2024.11.5
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取材を通じて、困っているギフテッド親子にたくさん出会ってきました。だから、「一刻も早く適切な施策を講じて欲しい!」という気持ちになるのだけれど、国家レベルの動きが一朝一夕で行なうことが厳しいというのも覚悟はしている。
日本の特別支援教育を牽引してきたNPO法人えじそんくらぶの高山恵子先生が、「日本に特別支援を根付かせるのに20年かかった」とおっしゃっていた。
高山先生が活動を始めたのは、1990年代。
教職課程の必須科目に「特別支援概論」が導入されたのは2019年度。約20年くらいかかった計算になる。
でも、今は学校の先生になるためには、必ず「特別支援教育が必要な子供たちがいる」ということを学ぶ必要がある時代になった。
発達障害?? そんなのただのわがままだ。言い訳でしょ。
2024年の今、そんなことを本気で言う人は、中高年の教育に縁もゆかりもない「おじさん」「おばさん」くらいで、日本の特別支援教育に対してのリテラシーは、確実に整備されていると思う。
「ギフテッドの特性」についても、日本のリテラシーの整備を切望して活動しているのですが、当たり前ながら、なかなか進まないよね。。。
そんな中、鎌倉市教育委員会のダイナミックでスピーディーな動きったら!!!!
特別支援教育については、「草の根的な運動」が先にあって行政が動いたという流れを知っていたので、どこかで「民間が頑張らないと!」と思っていたけれども、教育行政もここまでできるんだ! と目を見開くような気持ちになりました。
今後も、先進的な取り組みをしている自治体はしっかり取材して、日本のオピニオンリーダーになって欲しいと願っています。
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