
ソロ旅行の「ベンチマーク」を作れた
旅行の予約をしたことがない
自慢ですが、私は旅の予約を自分でしたことがありませんでした。そもそも論として、「お家が大好き!!」人間なので、「出かけたい!」という欲求は皆無です。何なら、「お出かけは嫌い」とすら言える。
仕事の時は編集者さんが、家族旅行は夫が。友達枠の「遠出のお出かけ」は、雅子トラベル(ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんとのお出かけ)の乗り組み員にさせて頂いており、すっかりお任せ。。。(どーよ!)
そんな私ですが、55歳になった頃から老後のイメージが鮮明になってきて、「身体が動けなくなってから、”やっぱり、色々なところに行っておきたかった”と思うのも、どうかな?」と、考えるようになったのです。
つまり、「”身体が動かなくなった我”のイメージ画像から逆算した消極的選択肢としての旅行」。こんな動機で、旅行に行く人、いるのかな?
同好の士がいらっしゃいましたら、メールをお待ちしています。コチラ。
初の旅行予約に感じた「茫漠感」
昨年の9月、仕事が沼った際に、「どこか遠くに行きたい!」と、お出かけ嫌いの私の中に、仄かに沸き起こる欲求があり。「ここぞ!」とばかりに、旅に行くことにしました。
だが、しかし。
「旅行の予約を自分でしたことがない」から、全くわからない。この「わからなさ加減」は、笑っちゃうくらい壊滅的でした。
半日ぐらいかけて飛行機を予約し。また別の日に半日ぐらいかけて宿を予約する、みたいな? ペース感。
「ネットを使うのが壊滅的に下手」ということを差し引いたとしても、「かかりすぎだろ!」と我ながら。
仕事の場合は「目的地」と「行かなければいけない時間」が決まっているので、まだ良い。
自由旅行の場合、「どこに行きたいか?」とか「何時に到着か?」といったところまで、一から考えなければいけない。
冒頭の話に戻りますが、「お出かけ欲求」が皆無の私には、何を足場に話を組み立てて良いか? すらわからない。
【結論】
この「茫漠とした感じ」を、55歳の時に体験できて良かった!
ひとまず、久米島旅行を実行したお蔭で、ひとつ「ベンチマーク」(「指標」や「基準」といった意味)ができたから。
JALの御翔印帳を購入
久米島で、JALの御翔印帳なるものを”発見”しました。そして、購入。

「空港」は、「都道府県の数」よりは、少ない。この本が出た時に、「私と似たようなことを考える人、いるんだな~」と思った。
ドリル体質としては、「ひとまず日本の空港制覇」を目標にしてみよう
空港が好き
もう一つ。私は、「空港という場所」が好きなのだ。
構造化という言葉は、ご存じですか? 特別支援教育の分野では有名な用語なんですが、ザックリいうと、「何かの活動を行う前に、その活動を行いやすくするために環境を整える」という意味です。
たとえば、教室の展示物。
「黒板の横に展示物が張ってある」というのは、日本では「当たり前の教室風景」だけれども、それが「情報刺激として厳しい」という子供もいます。
ゆえに、特別支援が必要な子にとっては「授業中は、展示物が見えないようにカーテンをつける」といったことが「支援策」として有効なんです。
空港は、どの国の人でも使いやすいように、必要最低限の情報しかない状態に「構造化」されています。
自閉スペクトラム症方向に特性が強い私は、空港の「風景」は、目に心地よいのです。
そんな訳で、久米島に行ったことで、「旅行のベンチマーク」と「JALの御翔印帳」をゲットしました。
空の旅が、「人生の目的」を見失った「空の巣症候群の私」の新たな人生の目的となりえるか? 今後も、ブログで「実験の経過」を報告していきます。
次回は、コチラです。(「おまけ」を掲載する予定)
前回は、コチラです。
主婦の久米島ソロ旅 目次
目次は、コチラです。