進藤一茂 コンサートプログラム デザイン作品集

2025.8.20

張り合いのない「観客」で、ごめん。

進藤一茂さんは、私の活動のデザインワークを担ってくださっているデザイナーさんです。このHPに始まり、プロフィール写真、名刺、チラシ、それから私が構成を担当したkindle本「海外起業女子ハッピーライフ/飯守篤子著」の装丁に至るまで、まるっとお願いしています。

そんなシンさんが、このたびデザイン作品集を出版されました。

即購入して手に取った瞬間、最初に思ったのは、「シンさんは、こんなにも多くのことを考えて、デザインを生み出してくれていたのか!!」ということでした。

シンさんのデザインには、私は全幅の信頼を置いています。ゆえに、打ち合わせでは質問に答えるだけ。デザインが仕上がってくると、「へぇ~」と受け取るだけ。 そう、それ「だけ」だったなぁ、と。

こんなに色々と考えてデザインを生み出してくれているのであれば、張り合いのない”観客”だったのではないか? 言い訳としては、私にとって「シンさんのデザイン」というのは、「今日の天気」と同じくらい口を挟む余地のないアンタッチャブルな領域だと思っていた、ということは主張したい。

中をパラパラと

下記の画面をクリックしてもらうと、作品集の中身がパラパラと見えます。

【価格】 直接のご注文は送料込みで2400円(銀行振込/PayPay)。ご興味のある方は、お繋ぎしますので、【コチラ】まで。「件名」に進藤さんのデザイン集希望とお書き下さい。

デザインの出発点は、演奏者ありき

今回のデザインワークは、「コンサートプログラムである」ということだけは決まっていて、その他は自由。ゆえに、デザインはもちろんのこと、パンフレットの形そのもの、使われている素材(紙はもちろん、木、布、粘土など)、プロダクトなど、表現は驚くほどに多彩。

けれども、その表現の中心にいるのは、演奏者である、ということは、しっかりと伝わってきた。ここが、シンさんのデザインの真骨頂だと思う。

「わたし」以上でも未満でもなく、「わたし」である。

たとえば、今、ちょうど2025年分の私のHPをシンさんがリニューアルをしてくれているのだけれど、HPのデザインとして仕上がってくるものは、まぎれもなく「2025年の私」なんだろうな、と思っている。(だから冒頭に書いた通り、「へぇ~」と受け取ってしまっていた)

演奏者の方々も、出来上がってきたプロフラムを見て「こういう感じになったのか!」と、自分の別の顔を見たような気持ちになったのではないか? 

「本の構成」に引き寄せて考えてみると…。

本の構成を仕事にしているので、私も「その人ありき」の仕事をすることがある。でも、私の場合は、「遺跡発掘」という言葉が最も近い。

暗闇に浮かび上がってくるフレーズや言葉を繋ぎ合わせていくと、本が「出現」するという感じ。そこに、私の意図は、ほとんどない、と思っていた。

けれども、本当に、ないのか? 今回、シンさんのデザインノートを見せてもらって、「私、本当に、何も考えていない?」と自分を省みると、そーでもない気もしてきた。(おいっ!)

浮かび上がってくるものを、無意識に取捨選択、軌道修正をしているのではないか? それは、意図と呼べるものなのではないか?

執筆中の自分は、「いたこ」のように無心に近いと思っていたけれど、そうでもないのかもしれない‥‥‥。そんなことを、今さらながらに考えるようになり、今度、構成をする時に思い浮かぶ「よしなしこと」を、記録としてノートにつけてみようと思った。

どれくらいの割合で「その人」を表現し、どれくらいの割合で「デザインや構成」で補完するのか? 

そういったことが、急に気になってきた。今度、シンさんと話をしてみたいと思っている。 シンさんとは長いお付き合いだけれど、デザインノートを見せてもらったのは初めて! いつ会っても話は尽きないが、次に会ったら、より話が尽きなさそうで楽しみにです。

9/28 国分寺 胡桃堂喫茶店 イベントあります

こんなイベントも開催されるそうです。

デザイン作品集に掲載されたプログラムを題材に、本には書き切れなかったニュアンスや、演奏者とのやりとりのエピソードなどを交えてデザインの発想からアウトプットの道筋についてお話しします。プログラムの実物も、手元に残っているものは展示する予定です。

日時 : 9月28日(日) 9:00 AM~ 2時間程度

場所 : 国分寺 胡桃堂喫茶店

参加費 : 1000円~2000円程度を予定(決まり次第アップ書き換えします)

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