2024.11.26
目次
先週、吉祥寺のリベストギャラリーで、ひうらさとるさんの40th原画展があったので行ってきた。
原画展の前には、ひうらさんと担当編集者さんが我が家でランチをしていたので、「漫画家さんと一緒に原画展に行く!」というスペシャルな体験ができた。
リベストギャラリーは漫画家さんの原画展をよく開催していて、作品を読んだことがある漫画家さんだと、買い物帰りなどに自転車を止めて見ることはあったが。
「文章の人」の私にとって、漫画は他人事でしかなかった。
けれども、「今さっきまで、ランチをしていた方の原画を拝見する」というのは、リアリティが違った。
「これ、ひうらさんが描いているのかぁ」などと思いながら、線のひとつ、ひとつを食い入るように眺めておりました。
私が最も感銘を受けたのは、「ひうらさとる 漫画家生活40周年記念本」と名付けられたライナーノーツ。曰く…。
レコードにそっと差し込まれたライナーノーツには、まれにシンガー本人による回想がなされたものがあります。この記念誌ではそれになぞらえ、すべてのタイトルについて作者の言葉を記録しておきたいと考えました。
デビュー前から、ひうらさんが、どんな気持ちで作品を作ってきたのか? ひとつ、ひとつの作品に対しての想いが綴られており、会場で読み耽ってしまった。
あまりに私が熟読していたので、ひうらさんから本をプレゼントして頂いた(喜)。
冒頭の写真は、プレゼント頂いた「ひうらさとる 漫画家生活40周年記念本」にサインをして頂いているの図、です。
ひうらさんは、40周年のパーティードレスをKEITA MARUYAMAさんに依頼されたそう。その打ち合わせの様子は、コチラ。
きっと仲良しさんなんでしょーね。すごいな。。KEITA MARUYAMAさんと友達で、周年のパーティードレスをオーダーするって、いろんな意味で「ギョーカイ人!」って感じ。
個展では「KEITA MARUYAMA×ひうら」コラボTシャツが販売されていたので、速攻ゲットしますた。
今年最も力を注いだ仕事、「飯守篤子さんの自伝を執筆」は、篤子さんが起業家ということもあって、「なにゆえに、仕事をするのか?」を自問自答する機会になった。
これまでは、正直なところ「オファー頂いた仕事をクオリティ高く仕上げること」以上でも以下でもない、みたいな感じで仕事をしてきました。
けれども、篤子さんの本の執筆を通じて、「何がしたくて、私は文章を書くのか?」みたいなことを考え始めた2024年だった。
2025年は、「これが私の作品です」と言えるような仕事に、今よりもエネルギーを注いでいきたいと考えている。
そんな仕事をする時は、ひうらさんにあやかれるよう、ひうらさんTシャツを着て原稿を書きたいと思っている。
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