂った出汁をかけて頂きます。満足、満足!

食後に夜のお散歩

食後はホテルの外を散歩しました。

夜のプール

夜のプール、雰囲気ある~!!

シンリ浜が目の前なので、階段を下りて海辺まで行ってみましたが……。

階段降りて海辺まで行ってみる。

ちょっと怖い……。ソロ旅だと夜の海辺の散歩は無理であることを学びました。

再びホテルに戻ってくる

ホテルの明かりにホッとします。

一日目は午前3時半起きだったので、そろそろ電池切れ。バタンキューでした。

次回と前回

次回は、コチラです。

前回は、コチラです。

主婦の久米島ソロ旅 目次

目次は、コチラです。

はての浜でシュノーケリング~主婦の久米島ソロ旅②~

船でシュノーケリングスポットへ

今回の旅は、仕事が逼迫している時に「海に潜りたい」と思ったことが発端でした。

私は、4歳~14歳くらいを茅ヶ崎の海の近くで過ごしており、「海の中にいる」というのは原体験に近いのだと思われます。

いつも「私が見た景色」を撮影しているだけだから「ブログに自分の姿を晒すことって、ないなぁ~」と、写真を見て思った。

でも、今回はさすがに「自分あり」の写真を載せておきます。風に吹かれて髪の毛ボサボサですが、勇気を出して、せーの!

船から海に入る

シュノーケリング中は、口を「う」の形にしてシュノーケルを咥え、腹式呼吸をします。フィンもつけるけれども場所の移動はあまりせず、どちらかというと水の上を漂っている感じです。

池袋の水族館の年間パスポートを持っているレベルで「水族」が好きな私は、「水槽の前にいる」のではなく、「海の中にいる」という感じで、水族の世界を漂ってみました。

はての浜の透明度は日本一とも言われており、さまざまな色をした魚、海へび、小さな亀などが見えます。

「竜宮城とは、こんな場所だったのかな」と思うレベルで美しい。うん、満足!

はての浜に上陸

当日は寒かったので、「海の中にいる」のは20分が限界! です。船に戻り、はての浜を目指します。

海と砂浜

はての浜は、海の砂浜しかない。見事に何もない!

おそらく、シーズン中は人がたくさんいるのでしょうが、この日は、「季節外れの観光地」ばりに誰もいなかった。

砂浜に寝転がって、空と大地と海を体感した。

私はシュノーケリングスポットを経由したけれど、はての浜は港からは20分くらいの場所にあります。

今回は、出張ではての浜にいらしていた男性と、「いつかははての浜に来たかった」とおっしゃっていた那覇市の男性と3人での船旅でした。

はての浜ツアーはバードアイランドさんで

糸数さん

はての浜ツアーをやっている業者さんはたくさんいて、旅行前、どの業者さんにするのか? で、すごく迷ってしまいました。

結論 私はバードアイランドさんが合っていた

ホテルまでお迎えにきてくれる

こんな感じで、ホテルまでお迎えにきて下さるので、レンタカーのない私は大助かり。

シュノーケリングスポットも、業者さんごとにエリアが決まっているらしいのだが、地元の漁師さんが「親戚の子が来ているから、連れていってやってもいいかい?」と言われるレベルの場所だそう。(つまり地元の人から見て、最も美しい場所)

横浜から移住された奥様と、船長である旦那さまが二人で経営されている家族経営なバードアイランドさんは、とても安心感がありました。

じゃらんの口コミも、高評価ですね! コチラ。

前回と次回

次回は、コチラです。

前回は、コチラです。

主婦の久米島ソロ旅 目次

目次は、コチラです。

なぜに、久米島? ~主婦の久米島ソロ旅①~

今日から、しばらく11月12日(火)~14日(木)にかけて2泊3日で行った久米島旅行について書きたいと思います。旅行嫌いの主婦(55歳)のソロ旅の記録。

なぜに、久米島?

「え~っと、何で久米島?」と、11月の私は思いました。飛行機と宿の予約をしたのは9月上旬で、ギフテッドの国際学会というヘビーな原稿を書いていた頃。「どこか遠くに行きたい。南国でぼーっとしたい!」という”発作”だったと思わます。

11月の私が、どれだけヤル気がなかったかと言えば、久米島に行く人は「ハテノハマ」がお目当てなのだが、ハテノハマツアーを申し込んだのは前日の夕方でした‥‥。というレベルです。

それ以前もハテノハマツアーについて調べてはいたけれど、「旅行についての調べ物経験」が皆無の私は、「何をどう調べたらよいのか?」がわからず、何というか、沼にハマっていく感じしかしなくて、憂鬱になるだけでした。

結論、「じゃらん」経由で予約をすることにしました。

午前6:20羽田発・沖縄行き

午前6時台出発の飛行機も多い

そんな私でも、羽田空港に到着して電光掲示板を見ると気分は上がります。

ちなみに午前6時20分の飛行機に乗ろうと思ったら、吉祥寺発午前4時45分のリムジンに乗る必要があるものの、その時間帯だと渋滞もなく5時半には羽田に到着していました。

トランクは預けるのがおすすめ

今回、学んだことの一つとして、「乗り換え便の場合、羽田で荷物を預けると到着先(久米島)まで運んでくれる」ということがあります。トランクを機内持ち込みして那覇空港をゴロゴロ連れて歩くよりも楽だと思います。

ザ★プロペラ機で久米島へ

那覇空港について久米島行の乗り継ぎ便を待ちます。

久米島という「文字」が見えてきた!

バスに乗って滑走路に移動し、目の前に現れた飛行機はこちらです。

わお、プロペラ機ですか!
サイズ感、こちらだとわかりやすいかな?

この飛行機に乗ること、約30分ほどで久米島空港に到着です。久米島に行くには、フェリー、

こちらが久米島空港

空が青かったら、めちゃ! 気分が上がっただろうに、この旅行を通じて曇天でした。

KUMEJIMAの文字を目に焼き付ける!

それでも、KUMEJIMAという文字を見れば、「思えば遠くにきたもんだ」と一種の感慨に浸れます。

地平線が見える

な~んにもないので、地平線が見えます!

プライベートジェット機並みの小ささ

「9月の(仕事にもみくちゃになっている)私」が強く望んだ「東京から遠く離れた南の島」に到着した訳です。

空港の中は、こんな感じで簡素です。

東京で預けた荷物も無事到着

おまけ 北大東島について

「南の島に行きたい!」と思って調べた時に目に入った「北大東島」の文字。「こんな飛行場もあるんだ」と思ったので、行先に出ていたので「実際にあるんだぁ~」と写真に収めてみました。ちなみに「南大東島」という飛行場もあるようです。

本気の離島 北大東島

北大東島は、人口600人の「本気の離島」です。北大東村の「観光客のみなさまへ」を見ると、のほほんとした観光客(私)は行ってはいけない島だと思います。

北大東村の「観光客のみなさまへ」より抜粋

【アンダーラインの部分には、こう書いてあります】

特に台風時には船が欠航し数日間食料品が仕入れられなくなることもありますので、非常食を準備するなど十分にご注意ください。

離島で生活するということは、そういうことなのかもしれませんね。ちなみに、久米島に到着してお昼ご飯をホテルで食べようとしたら、「ランチ営業はありません。ホテルの中では食べ物を売っていません」とのことで、陸の孤島のような立地のホテルで食べ物を調達することができませんでした。ゆえにお昼抜き! でした。

このレベルのホテルで、ランチ営業なし!でした。

前回と次回

次回は、コチラです。

前回は、コチラです。

主婦の久米島ソロ旅 目次

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ギフテッドコンテンツ目次 ・更新記録

「ギフテッド」テーマの取材を続けています。日本でギフテッドの議論を深めていくためには、3つの柱~「教育行政」・「学術分野」・「教育実践」~の取材が必要と考え、記事のリンク集を作りました。楢戸ひかる(教育分野)のプロフィールは、コチラ。

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NEW 2024.12.2 ギフテッド・2e学会で高知大学にきています。

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2024年7月03日 勤務校に「ギフテッド」が入学してくる! 教職員チームは、まず何をすべきか?


2024年7月02日 ギフテッドへの合理的配慮、担任が最低限知っておくべき2大ポイント

2023年9月29日公開 文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒」支援の現在進行形 

2023年4月22日公開 伊丹市教育委員会後援のギフテッド研修会に、先生70名近くが参加

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学術分野の取材

2024.11.12 なぜ、今、「日本ギフテッド・2E学会」を立ち上げるのか?

2024.10.9 「困っている才能のある子」探究、日本の第一人者HP

2024.10.2 ギフテッド教育、これが世界のガイドラインだ!~アジア太平洋ギフテッド教育研究大会2024ルポ・後編~ 

2024.10.1 日本初開催! ギフテッド教育の国際会議に密着! ~アジア太平洋ギフテッド教育研究大会2024ルポ・前編~

2023年11月22日公開 ギフテッドは、なぜ宿題をしてこない? -教職員で共有しておきたい基礎知識(広島LD学会報告・後編)

2023年11月22日公開 ギフテッド当事者が語るー 不登校の子の心の内は?(広島LD学会報告・前編)

2023年9月28日公開 ギフテッドのサポートに有効なTPD理論とは?

2023年4月13日公開 ギフテッドは日本に何%いるのか?―北欧インクルーシブ先進国から学ぶ改革のヒント―

2022年8月30日公開 ギフテッドへの合理的配慮に診断書は不要

教育実践の取材

2024年9月3日 長期化する不登校…解決策は「家の外」にある!? 3つのヒント

2024年8月30日 不登校の理由は嘘…!? 大人がすべき子どもたちの解放

2024年8月28日 「学校に行きたくない!」と言われたら…? 親にしてほしい最初の一歩

2024年8月26日 教師の最重要スキル「ケンカの仲裁」。その具体的ノウハウを3ステップで解説

2024年8月23日 仕事がつらいと感じる若手は要チェック! 成長できる教師、3つのマインドセット

2024年6月23日 不登校リスクが高い子、3つのタイプ ~ケアするためのタイプ別アプローチ~

2024年4月22日 花メン「通い取材」スタート!

2024年3月21日公開 不登校の子供を勇気づける大人の姿とは? ~花まるエレメンタリースクール 第1回卒業式密着ルポ~

2023年12月29日公開 不登校の子が、仲間との絆で一人残らず変わる ~花まるエレメンタリースクールの挑戦~

2023年12月7日公開 ギフテッドが安心して学べる場所を、どう保障するのか? ー対談「ギフテッド応援隊」代表✕是永かな子教授

2023年12月5日公開 ギフテッドの特性ゆえに学校に行けない子を、どう支援する?

2022年9月27日公開 探究学習への変革のヒントをギフ寺から探る

2022年9月20日公開 ギフテッド当事者「等身大の自分を伝えたい!」

2022年9月13日公開 学校に行けない子どもたちの居場所「ギフ寺」3つの役割

2022年9月6日公開 劇的に変化!ギフテッドもしくは2Eの子どもの支援実例

2022年6月7日公開 IQが高い子が、なぜ困る?【ギフ寺始動の秘密①】

2022年6月14日公開 不登校の子どもが求めているものとは?【ギフ寺始動の秘密②】

2022年6月22日公開 ギフテッドのコミュニティに行ってみた【ギフ寺始動の秘密③】

こぼれ話

2024年9月24日 「夫の手料理」と「知恵熱」と「秋の始まり」

2024年8月21日 第18回アジア太平洋ギフテッド会議(APCG)に出張してきました

2024年2月7日公開【ウーマンエキサイト掲載】ギフテッドを知ると見えてくる 子育てのヒント

2024年2月1日公開【小学館はぐくむ掲載ギフテッドと発達障害は分けて考えて!ASD、ADHDとはどう違う?3つのチェックポイントに沿って解説

2024年1月12日公開【小学館はぐくむ掲載ギフテッドの発達には5つのタイプが!優れた能力を持っているけど、運動が苦手?それぞれの特徴と向き合い方を解説

2024年1月12日公開【小学館はぐくむ掲載】チェックリスト付き 我が子はギフテッド?「活動を皆と一緒にできない」「好きなことに集中して切り替えが下手」 知能が高いけれど、困っている子どもに気がついて!

2023年12月25日公開 【voicy掲載】《対談》人間にラベルを貼る理由とは? 発達障害とギフテッドについて、ライター楢戸ひかるさんが伝えたいこと✨

2023年5月29日公開 マンガでわかる「ギフテッド」第2話 それぞれの居場所

2023年4月12日公開 マンガでわかる「ギフテッド」第1話 「ふつう」が私を苦しめる

2024年3月14日公開 花メン卒業式に臨席

2023年10月10日公開 LD学会(広島開催)に出張してきました。

2023年10月4日公開 ギフテッド応援ブック 発売です!

久米島、なう。~主婦の久米島ソロ旅⓪~

只今の目の前の景色

ぼんやりする2泊3日

今日で3日目、久米島にいます。お天気は「台風」ということだったけど、今、目の前には青い空が広がっています。

3日中、ここまでの2日は曇天でした…。「青い空と砂浜~!」みたいなものを期待してきたのに、曇天ってどうなんですか?

でも、お天気ばかりは仕方がない。「日焼けの心配はしなくて良かった!」ということにする。

どうしたら、東京でも「ぼんやりする時間」を作れるのか?

何よりも、最後の最後になって、青い空をバーンと見ることができて幸せでした。

青い空を目に焼き付ける

久米島に到着して3日の本日は、東京に戻る日です。そんな日の朝に、ようやく、こんな問いが持てました。

東京で、なぜ、あんなに慌ただしい生活をしているのだろう?

3日の休暇を捻出するために、直前の東京の生活はギュッと仕事をしていた。そのせいか、久米島に到着した初日は、原稿のフレーズが頭から離れず、ホテルに到着してすぐに原稿調整をしたりしていた。仕事の余波を旅先に引きずってきていました……。

昨日は、気ままな一日をぼんやり過ごして、ようやく東京の毒気が抜けてきたのを感じることができたのが今朝です。

今、ここにいると、東京での時間の過ごし方に疑問が湧きます。それが、「良い」とか「悪い」といったジャッジはせず、久米島で流れている時間と、東京で流れている時間は全く異なるということを感じておきます。

たまには、こんな時間の過ごし方を自分に許してあげたいな、とも思います。

プチ移住のための下見

「まだ見ぬ世界が、この世にはある!」と広々した気持ちになりました

昨日は、「イタリア」と「東京」と「久米島」に家があり、一年のうち3カ月くらいは久米島に住んでいるという方(仮に移住者という意味でiさんとします)と出会い、ほぼ丸1日、久米島を案内して頂くという幸運に恵まれました。

iさんはイタリアに20年ほど住んでいらしたそうで、欧州は夏の休暇が長く、休暇のたびに世界の国々を回っていたそうです。

iさんが移住先を検討するにあたり、ネット環境があるかどうか? をまず確認したそう。今は、久米島で世界と繋がりながら仕事をしているそうです。

そんなiさんの話を聞いていると、「プチ移住もありだな」と思った。単純で、「にわか」すぎるんだけど、そう思ったことを記しておこう。

更に。私がイメージしていた、「南の島でぼんやりする」は、最低でも1週間は必要だということも、今回の旅で実感(体感)できました。

「今回は、プチ移住のための下見くらいのイメージの旅だったんだ」ということにする。iさんは、久米島に移住するための手配のために、沖縄に1か月マンションを借りたとおっしゃっていた。(影響受けすぎ・・・笑)

夫が定年するまで、12年間ある。その時代一杯をかけて、「お気に入りのプチ移住先を見つける旅をしてみようかな?

ちなみに、私のいうところのプチ移住とは、「1週間くらいウィークリーマンションを借りるイメージ」です。

手始めに、来週のブログでは久米島での振り返りをしたいと思う。その時間自体が、東京生活からの脱出だと思うので。

次回

次回は、コチラです。

主婦の久米島ソロ旅 目次

目次は、コチラです。

祝・3冠! 海外起業女子ハッピーライフ

先ほど、kindleのコンサルタントをお願いしている清水さんよりご連絡を頂き、海外起業女子ハッピーライフが3冠を達成していることを知りました!

Kindleランキングで3冠達成!

女性と仕事の売れ筋ランキング第1位!

「海外起業女子」と名付けた本なので、「女性と仕事」カテゴライズの第1位は本当に嬉しいです。、

旅行ガイド・マップの売れ筋ランキング第1位!

「旅行ガイド・マップ」というカテゴライズは大きいらしく、ここで1位も嬉しいです。

歴史・地理の売れ筋ランキング第1位!

「なぜに、歴史・地理?」と思われるかもしれませんね……。

実は、陳列している棚の選択をしているのはAIなんです!!!

AIが内容を読んで、陳列を勝手にやってくれるってビックリ! 今回、「初めてのkindle出版という体験」をしている中で、最も驚いたことが、AI陳列でした。

そんな訳で、我々も「なぜ? 」と思わなくもないのですが、言われてみれば、「ヨーロッパで起業をした女性の自伝」となると、地理・歴史なのかな?

11月15日の夕方5時まで無料で販売しています

今回、発売を記念して、kindle本として購入すると1000円する本が11月15日まで無料でダウンロードできます。是非、この機会にダウンロードして下さいね。

kindleアンリミテッドに登録しているので、kindleアンリミテッドの方は永遠に無料で読むことができます。

海外起業女子ハッピーライフの特設サイトはこちら

こちらをクリックするとkindleのダウンロードページへのリンクを含んだ特設ページに飛びます。

〈仕事術〉時間と心に余白を作る楢戸ひかるさんのtodoリストとは?

芳麗さんのvoicyで話をしました。

放送へのリンクは、コチラ。

今週は「ひかるちゃん週刊」

今週の芳麗さんのvoicyは、私が4回登場します。通常放送が3回と、プレミアム放送が1回です。

篤子さんの本について、毎回、少しずつ話を振ってもらっているので。丘りんのリスナーさんがダウンロードして下さっていると思われるます。

お蔭様で3冠達成しました! (喜)

Kindleは、kindleコンサルタントの清水Airさんにお願いしているのですが、3冠達成をその方から連絡頂きました。(自分では見方がわからないというね・・・)

この後、3冠達成の画面を記念に公開します。

〈目次〉2024年 芳麗さんとのクリエイション

クリエイターの友達との会話は、それ自体がクリエイション! そんな時間の積み重ねを綴っています。コチラ。

なぜ、今、「日本ギフテッド・2E学会」を立ち上げるのか?

日本ギフテッド・2E学会の告知用の記事を3本書いたので、まとめてこちらに公開します。

なぜ、今、「日本ギフテッド・2E学会」を立ち上げるのか?

記事へのリンクは、コチラ

全国のギフテッド当事者が集い、つながる場でもあります!

記事へのリンクは、コチラ

過度激動の事例から学校・家庭での支援を考えよう

記事へのリンクは、コチラ

海外起業女子ハッピーライフ kindle版リリース

11月9日 kindle版リリースしました。

今年の1月~2月に取材に行っていたドイツ本、11月9日にKindle版がリリースになりました。私のHPのトップ画面には特設ページへのアイコンがありますが、ブログに直接ブックマークをつけて下さっている方もいらっしゃるので、こちらでもご案内しますね。

上記の画像をクリックしても、コチラでも、どちらでもクリックして頂ければ、特設ページに飛べるようにリンクをかけておきます。

ペーパーブックは近日中にリリース予定

「本は紙じゃなきゃ!」とおっしゃる方のために、kindleペーパーブックもご用意します。こちらは現在、デザイナーさんが作業中でして、近日中にリリース予定です。リリースされましたら、私のHPの方で告知します。

Kindle版は今週一杯、無料キャンペーンをしています

Kindle版の本の価格は1000円ですが、今週一杯は無料で販売しています。是非、この機会にダウンロードしておいて下さい。

この本は、kindleのunlimitedにも登録しているので、unlimitedに加入されていれば永遠に無料で読むことができます。

ほっこりしたエネルギーを届けたい!

校正を担当して下さった友人が、「本を読んで、ほっこりした」と言っていました。校正者さんは、いわば第一番目の読者さんです。その方に「この本が持つエネルギーが伝わったんだ!」と、嬉しかったです。

私は「本を書く」ということは、エネルギーワークの一種だと思っていますが、原稿を執筆中ずっと、温かなエネルギーに触れているような気持ちになりました。

気分が落ち込んだ時や、元気がでない時、文字通り「バイブル」として手元に置いておきたい本に仕上がったと思います。

是非、kindle版をダウンロードして温かなエネルギーに触れてみて下さい。

透明な器の方向に自分を磨きたい ~丘りん語録1~

インタビュー・対談の名手

昨日、丘りんと話している中で、私が「丘りんほど対談やっている人って、日本でも少ないと思うよ」みたいな会話になり。

だって、こんな本を出している御方ですよ!

ザ★マスコミの人って感じね。笑

透明な器の方向に自分を磨きたい

そんな芳麗さんがインタビューや対談で心がけていることは、「透明な器になることだ。そっちに行けるように自分を磨いている」と聞いて感銘を受けた。

ある人気ピアニストが、「●●(自分の名前)の演奏」ではなく、「モーツァルトの楽譜をいかに忠実に再現するかに心を砕いている」といった趣旨のことを言っていた。

これと同じことだよね?

自分(エゴ)を出すのではなく、相手のエネルギーを表現することに自分をチューニングしていく、という感覚は、何となくわかる気がした。

白鳥のように

芳麗さんは、大きめの対談をする前には、そのテーマについてブレスト会議を開いて考えをまとめるなど、「いっぱいいっぱい考えて、感じて、やれることは全部やる」とも言っており。(実際に私がブレスト会議に付き合うこともある)

「それだけの準備をして挑む対談だったとしても、透明の器になろうとするんだ!」と思った。

白鳥は水の下で懸命に足を動かしているらしい。対談をしている瞬間の芳麗さんを見ると、ただ、ただ、その場を楽しんでいるようにしか見えないと思うが(本人が最も楽しんでいるのも事実だと思うが)、こんな「舞台裏」があるということを記しておきたくなりました。

〈目次〉2024年 芳麗さんとのクリエイション

クリエイターの友達との会話は、それ自体がクリエイション! そんな時間の積み重ねを綴っています。コチラ。

東京弘済園まつりに行ってきた ~シニアライフを考える~

弘済園って何!?

地域の方がたくさんいらしていた

弘済園とは、鉄道弘済会(昔のJR)が運営している老人施設。下記の図のように、ケアハウスである弘陽園、特別養護老人ホームである弘済園、養護老人ホームである弘寿園を柱に、デイサービスや三鷹市東部の包括支援センター機能なども持つ施設だ。

さまざまなタイプの施設を併せ持つ

「高齢期のお金を考える会」の代表で、日本で最も高齢者施設見学をしているファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんが、「とっても良い施設よ!」とおっしゃっていたので、お祭りに行ってみた。

高齢者施設選びは学校選びと似ている

両親の住む家の近くにあるということもあって、「もし、両親が入居するとしたら?」という視点で施設を見学してみた。

結論、「ここの施設だったら、両親の入居を検討したい」と思った。日を改めて見学を申し込むつもりだ。

何が良かったのだろうか? 

一言で言えば、施設全体の”気”が良かった。ここだったら、両親が両親らしい時間が過ごせるのではないか? そう思った時に、「施設選びというのは、学校選びと似ているな」と思った。

学校の雰囲気が「先生」で決まるのであれば、施設の雰囲気は「職員」の方々で決まると思う。私が良いなと感じる学校も施設は、そこにいる「人」が個性豊かだった。管理されている感じがなく、自分の言葉を持ち、自分を生きている。

自分を生きている人であれば、介護をする際に相手のことも尊重できるのではないか? そんな気がした。

ケアハウス 弘陽園

この建物に60人が住む

私のお目当てはケアハウス 弘陽園だ。(現在は満室で、待機者受付中)

ケアハウスって、何?

ケアハウスとは、自立した生活が難しい60歳以上の人に生活する場所を提供する施設だ。似たタイプの施設としては「サ高住」がある。

「サ高住」と「ケアハウス」の違いとしては、ケアハウスは自治体の助成を受けているので比較的安価であること、そして24時間職員が常駐していることがあげられる。

4階に自立型の人が住む

弘陽園の場合は、4階に「自立型」の人が住み、2階と3階に「介護型」の人が住んでいる。高齢期の住まいを考える時、「何かあった時にかけつけてもらえる人がいるかどうか」というのは論点の一つだ。同じ建物内に(顔みしりの可能性が高い)職員の人が常住してるというのは大きな安心材料だと思う。

「自立型」と「介護型」の移行が同じ建物内でできるというのも、中高一貫校の付属中学から高校に進学できるような安心感がある。

サ高住(国土交通省管轄)から、介護施設(厚生省管轄)への住み替えとなると、高校受験のような「ハードルが一つある」という感じがある。介護が必要になった際、「行く先が決まっている(イメージができる)」というのはポイントが高いと思う。

気になる施設利用料は?

弘陽園料金表

気になるお値段は、こんな感じ。一般型(自立型)で月額20万円程度、介護型でも要介護2までなら最大で30万円くらいだ。(要介護3からは特別養護老人ホームの入居資格がある)

有料老人ホームによくある「入居一時金」的なお金も必要なく、入居時には「入居時預かり保証金」だけで大丈夫。入居時預かり保証金は、賃貸物件に入居する際の「保証金」と似たイメージのお金だと思う。(上図参照下さい)

当日はお祭りだったので居室の見学はできなかったが、HPで公開されていたので抜粋をしておきます。

自立型の居室

弘済園HPより抜粋

介護型の居室

弘済園HPより抜粋

自分の老齢期に思いを馳せる

自立型の人の住居のための〒受け

(ケアハウスと似た施設である)サ高住は、サービス付高齢者住宅の略というぐらいだから、ケアハウスの自立型住居の場合、普通のマンションである。

施設紹介のビデオを見せて頂いたが、自立型の人が住む4階からの眺望が素敵だった。「私も、いつかここに住むことがあるのかもしれない」と、ふと思った。費用面、立地から考えて、選択肢としてはあり得る。

施設の共有部は品の良いブラウンで統一され、私好み。

入り口を入るとホテルのようなエントランスが広がっている
ホールでは演奏会の準備がされていた
 中央大学卒業生有志による演奏

マンドリンは、単体としては聴いたことがあったが、「マンドリン・オーケストラ」だと圧巻だった。マンドリンの調べを聴きながら、「ここに入居するのだったら、ビオラの練習は近くのカラオケボックスかな?」そんなことを考えていた。

学習院「現役」の演奏会 ~29年を経ての「答え合わせ」~

杉並公会堂にて

学習院輔仁会音楽部 第68回演奏会

昨日は、学習院大学に在籍中の学生の方、つまり「現役」の演奏会だった。

現役・・・って、あなたね。

文章で書いてみて、初めて思ったワ。OBオケでは、いつも、「学生さん」という言葉と同じ意味合いとして使っている「現役」って言葉なんだけど、文字にしてみると、なかなかの重みだわ??

私が所属しているオーケストラは、学習院輔仁会音楽部OB管弦楽団という名前なので、「現役」という言葉は、全くもって正しいのだが、「じゃあ、私達は現役じゃないってこと?」みたいな逆切れ気分になった、なう。← 

出だしから、安定の脱線ですが。。。

演奏曲目は、以下の3曲でした。

ワーグナー/リエンツィ序曲
ブルックナー/テ・デウム
ブラームス/交響曲第3番

テ・デウムというのは、合唱と一緒に演奏する演目です。学習院輔仁会には、「管弦楽団」と「合唱団」があって、秋の定期演奏会は「管弦楽団」と「合唱団」合同で行われるため、合唱曲が選ばれるです。

合唱、良かった!

え? こんなに歌っていいもんでしたっけ? というくらい、前頭葉にダイレクトに響く感じで良かった。テノールの方、私は好きな歌い方で佳きでした(好みは分かれるかもしれないけれど)。

ブラームスの3番は、大好きな曲です。何なら、「人生ベストソングを歌え」と言われたら、第3楽章のメロディーを歌ってしまうレベルで好き。(はい、オタク)

なんだが、「若い人たちが弾くと、こんなふうなんだ」と思った。我々「OB」が弾く時よりも澄んだ音で(単にピッチがあっているという話もあるが)、清い感じの演奏でした。

29年ぶりの答え合わせ

先輩から頂いたお菓子 控え目に言って美味しい。

今回、私が珍しく現役の演奏会に行ったのは、学生時代に仲良しだった先輩の娘さんが出演する、というところが大きかった。

先輩は、東京ではない地域の旧帝大・大学教授夫人なので、なかなか会うことはできない。ゆえに、今回は、「娘さんの演奏会のために上京された先輩とお茶をした後、演奏会に向かう」という流れでした。

DE。「最後に会ったのはいつか?」と二人で考えてみたところ。

多分、29年ぶり。

「学年も楽器も異なるのに、何で仲良くなったのだろう?」というスタートから二人で考えてみたのだけれども、理由がわからない。更に、29年ぶりの再会。

それなのに、何の違和感もない。それはなぜか? おそらく、似ているから。29年会わなかった間に「自然とやっていたこと」が同じだった件。それは……。

・子供の支援活動
・家計簿

現在、私が心を傾けていること、マンマやないか~い! 

子供の支援活動

先輩は、旦那様の留学で海外に行った際、外国人との交流に興味を持ったことがきっかけで日本語教師をやっているそう。そのご縁で外国人児童の支援もしていて、私はギフテッドや不登校の子どもたちが気になっている。まぁ、そんな感じ(雑)。

私は外国人児童の支援について取材や執筆をしたことがあるが、大変な世界だと思った。「大変」という意味は、「取材対象に対して感情移入が甚だしい私だと、心が潰れてしまう”現実”があると感じた」ということだ。

けれども、先輩は、「すごく楽しい」「子供達が(自分と)関わってくれることに心から感謝している」とおっしゃる。「鈍感だし忘れっぽいから向いていると思う」とも。

先輩は、「外国人児童が困っている」という新聞記事を読んだ時に、ソワソワして、「いてもたってもいられなかった」そうだ。

不思議な感覚だよね。。いてもたってもいられないって。

人生において「やること」というのは、自然と自分が知っているのかもしれないと思ったエピソードでした。

家計簿

先輩は、羽仁もと子さんが創設された「友の会」の活動をされていて、今では、家事家計講習会の講師だという。

私も、家計のワークショップを開催しています。

しかも私も、羽仁もと子さんの家事日記を買ってうっとりしていたりするタイプです。(下記参照)

私の2015年「新年の誓い」は画像をクリックすれば見れます。

もちろん「友の会」の存在も知ってはいたけれど、「あそこまで丁寧に家事はできないな」という気持ちもあって入会には至っておらず。

でも、HPを「主婦er」と名付けるくらいなんだから、主婦業に関心があるんだと思う。

【結論】
お互いが生きていたかもしれない人生を、お互いが生きている みたいな? 

29年ぶりに再会して、今後は旅に一緒に行こうということになった。お楽しみに!(誰に向けて?)

【おまけ】
先輩と出会った頃(十代)の私は、「ぴょんぴょんと飛んでいるイメージで、とても楽しそうだった」とのことでした。

不登校の子どもに本気で向き合う!「かまくらULTLAプログラム」~知りたい!令和7年度の概算要求~<後編>

小学館「みんなの教育技術」記事

掲題の件へのリンクは、こちら

スピード感のある施策

取材を通じて、困っているギフテッド親子にたくさん出会ってきました。だから、「一刻も早く適切な施策を講じて欲しい!」という気持ちになるのだけれど、国家レベルの動きが一朝一夕で行なうことが厳しいというのも覚悟はしている。

日本の特別支援教育を牽引してきたNPO法人えじそんくらぶの高山恵子先生が、「日本に特別支援を根付かせるのに20年かかった」とおっしゃっていた。

高山先生が活動を始めたのは、1990年代。

教職課程の必須科目に「特別支援概論」が導入されたのは2019年度。約20年くらいかかった計算になる。

でも、今は学校の先生になるためには、必ず「特別支援教育が必要な子供たちがいる」ということを学ぶ必要がある時代になった。

発達障害?? そんなのただのわがままだ。言い訳でしょ。

2024年の今、そんなことを本気で言う人は、中高年の教育に縁もゆかりもない「おじさん」「おばさん」くらいで、日本の特別支援教育に対してのリテラシーは、確実に整備されていると思う。

「ギフテッドの特性」についても、日本のリテラシーの整備を切望して活動しているのですが、当たり前ながら、なかなか進まないよね。。。

そんな中、鎌倉市教育委員会のダイナミックでスピーディーな動きったら!!!!

特別支援教育については、「草の根的な運動」が先にあって行政が動いたという流れを知っていたので、どこかで「民間が頑張らないと!」と思っていたけれども、教育行政もここまでできるんだ! と目を見開くような気持ちになりました。

今後も、先進的な取り組みをしている自治体はしっかり取材して、日本のオピニオンリーダーになって欲しいと願っています。

ドイツ滞在記 目次

本の取材のために、飯守篤子さんのドイツの家に1か月住んでいました。 そんな私のドイツ滞在記です

起業 ドイツに行ってきます with てくぅ[2024.1.11]
起業 ドイツに到着しました。[2024.1.12]
起業 ドイツでスポーツクラブに入会[2024.1.13]
起業 篤子さんのお家[2024.1.14]
起業 篤子さんの毎日ごはん。[2024.1.15]
起業 そして、知恵熱を出す。[2024.1.16]
起業 大雪警報のため、パリ行きの列車が欠航[2024.1.17]
起業 フランクフルト ゲーテ生家[2024.3.19]
起業 寿司アムマイン レーマー広場店[2024.3.18]
起業 ドイツのカーニバル[2024.3.13]
起業 サウンドオブミュージックをおさらいする[2024.3.12]
起業 篤子さんは、ドイツの修道院卒[2024.3.11]
起業 シェフィン人形とコロッケのものまね[2024.3.8]
起業 ドイツ料理の夕べ ~ドイツ人の生活~[2024.3.7]
起業 IIMORIの工場 ~社長の日課~[2024.3.6]
起業 IIMORIのインスタ撮影 ~飯守篤子SNSチーム始動~[2024.3.5]
起業 予約のとれないお寿司教室[2024.3.4]
起業 ドイツでの散歩風景[2024.2.29]
起業 フランクフルト大聖堂の麓で暮らす[2024.2.28]
起業 ドイツの「FKK」 ~裸を尊重する文化~[2024.2.26]
起業 篤子さんの原点 ~寿司 am main~[2024.2.22]
起業 高層ビルと古い街並み ~フランクフルトを車で回る~[2024.2.21]
起業 ダムさんのお迎え ~パリ滞在記⑩・fin~[2024.2.20]
 
起業 「たから」の賄(まかない)を食べる ~パリ滞在記⑧~[2024.2.15]
主婦の日常 帰国しました。[2024.2.14]
起業 パリのアパートと周辺散歩 ~パリ滞在記⑦~[2024.2.14]
起業 パリの「たから」でランチ ~パリ滞在記⑥~[2024.2.13]
起業 パリの街を散歩 ~パリ滞在記⑤~[2024.2.12]
起業 パリの朝ご飯 ~パリ滞在記④~[2024.2.11]
起業 パリ「たから」で夕食 ~パリ滞在記③~[2024.2.10]
起業 パリ「しゃぶしゃぶ空海」でランチ ~パリ滞在記②~[2024.2.9]
起業 パリへ移動 ~パリ滞在記①~[2024.2.8]
起業 フランクフルトの世界規模の見本市(メッセ)[2024.2.6]
起業 「IIMORIのケーキは、世界一」と、声をかけられる[2024.2.6]
起業 奥様には、花束を![2024.2.5]
起業 篤子さんちの猫詣出[2024.2.5]
起業 ドイツでの朝ごはん 第3週(1月27日~2月2日)[2024.2.3]
起業 オペラ座に行く[2024.2.2]
起業 シェフィン、ケータリングをチェックする[2024.2.1]
起業 ワインの夕べ ~飯守篤子の料理を食す~[2024.1.29]
起業 永住許可、おめでとう!![2024.1.28]
起業 シェフィンのお寿司教室[2024.1.27]
起業 ドイツでの朝ごはん 第2週(1月19日~1月26日)[2024.1.26]
起業 シェフィン「モカロール」を語る[2024.1.25]
起業 ドイツ男子の遊び方[2024.1.25]
起業 iimoriパティシエーで打ち合わせ[2024.1.25]
起業 フランクフルト在住日本人の異業種交流会[2024.1.24]
起業 近所を散歩してみた。[2024.1.23]
起業 篤子さんのビルの調印式[2024.1.23]
起業 篤子さんのお店の「ランチビュッフェ」[2024.1.22]
起業 シェフィンが従業員に慕われているエピソード二つ[2024.1.19]
起業 「素敵じゃない?」リスト[2024.1.18]
起業 ドイツでの日常風景 ~ドイツ滞在記 fin~[2024.3.20]