
両親ともに元気で86歳を迎えることができる幸せ
昨日は、私の実家の父の86歳の誕生日だった。思いたって、こんなことを調べてみた。
平均寿命が男性:81.09歳/女性:87.14歳。
健康寿命が男性:72.57歳/女性:75.45歳 でした。
数字から考えると、両親ともに元気で86歳を迎えてくれたことは、有難い(なかなかないこと)に他ならない。
神様、ありがとうございます!
会食で楢戸家の歴史を録音
会食の席では、楢戸家の歴史を録音しておくことにした。音声データをファイルとして残すこともできるし、それを文字化(テープ起こし)、原稿化もできる。
両親が最初に家を買った時に、どう思ったのか。幼い頃の思い出とともに、話をした。父は高度成長期時代のサラリーマンで人生を振り返ることなんてしなかった。やがて私は結婚し、家庭を持って子どもが生まれて‥‥と、ここまできました。
「オリジナル家族のことを意外と知らないのかも!?」と感じ、意識して記録をとっておこうと思い始めています。
両親との時間を記録に残す
この日は父の車で新宿までお出かけ。
子どもたちが小さかった頃は「連れて行くのが大変だから」という理由で、そして子どもたちが大きくなってからは「高齢の両親の外出が大変かな?」という理由で、ずっと私の自宅で“じーじの誕生会”をしていた。
ブログには「非公開」でその記録を残していた。(こんな感じ)
これからはせっかくだから、両親とおいしいお店に出かけて、その時間を記していこうと思う。
「おいしいお店、たくさん行こうね!」そう声をかけたら、ばーばがとても嬉しそうに笑ってくれた。
ちなみに——56歳の娘はいまだに外食の時は「親の脛かじり」。
でも、それもまた“娘の務め”のひとつかな、なんて思っている。

シャキッと背筋が伸びた父。それに寄り添う母。こんな両親の姿が素敵だと思うし、嬉しい。
京懐石 みのきち 新宿住友店
我が家は、私が中学・高校時代に京都に住んでいた。住んでいた家から、自転車で10分くらい走ると平安神宮があった。南禅寺と平安神宮の間に、京懐石みのきちさんの本店はある。
南禅寺は紅葉の名所で、父に連れていってもらったことを、この日、会食をしながら思い出した。(そんなこと、今まで全く思い出したこともなかったけれども)
前菜

これぞ京懐石!
お椀

松茸土瓶蒸し 鱧、銀杏、みつば、すだち

お造り

左側に小さい寿司飯が。好きなお魚を手巻きにして食べることができます。
ハッピーバースデー

お誕生日っぽいものを! と、お店についてからお願いしたら、こんなサプライズをして下さいました。(別途料金がかかります)
全個室なので、中居さんも一緒にハッピーバースデーを歌って下さって、和やかに父のお誕生日をお祝いできて嬉しかった。
鉢物

上品なお味で秋茄子だから、しっとりしていて、美味しかった。
お肉

もう、この頃になってくるとお腹一杯! フレンチだと、お魚とお肉を食べきれない年齢になった私には、「ほんの少し」が助かるし嬉しい。
御飯

土鍋で炊いた松茸ごはん。松茸の香りがする~!
デザート

抹茶と一緒に自家製のくずきりを。今回のコースで最も印象に残ったのは、このくずきりだったかも!というおいしさでした。
ごちそうさまでした!
「日常を一歩、はみ出す。」——50代からの行動メモ
50代になった今こそ、「日常を一歩、はみだす」練習をしてみよう。
慣れたやり方や、守るべきだと思い込んでいる枠を、少しずつゆるめていく。
そこから、新しい景色が見えてくるかもしれない。
このメモは、そんな私の「はみだしの記録」です。
次回
More to come…
前回
「日常を一歩、はみ出す。」——50代からの行動メモ
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