カテゴリー
起業

1歩目 Clipchampのクラウドストレージを減らすにはどうしたらいいの?

【あらすじ】アムステルダムに住むサシャとYou Tube配信を始めるの続きです。その後、パソコン教室に通った私は、Clipchampという動画編集ソフトの使い方のイロハは習いました。だが、しかし。「習う」と「実際に使ってみる」は、立ち止まった際の、ひとつ、ひとつの質問を記録していきます。

あ、それ結構あるあるです。Clipchamp、気づくとすぐパンパンになりますよね。

結論から言うと、「不要な動画・プロジェクト・書き出しデータ」を消していくしかないです。ちょっと整理のコツを順番にいきますね👇


① プロジェクト内の素材を削除する

Clipchampって、編集画面に入れた素材(動画・画像・音声)が全部クラウドに残ります。

やること

  • プロジェクトを開く
  • 左側の「メディア」タブを見る
  • 使ってない素材を右クリック → 削除

👉 これ、意外と重い動画が溜まってること多いです


② 不要なプロジェクト自体を削除

編集途中のプロジェクトも容量食ってます。

やること

  • ホーム画面(プロジェクト一覧)へ
  • 使わない動画プロジェクトを削除

👉 「もう投稿したやつ」は基本消してOK


③ エクスポート済み動画を削除(重要)

これが一番効きます。

Clipchampは書き出した動画(完成データ)もクラウドに保存してるので、
同じ動画が「元素材+完成版」で二重に存在してる感じ。

やること

  • 「Exports(エクスポート)」や「マイメディア」系を確認
  • 不要な完成動画を削除

👉 PCやOneDriveに保存済みなら、クラウド側は消してOK


④ OneDriveとの関係もチェック

Clipchampは実質 Microsoft OneDrive と連動してます。

なので、

  • OneDrive側の「Clipchamp」フォルダ
  • 動画ファイル(mp4など)

も確認して、不要なら削除するとさらにスッキリします。


ちょっとした判断基準

迷ったらこれ👇

  • ✔ すでにYouTubeにアップ済み → 消す
  • ✔ PCに保存済み → 消す
  • ✔ 今後編集しない → 消す
  • ❌ まだ使う素材 → 残す

正直なところ

92%までいってるなら、
👉「エクスポート動画の削除」で一気に軽くなる可能性高いです


もしよかったら、
「どの画面がわからないか(スクショでもOK)」教えてくれれば、
ピンポイントで「ここ押して!」ってナビできます👍

カテゴリー
お金のリビング

投資ってやった方が良いですか? と聞かれた時は

*** 

私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

***

「投資って、やっぱりやらなきゃダメですか?」

こう聞かれること、すごく多いです。この質問の方の中には、「怖い」という気持ちがあるのだと思います。

新しいことをやる怖さ。損するのが怖い。せっかく貯めたお金が減るかもしれない、という怖さ。よくわからないのが怖い。知らない言葉、知らない仕組み、知らない世界。

周りだけ進んでいる気がして、焦る。NISA、iDeCo、資産形成。みんながやっている感じがする。

「やらなきゃ」と思う。でも、「やりたくない」とも思う。

実は、これ。すごく自然なことだと思っています。だって、お金って「安心」とつながっているから。それを揺らす行為が「投資」だとしたら、怖くて当たり前なんです。

私自身も、そうでした。マネーライターでありながら、「投資はしないし、書かない」と決めていた時期があります。要は、それくらい、怖かった。

だから、

・怖いと思う自分
・止まっている自分
・一歩踏み出せない自分

どれも、間違っていないと思うんです。

私が投資を始めたのは、今から10年ほど前。「投資の勉強」というより、自分の中にある「怖さ」や「面倒くささ」と、少しずつ折り合いをつけていく時間だったように思います。

その記録をベースに、昨年の秋にKindleで一冊の本を出版しました。

今日、4月29日はアマゾンのkindleで無料でダウンロードできます。
(※2026年5月2日まで)▶︎【アマゾンでダウンロードする】

投資の正解を書く本ではありません。投資を遠巻きにしていた私が、その気持ちとどう向き合い、どう関係を結び直していったのか。その過程をまとめた一冊です。

もし今、投資に対して同じような気持ちを持っている方がいたら。この本は、その入り口になるかもしれません。

カテゴリー
主婦の日常

保護中: 2026年4月外出着・覚書

このコンテンツはパスワードで保護されています。表示するには以下にパスワードを入力してください:

カテゴリー
投資

投資をするなら、感情の準備から──マネーライターの私が投資と折り合いをつけた3年間

投資をするなら感情の準備から

世の中は今、「資産形成をするなら投資は避けて通れない」と言われる時代に入っています。それでも、感情がついてこないままでは、一歩は踏み出せません。

だからこそ、必要なのは知識よりも先に、「感情の準備」なのだと思っています。

マネーライターの私が投資を書かなかった理由

私が一人の主婦として投資と向き合った3年間、ママ友に向けてメールマガジンを出していました。

それまでは、マネーライターでありながら、
「投資は書かないし、やらない」と決めていました。

理由は、とてもシンプルです。
面倒だったからです。

「堅気の主婦が、投資なんて」という気持ちもどこかにあって、堅実でいる自分に、矜持すら持っていました。

私が「投資」と折り合いをつけた3年間の記録

それでも10年前、投資の世界に足を踏み入れました。

なぜか。

マネー業界にいると、現実よりも少し早く、これからの流れが見えてきます。
当時の私は、「これからは投資が当たり前になる」と感じていました。

だからこそ、「主婦の私が投資を始める過程を記録しておこう」と思い、ママ友に向けてメールマガジンを書き始めたのです。

今振り返ると、それは「投資の勉強」というより、自分の中にある「怖さ」や「面倒くささ」と、少しずつ折り合いをつけていく時間だったように思います。

その記録をベースに、昨年の秋にKindleで一冊の本を出版しました。「投資なんてよく分からないし怖い」と感じている方に向けて、主婦の私が投資とどう向き合ってきたのか、そのプロセスをまとめたものです。ありがたいことに、多くの方に手に取っていただき、三冠を達成しました。

今日から、アマゾンのkindleで無料でダウンロードできます。
(※2026年5月2日まで)▶︎【アマゾンでダウンロードする】

投資の正解を書く本ではありません。投資を遠巻きにしていた私が、その気持ちとどう向き合い、どう関係を結び直していったのか。その過程をまとめた一冊です。

もし今、投資に対して同じような気持ちを持っている方がいたら。この本は、その入り口になるかもしれません。

カテゴリー
お金のリビング

その保険、本当に必要?「不安ショッピング」になっていないか考えてみる

*** 

私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

***

「どんな保険に入ればいいですか?」

お金の話をしていると、よく聞かれる質問です。

でも、その前に、もうひとつ大事な問いがあります。

それは、「その保険料、無理なく払い続けられますか?」

ということ。

保険は、安心を買うものです。でも同時に、「不安」から生まれる買い物でもあります。私はこれを、“不安ショッピング”と呼んでいます。

不安だから、とりあえず入っておく。よくわからないけど、手厚い方がいい気がする。その気持ち、すごくよくわかります。でも、ここに落とし穴があります。

保険は「入ること」よりも、「払い続けること」のほうが大事なんです。

たとえば、月々の保険料が高すぎて、家計を圧迫してしまうと、

安心を買っているはずの保険が、日常の負担になってしまう。

これでは本末転倒です。だからまずは、

「出せる保険料はいくらか」を決める。

そのうえで、

・火災保険

・自動車保険(必要な場合)

・死亡保障

・医療保険

といった優先順位で考えていく。

この順番で見ていくと、必要なものと、そうでもないものが見えてきます。

大事なのは、「全部をカバーすること」ではなく、「自分にとってのリスクをヘッジすること」。

そしてもうひとつ。

保険は、安心のためのものですが、不安をゼロにするものではありません。

だからこそ、“なんとなくの不安”で選ぶのではなく、“具体的なリスク”に対して選ぶ。

そうやって一つひとつ整理していくと、保険はもっとシンプルになります。

「保険の見直し」は少し手間がかかりますが、一回やってしまえば確実に生活コストが下がります。

家計の整理を一人でするのが難しいと感じたら、一度、一緒に棚卸ししてみませんか。私が主宰している「お金のリビング」では、家計簿をつけることよりも、
“自分のお金の使い方を理解すること”を大切にしています。

まずは、気軽に「お金のモヤモヤ」を話してみるところからはじめませんか?
▶ お金のリビング「はじめの一歩」は下記をクリック!

カテゴリー
音楽・アート

鈴木杏さん個展「やどる」4月28日(火)まで

ご本人の自画像

4月28日(火)まで 渋谷・SISON GALLERy

友達が鈴木杏さんの個展に行ったという話を、LINEで送ってきてくれた。そ時に、上記の写真が添えられていた。すごいパワ~。。「是非、この絵の実物を見たい!」と、渋谷(ほぼ代官山)で開催されていた個展に行ってきました。

鈴木杏作品展「やどる」“Something begins to live” 開催情報 □ 日時・会場 2026年4月11日(土)~28日(火)13:00~18:00 東京都・SISON GALLERy(シソンギャラリー) ※月曜・火曜は休廊 ※最終日は17:00まで

透明感が半端ない空間

抽象画なんだけれども伝わる何かがストンと胸に落ちる

画廊の方によれば、画材はアクリルとのこと。近くでみると、素人の私には油絵かな? というくらい塗り重ねがある。けれども、ご本人のメッセージを読んで、「なるほど!」と思った。透明感、半端ない感じで、エネルギーが満ちていた空間でした。

ご本人のメッセージ

パンフレットのご本人からのメッセージが

色を重ねていった先に/なにかが宿る、その瞬間/やっと絵は絵になるのだと
最近気がついた/頭で思い描いていたイメージを/全力で覆すかのように
身体が勝手に動いていく/ひとつひとつ/粛々と/遠く遠く/深く深く
色を重ねながら/私はただただ/なにかが宿る瞬間を/求めている

(「出典:映画ナタリー」に制作中の風景があった)

「やどる」瞬間に向かって無心に身体を動かしているのだろうなぁ。

ラフスケッチも素敵

ギャラリーの小部屋には、絵を描き始めた頃だろうか? かなり昔の手帳などもあった。そんな手帳と一緒にあった2024年8月29日のスケッチ。

肉体そして意識で日々を創造していく/それが自分の人生への責任である

確かに! 肉体と意識を使って日々を創造していくこと。それが、自分の人生への責任である。「もう、本当にそうだ!!」と思うしかない端的な言葉で表現された文章(散文?)も素晴らしい。

SISON GALLERy(シソンギャラリー)

静謐でセンスある空間

ギャラリー店主さんがいらして、絵についての説明を丁寧にして下さった。聞けば、常駐していらっしゃるという。

「貸しギャラリー」という形での営業はほぼやっておらず、「作家さんとプロジェクトを一緒にやっている」という感覚でお仕事をされている、といった趣旨のことをおっしゃっていた。

愛だよ、愛。

アートへの愛を持って、誠実にお仕事をされている方達が、日本のアートシーンを成熟させていくのだろうなぁと思った。

ジャン・ロンドーを招聘した音楽事務所の方もそうだけれども、熱い想いのある人がアートを支えて下さっていることを心強く思う。

カテゴリー
お金のリビング

貯金ができないのはダメ?いいえ、「貯蓄率」で考えると見えてくること

*** 

私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

***

「なかなか貯金が増えなくて…」家計の相談を受けていると、とてもよく聞く言葉です。でも、そのとき私は、こんなふうに考えています。

「金額じゃなくて、“率”で見てみませんか?」たとえば、毎月5万円貯められる人と、毎月2万円しか貯められない人。

一見すると、前者のほうが優秀に見えるかもしれません。でも、もし手取りが違ったら? 50万円の中から5万円を貯めるのと、20万円の中から2万円を貯めるのでは、後者の方が、実はしっかりコントロールできている可能性もあります。

そこで大事になってくるのが、「貯蓄率」という考え方です。

目安は、手取りの10〜30%。この範囲に入っていれば、家計としては十分に機能していると言えます。

もちろん、教育費がかかる時期は、どうしても貯蓄率は下がります。それは“ダメ”なのではなくて、「そういう時期」なだけ。

むしろ、その期間をどう乗り切るかが、その後の家計に大きく影響します。

大切なのは、「いくら貯めたか」ではなく、「どれくらいの力で貯められているか」。

つまり、“貯蓄力”です。この力があれば、教育費の負担が終わったり、収入が増えたときにも、ちゃんとお金を残せるようになる。逆に、この力がないと、収入が増えても、なぜかお金は残らない。

だからまずは、今の自分の貯蓄率を知ること。そして、「このくらいなら続けられそう」というラインを見つけること。お金の管理は、完璧を目指すよりも、“続けられる形”を見つけることのほうが大切です。

だから、「ちゃんとしなきゃ」と思う前に、まずは“今の自分の状態を知ること”からで大丈夫です。

・どれくらいの力で貯められているのか
・どこに無理があるのか
・どこなら、もう少し整えられそうか

そういうことを、一つひとつ言葉にしていくと、家計は少しずつ、“自分で扱えるもの”に変わっていきます。もし、ひとりで整理するのが難しいと感じたら、一度、一緒に棚卸ししてみませんか。

私が主宰している「お金のリビング」では、家計簿をつけることよりも、
“自分のお金の使い方を理解すること”を大切にしています。

まずは、気軽に話してみるところから。
▶ お金のリビング「はじめの一歩」は下記をクリック!

カテゴリー
主婦の日常

ガン飛ばす猫 ~2026年体調記録~

寝込む足元で、ちゃま。がガンを飛ばしていた。幸せな風景

昨日は半日寝込む

昨日、朝、起きる時点で、ものすごく怠い。夫の朝食を準備し、朝の小家事(ごみ捨てや台所の小掃除)などのモーニングルーティングをしているうちに、何となく「騙して動ける」ところまで体調が上向き。

午前中に1件、入稿。

昼休みになったので、横になってみると、そのまま起き上がれない。「これはダメだわ」と、午後に実家に行く予定だったが行けない旨を連絡し、夜のメサイヤ練習もお休みすることにした。少し落ち込む。

夕食は作らず、夜のビオラの練習も休み、布団の中で、ダラダラと過ごす。今朝は、何となく復活(普通に生活できるレベル)。

スケジュール確認と考察

スケジュールを確認してみると、2週連続で、週末にフルでお出かけが入っている。「お出かけ=楽しいこと」なので、「別腹扱い」になるけれど、身体は「疲れ」としてカウントしているのだろう。

2週間のうち、「完全にオフ」という日を一日つくる。

週末はスケジュールが入りやすいので、「平日に半日休む」というのでも良いのかもしれない。多くの医院は、土曜日半日診察するかわりに、平日のどこかで半日休みを組むもんな。そんな感じ(雑)

2月に一度、体調の振り返りをしていて、「3月は身体と相談しながら、再稼働をしたい」と、述べている。これに嘘偽りはなく、3月は慎重に暮らした。

でも、4月に入って調子こいていたんだと思う。

さほど頑健な身体ではない(虚弱とも言う)のだから、余白をいれる。余白というのは、私の場合、自宅でゴロゴロするということだ。どんなに好きなパターンの時間の過ごし方をしても、「自宅でゴロゴロ」ということには及ばない。

2026年体調記録

2026年2月の稼働は実質5日(2回発熱)

2026年4月21日 半日寝込む ← 今、ココ。

2024年体調記録

2023年体調記録

2022年体調記録

2021年体調記録

2020年体調記録

2019年体調記録

カテゴリー
起業家・飯守篤子に密着 起業

海外起業で勝つためのリアルQ&A──日本人がつまずくポイントと、その乗り越え方

30年にわたりドイツとフランスで飲食業を展開してきた飯守篤子さんと、パリで飲食事業を手がける佐藤大輔さんの対談【前編 日本人がヨーロッパで飲食業を営むとき、何が武器になるのか──フランスとドイツの勝ち筋から読み解く」】の続きです。

息が合った「掛け合い漫才」のようなトークのお二人

後半では、会場から寄せられたリアルな質問に対して、飯守篤子さんと佐藤大輔さんが率直に答えていきます。海外で生きていくうえで避けて通れない問いに、現場で積み重ねてきた経験から向き合います。

Q1 海外から見た日本人の強みと弱みは?

海外に挑戦しようと考えています。ヨーロッパの人たちから見たとき、日本人の良さや弱さはどのように映っているのでしょうか。現地で長く暮らしているお二人の視点で教えてください。

佐藤さん 日本人の良さとしてよく感じるのは、「人の話をきちんと聞く姿勢」です。フランスでは、相手が話している途中でもどんどん話す人が多いので、ちゃんと聞いているだけで「理解してくれている」と受け取られることもあります。一方で、交渉の場面では、日本人はどうしても“落としどころ”を探してしまう傾向があります。海外では「ここまではOK、ここからはNG」と線を引く方がうまくいくことも多く、その違いは感じます。

篤子さん 日本人の強味でもあり、ある意味弱みという点に繋がるのかもしれませんが、責任感のあり方が違うと感じることがあります。ドイツでは、担当者がすぐ変わったり、「それは自分の仕事ではない」と他の人に回されることが多いんですね。一見すると責任感がありそうに見えても、実際には個人として最後まで責任を持つという感覚は、日本人の方が強いと思います。実際、コールセンターに電話しても、たらい回しにされて終わることも珍しくありません。最終的に「誰もわからない」で終わることもあります。

そういう意味では、日本人のように一つのことを最後まで引き受ける姿勢は、海外では必ずしも当たり前ではないと感じます。

Q2 海外で日本人コミュニティは頼るべき?

ヨーロッパで長く暮らされているお二人にお聞きします。最初の段階で、日本人コミュニティに頼るべきなのでしょうか。それとも、現地の人たちの中に入っていく方がよいのでしょうか。

佐藤さん 私は最初の15年くらい、日本人コミュニティにはほとんど関わりませんでした。現地でやっていく以上、まずはその社会に溶け込むことを優先したかったからです。また、日本語でのやり取りに戻ると、せっかく身につけた現地の感覚が崩れることもあるため、意識的に距離を取っていました。

今は、必要に応じて日本人コミュニティとも関わるようにしています。自分の軸ができたからこそ、行き来できるようになったという感覚ですね。仕事上のネットワークとしても、日本人同士で助け合える場面はありますし、情報交換の価値も感じています。ただ、あくまでベースは現地に置いています。どちらかに寄りすぎるのではなく、両方を使い分けるようになった、というのが今のスタンスです。

篤子さん 日本人コミュニティという意味でいうと、ドイツではデュッセルドルフが一番大きいですね。日本語が通じる弁護士さんもいますし、日本人学校も大きい。日本語が通じるお店も多くて、極端に言えば、日本語だけで生活できるとも言われています。

ただ、私自身は最初の頃、日本人との付き合いはほとんどありませんでした。今も多くはないですが、基本的には現地の人たちとの関係の中で生活しています。ご近所のおじいさんと猫の話で盛り上がったり、同業者と自然に仲良くなったり、そういう関係はありますが、日本人同士で集まることはあまりないですね。

私も最初の2〜3年は日本にも帰らず、とにかくドイツ語で考えて、ドイツ語で生活することに集中していました。日本語に戻ってしまうと、また切り替えるのが大変なんです。道場に入ったような感覚で、環境にどっぷり入ることを大事にしていました。

Q3 イタリアに移住予定。現地での仕事は、何がいい?

イタリア人のパートナーがおり、将来的にフィレンツェに移住する予定です。現地で仕事をすることを考えたとき、どのような仕事に需要があるとお考えですか?

佐藤さん 大きく分けると、「需要ベース」と「好きベース」の2つがあります。需要で考えると、仕事がある場所に自分が合わせることになるため、必ずしも自分が行きたい場所にいられるとは限りません。一方で、好きベースで選ぶと、その場所に根を張るような働き方ができると思います。また、ヨーロッパは想像以上にコネ社会で、人との関係性の中で仕事が回る面も大きいです。

篤子さん イタリアなどは特にそうですが、「人」と「場」の影響がとても大きいと感じます。実際に商売をしてみると、「どんな仕事をするか」だけでなく、「どこで」「誰と」やるかによって、結果が大きく変わることも多いですね。

Q4 海外で起業するなら、資金はいくら必要?

将来的に、バルセロナで小さな日本食のバーを開くことを夢見ています。現地で起業する場合、どれくらいの資金が必要になるのでしょうか。また、資金は日本で準備しておくべきなのか、現地で調達できるのかも気になります。

篤子さん 素敵だと思います。あなた、すごく雰囲気がいいから。バルセロナっていう街にも合っていると思うし、その前髪の感じもいいですよね。そこで、小さなバーがあって、立って「いらっしゃい」って迎えて、日本食をタパス風に出して、美味しいお酒も楽しめる。そういうお店だったら、すごく流行ると思います。なんかもう、私には見えますね。いい感じにやっている姿が。だから、いけると思います。小さくスタートすれば、しっかり利益も出ると思いますよ。

ただ、現地でお金を借りるのは本当に難しく、実績があっても貸してもらえないことがあります。そのため、基本的には日本で資金を準備して持っていく方が現実的です。家族の協力も含めて、どう資金を作るかはとても重要です。

佐藤さん バルセロナは何度か行っていますが、正直なところ、日本食はまだそこまで浸透しているとは言えない印象です。スペイン全体に言えることですが、料理の文化がとても強くて、伝統も厚い。その分、日本食が入り込む余地は、現状ではそれほど大きくないように感じます。ただ一方で、某日本のソースがヨーロッパの中で最も売れているのがスペインだという話はあります。現時点では簡単な市場ではないものの、今後の広がりという意味では、可能性がある地域でもあると思います。また、バルセロナは大都市なので、その分コストも高くなります。お客さんは多いですが、その分リスクも大きい。そうした点を踏まえて、収益とリスクのバランスを見ながら判断する必要があると思います。

Q5 ヨーロッパの経営者は、どんな働き方をしている?

ヨーロッパで働く人は、ワークライフバランスを大切にしているイメージがあります。その中で、経営者や上の立場の人たちは、どのような働き方をしているのでしょうか。実際の現場感を教えてください。

佐藤さん フランスでは、一般の労働者は労働時間が法律で厳しく管理されています。週35時間が基本で、仮に残業をした場合も割増賃金を支払う必要があります。そのため、企業側としてもできるだけ残業をさせない前提で人員配置や業務設計を行っています。一方で、幹部社員以上になると扱いが変わってきます。管理職層や経営層になると、時間の制約自体がほとんどなくなります。そのため、一般の労働者は長期休暇をしっかり取り、バカンスを楽しむ文化が根付いている一方で、経営者や幹部層は時間に縛られず、実際にはかなり長時間働いているケースも多いです。フランスは一見「ワークライフバランスの国」に見えますが、立場によって働き方が大きく分かれる社会とも言えると思います。

篤子さん ドイツでも似ていますが、上に行くほどよく働く印象があります。結果として、「お金はあるけれど時間がない人」と「時間はあるけれどお金がない人」に分かれるような構造があると感じます。

Q6 海外で迷ったとき、どう立て直す?

海外で、「いきなり評価をされる」ということは少なく、自分の強みや価値に迷うこともあると思います。長く海外で活動されてきた中で、落ち込んだときや迷ったとき、どのように立て直してきたのか、考え方や行動を教えてください。

篤子さん 落ち込んだときは、あまり考え込まずに、とにかく体を動かして働きます。飲食業は肉体労働なので、仕入れに出たり、渋滞の中で運転したり、目の前の仕事に集中しているうちに、時間がどんどん過ぎていきます。そうやって無心で動いていると、気持ちが少しずつ上向いていきます。

笑顔で接客をしていると、お客さんや周りの人たちからエネルギーをもらえることも多いです。一人でやっているつもりでも、実際にはスタッフやお客様、家族や仲間が支えてくれていると実感する瞬間があります。そういうつながりを感じることで、「一人じゃない」と思える。それが、次に進む力になっています。振り返ってみると、落ち込んでいる時期も決して無駄ではなくて、自分を見直す大事な時間だったと感じています。。

佐藤さん 私自身、40代の頃に、自分の価値がわからなくなった時期がありました。何が強みなのか、自分は何を提供できるのか?が見えなくなってしまったんですね。当時はリヨンにいて、とにかくいろいろな仕事を引き受けていました。あれもこれもと手を広げる中で、「やりすぎている」「敵を作りすぎている」と周囲から指摘されることもありました。

そのときに気づいたのが、自分のプライドの高さでした。フランスでは自己主張が強い人が多いので、自分もそうでなければいけないと思い込んでいたのですが、実はそれが自分を苦しめていた面もあったんです。そこから一度立ち止まり、自分の動きやスキルを整理しました。たとえば、シェフは現場から離れにくい一方で、自分は外に出て人とつながることができる。その違いが、自分の役割になっているのではないかと気づいたんです。

つまり、自分の強みは「何ができるか」だけでなく、「どの立場で、どう動けるか」にあると理解しました。また、自分一人で考えるのではなく、周囲との関係の中で見えてくるものも大きかったです。シェフや仲間とのやり取りの中で、「自分はこういう価値を求められているのか」と気づくことができました。その後はトップダウンのやり方ではなく、あえてスタッフと近い距離で関係を築くなど、自分なりのやり方を選ぶようにしています。

迷ったときは、自分の内側だけで答えを探すのではなく、環境や人との関係の中で、自分の役割を見つけていく。そういうプロセスが大切だと感じています。トラブルが多い環境なので、そもそも立ち止まっている余裕がない、というのもあります。常に何かが起きる中で、その都度判断して動いていく。その積み重ねで前に進んでいく感覚です。

前半の講演会1時間、休憩をはさんで、後半のQ&Aコーナー1時間、その後、篤子さんからのお土産を手にお客様は満足そうに帰っていかれました。

チョコレートを小分けにして各人に一つずつお土産に

満席の懇親会。篤子ファンが集まる理由

その後、場所を移動して懇親会へと進みます。

講演会の余韻が残るなかで開かれた懇親会は、講演会のチケット発売直後に満席となってしまいました。参加をご希望くださったにもかかわらず、ごく一部の方にしかお席をご案内できなかったこと、心苦しく思ってます。この場を借りて、お詫びします。

年齢も背景も異なる参加者の方々が、それぞれの理由でこの場に集まっていました。その声を、そのままご紹介します。(敬称略でお名前はカタカナとさせて頂きました)

テーブル1

大盛り上がりの中、カメラに向かってチーズ!

リコ 海外に長い間住まれて、ご活躍されて、会社も経営していらっしゃる、そのマインドや生き方を知りたくて今日は来ました。とても勉強になるいい時間でした。ありがとうございました。

ヒロミ シュトゥットガルト在住のひろみです。やっとお会いできて本当に嬉しいです。またドイツに帰ったら伺わせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

ジュンコ また登場しちゃいました。パリコレデビューを目指して頑張ります。篤子さんLOVEです。

ナリオ 今回初めて講演会に参加させていただきました。篤子さんのポジティブシンキングに元気をもらい、自分の道を歩んでいきたいと思いました。ありがとうございました。

シライシ 以前、佐藤さんのお店でスタッフとして関わっていました。社長とは思えないほどスタッフ一人ひとりの健康管理まで気にかけ、自ら動かれている姿を見てきました。その経験から、今もファンとして参加しています。

ミチヨ フランクフルトに住んでいた頃、飯守さんのカフェの前をよく通って、ずっと憧れていました。インスタグラムでの発信にも元気をいただき、直接お会いしたいと思い、今回参加しました。

ナカムラリコ(インスタネーム) インスタライブをいつも拝見していて元気をいただいています。実際にお会いして、そのパワーを感じたいと思い参加しました。参加者の方々のお話にも刺激を受け、とても良い時間でした。ありがとうございました。

サヨコ 今回初めての対談形式の講演会で、さまざまな視点から多くのことを学ぶことができました。毎回内容がパワーアップしていて、リピーターが多い理由がよくわかります。今回もとても楽しませていただきました。ありがとうございました。

サヤ インスタのリールで講演会を知り参加しました。遅刻して前半は聞けませんでしたが、後半の質問会で素敵なお話をたくさん聞くことができました。ありがとうございました。

テーブル2

わざと変顔をするのが大好きな篤子さん。止めなはれ!

スミレ 来年南仏に行く予定です。今回で二回目の参加ですが、篤子さんが海外で自分を軸にチャレンジされてきた姿や言葉を聞けることが、いつも勉強になり励みになっています。今回もたくさん素敵な言葉を聞くことができて楽しかったです。ありがとうございました。

モモカ 福岡から来ました。半年前くらいにインスタで拝見して、こんな素敵な女性になりたいと直感で思い、今回初めて参加しました。実際にお会いすると、想像以上にパワフルで魅力的で、とても嬉しかったです。これからも応援しています。ありがとうございました。

ニシオミレ 現在、貿易のビジネスを立ち上げ、日本の食文化やお酒などをヨーロッパに展開したいと考えています。その先駆者である篤子さんの発信を日々インスタで学び、今回直接お会いできて、心に刺さる言葉ばかりでした。これからさらに精進していきたいと思います。よろしくお願いします。

ウメダナミエ(ナミチャン) 友人から篤子さんのノート術を教えてもらったことがきっかけでインスタを拝見しました。いつも軽やかな言葉に元気をいただいています。今日実際にお会いできて本当に嬉しかったです。とても勉強になる時間でした。ありがとうございました。

ミュウミュウ ヨーロッパが大好きで、インスタをいつも見て元気をいただいています。インスタライブも毎回楽しみにしています。いつかドイツやフランスに住みたいと思っているので、とても参考にさせていただいています。ありがとうございます。

イノウエミ 現在香港に在住し、客室乗務員をしています。ノート術を通して自分を振り返る機会が増え、夢を叶えるためにどう使うかを考える中で、篤子さんの考え方に強く惹かれました。実際にお会いしてエネルギーを感じ、さらに頑張りたいという気持ちになりました。とても楽しい一日でした。ありがとうございました。

テーブル3

慌てていたので、カメラ目線の声かけできず。隠しどりのような写真でごめんなさい。

ハラショウ 篤子さんのノート術の一期生として参加していました。もともとインスタで存在を知り、どんな方なんだろうと思ってKindleを読んだのがきっかけです。いろんな経営者や発信者がいる中で、篤子さんの在り方に惹かれて参加しました。同じような思いで集まる方と出会えたり、刺激をもらえる場なので、今回も参加しました。

ショウコ(ショコラ) 9月からフランスに移住する予定で、結婚を機に全く新しい環境に飛び込むことになります。言葉も仕事もゼロからのスタートで不安もある中、篤子さんのインスタに出会い、そのパワーをいただきたいと思い参加しました。皆さんのお話にも刺激を受け、参加して本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

ナナ 篤子さん、ドイツで会いましょう。以上です。

クドウショウコ 定年退職後、大好きなヨーロッパ、フランスへの思いから参加しました。佐藤さんのインスタを通じて篤子さんを知り、その愛と金融のパワーをいただきたいと思いました。こんなボスと働いてみたいと感じています。ありがとうございました。

ツカモトテルコ(テルチャン) 篤子さんのインスタを見て、そのハッピーマインドやポジティブさに惹かれ、毎日チェックするようになりました。体調を崩していた時期もありましたが、少しずつ良くなり、今年から何か始めたいと思っていたタイミングで出会えたことにご縁を感じています。今日は楽しい時間をありがとうございました。

イワノチアキ 福岡から参加しました。昨年ヨーロッパを一人で旅した際、その空気感に惹かれて、住めるかもしれないと感じたことがきっかけです。帰国後にインスタで篤子さんを見つけ、エネルギーと前向きな発信に元気をもらっていました。実際にお会いしたいと思い、今回参加しました。ありがとうございました。

タニグチサオリ インスタや著書を通じて篤子さんを知り、感銘を受けました。航空業界で長く働き、昨日退職し、これから客船で新しい仕事を始めます。過去に海外でのトラブルも経験しましたが、篤子さんの言葉に勇気をもらい、もう一度自分の力で挑戦したいと思っています。今回お会いできたことをきっかけに、またどこかでお会いできたら嬉しいです。

アミ インスタで偶然拝見し、パワフルな方だと思ってすぐフォローしました。ノート術にも参加し、今回初めて懇親会に来ました。現在中目黒で美容サロンを経営していますが、今後は北欧でのビジネスにも興味があり、そのヒントを得られたらと思い参加しました。よろしくお願いします。

アヤ 篤子さんと出会って1年半ほどになります。この人を世界に広めたいと思い、インスタを一緒に立ち上げました。今こうして多くの方に届いていることを嬉しく思っています。これからもいろいろな企画を一緒にやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

ササザワ 篤子さん、本日はありがとうございました。ご縁をいただいてから5〜6年になりますが、欧州で活動を始めた際には、必要なタイミングで的確なアドバイスをいただいてきました。これからさらにご活躍の幅を広げていかれる中で、その背中を追っていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

大いに食べて、大いに飲み、おしゃべりに花が咲きました。

お名前はテープ起こしの音声から拾っておりますため、誤りがございましたらご容赦ください。また、あまりに話が盛り上がっていたお二人については、お声を収録できておりません。こちらもあわせてお詫び申し上げます。

帰り道

「みんなの篤子」が自分の元に戻ってくるのを待っているダムさんの話はコチラ

すべてのスケジュールを終えた銀座での帰り道。
ずっと日本語の会話の中にポツンといた篤子さんのご主人・ダムさんが、「ようやく篤子が僕のところに戻ってきた!」とばかりに、大型犬のように寄り添っている姿が微笑ましかったです。

カテゴリー
起業家・飯守篤子に密着 起業

日本人がヨーロッパで飲食業を営むとき、何が武器になるのか──フランスとドイツの勝ち筋から読み解く

2026年3月14日に銀座で行われた飯守篤子さんの講演会は、あっという間に100席が満席となりました。記念すべき第1回から約1年、篤子ファンは着実に増え続けています。

今回の講演会は、パリで飲食コンサルタントとして活動する佐藤大輔さんを迎え、対談形式で行われました。同じヨーロッパでも、国が違えば価値観も市場も大きく異なります。では、日本人がヨーロッパで飲食業を営むとき、何が武器になるのか。

30年にわたりドイツとパリで店を展開してきた飯守篤子さんと、パリで飲食事業を手がける佐藤大輔さんの対談から、「海外で勝つためのリアル」を、【前編】【後編】にわけて紐解きます。

前編 : 日本人がヨーロッパで飲食業を営むとき、何が武器になるのか──フランスとドイツの勝ち筋から読み解く

後編 : 海外起業で勝つためのリアルQ&A──日本人がつまずくポイントと、その乗り越え方

飯守篤子  ドイツで起業30年の年商10億円社長。フランクフルトとパリに自分で飲食店を持ち、不動産業も営む。  

佐藤大輔  フランス在住25年。パリで飲食事業の立ち上げ・展開を手がけるコンサルタント。元おむすび権兵衛パリ店長を務めるなど、投資家資本を活用した事業運営にも携わる。

海外での個人起業──最後に頼れるのは何か 

篤子さんのパリの基軸店「たから」

篤子 開店の噂を聞きつけた頃は、「フランス人がおにぎりなんて、食べるわけないよね」と周囲の日本人と話していました。経営者の顔がわからないまま、工事の様子が気になって見に行く日々が続きました。やがてオープンすると、おにぎりは1個1.5ユーロ! 当時のパリの物価を考えると、あまりにも安い価格設定でした。「これは自殺行為だ」と、思いました。

最初はお客さんも少なく、「やっぱり難しいのではないか」と感じていましたが、店はあれよあれよと人気が出て毎日行列が途切れない繁盛店へと成長していきました。佐藤さんとは顔を合わせるうちに自然とご近所付き合いが始まり、すっかり仲良しになりました。お互い猫好きなので、猫の話だけで1時間は軽く話せる関係性です。

篤子さんの自宅で猫談義に花を咲かせる佐藤さん この訪問時の記事はコチラ

篤子 去年、私のパリの店でキッチンの換気口が壊れるというトラブルが起きました。「換気口がうるさい!」と近所から苦情が入り修理をしようと業者に依頼したのですが、三社続けて失敗! 「お金を先に払ったのに業者が来ない」「来たけど商品がダメ」「一回目は来たけど、作業がうまくいかなくて二回目は来ない」など、物事が全く進まないんです。

そんな悩みを佐藤さんにこぼすと、彼はこう言いました。「うん。僕もそのぐらいの苦労はしたよ。この人の方に連絡してみたら?」と紹介してもらった業者で、ようやく換気扇は直りました。もっとも、その仕事ぶりはビミョー。「え? なんでこの人紹介するの?」という感じではありましたが(笑)。 

外国で日本人が個人で飲食店を営むということは、潤沢な資金を前提にした経営は難しく、想定外のトラブルも日常的に起こります。言葉や制度の壁、文化の違い──その一つひとつが、小さな経営にとっては大きな負荷になります。そうした環境の中で、最後に頼れるのは「人とのつながり」です。海外でお店をやっていると、一人ではどうにもならないことが本当に多いんです。だから、日本人同士で、お互いに抱えている問題を持ち寄って、「どうする?」と、話しながらやっています。ところで佐藤さんは、なぜフランスに来たのですか?

「好き」がそのまま武器になる国を選べ

佐藤 フランスに住み始めて25年が経ちました。なぜフランスに行こうと思ったのか? という原点を考えてみると、「もともと食べるのがすごく好きだった」ということに行きつきます。かなり食い意地の張った子どもで(笑)、 自分なりに「味はわかっている」という自負があったのですが、日本では「たくさん食べること」に、どこかネガティブなイメージがありました。

フランスは、「たくさん食べること」が「良いこと」なんです。「たくさん食べることができないとグルメじゃない」みたいな考え方です。いわば、食べることが丸ごと肯定される文化がある国です。その価値観に触れた時、すごくいい国だなと思って、「フランスに行きたい」と、ごく自然に思いました。

佐藤さんは、早稲田大学卒業後、慶應義塾大学大学院の修士課程で食文化について研究していました。2001年に渡仏。リヨン第2大学大学院で学び、学生の身分のまま、食文化への関心をもとに飲食業でのコンサルタント業を始めました。

同じヨーロッパでも「食文化」が違う

篤子 私がドイツに住み始めた時、食文化の貧しさに本当にびっくりしました。朝はパン、昼は学生なら寮の食事、会社員なら社員食堂、そして夜もまたパン。「いつ普通のご飯を食べるのかな?」と、思っていました。ドイツ人は、家をピカピカに磨き上げ勤勉に働くなど暮らしの質は高いのですが、食に対する関心や優先順位は総じて低い印象です。

そんなドイツに住んでみて、「これなら日本の食文化を紹介できる。いける!」と、思いました。

篤子さんは、29歳でフランクフルトで航空会社・現地採用社員の副業として「寿司 am main」を開業。フランクフルトでタイプの異なる寿司店を3店舗まで拡大した後、40代に入って、パリに1958年創業の「たから」をM&Aで入手。パリセレブの台所と言われる人気店に育てる。

篤子 30年前のドイツで寿司を食べたことがある人は、ごく一握りでした。最初から受け入れられたわけではなく、つらい時期もありました。一方で、フランスの人は「食」で感動してくれるんです。もともと食文化が豊かで、私自身もパリの料理に触れたとき、「こんなに美味しいのか!」と驚きました。 ドイツはザワークラウトやソーセージといった伝統はあるものの、料理自体はここ数百年、進化していないという感覚があります。

フランクフルトとパリは距離にすれば約500キロ、日本でいうと「東京〜大阪」より少し短いくらいです。でも、言葉も違うし、食生活も文化もまったく違う。同じヨーロッパでも、ここまで違うのかと驚きました。

その国独自の規制はビジネスチャンス!

篤子 ドイツでパン屋やケーキ屋をやるには「マイスター」を取る必要があります。そうしないと、開店できない。マイスター制度は、職人としての資格制度で、取得するには専門学校に通いながら数年にわたる修業が必要になります。しかも、その多くが15歳や16歳から始める前提の教育で、社会に出てから資金を貯めて起業しようとする人にとっては、非常にハードルが高い仕組みです。

私も、ケーキ屋をやろうと思ったときに、その壁に当たりました。でも、参入障壁が高いということは、競合が入りにくいということです。たとえば、ピエール・エルメやラデュレのようなフランスの有名店が、簡単にドイツに進出してくることは考えにくい。 「じゃあ、ドイツでマカロンを焼く人は私一人かもしれない!」と、思ったんです。その瞬間、制約は障害ではなく、チャンスへと変わりました。

佐藤 フランスで飲食店を始めるとき、日本とは大きく異なる仕組みがあります。それが「営業権」という制度です。フランスでは、飲食店の数に一定の制限があり、新規で自由に出店することができません。そのため、既存の店舗を引き継ぐ、いわばM&Aのような形でスタートする必要があります。

どんなに小さなお店でも2000万~3000万円程度の営業権を買って始める必要があります。しかも価格は、過去の売上に応じて決まります。過去3年間の年商の平均が、そのまま営業権の相場になります。だから、繁盛しているお店ほど高くて、簡単には買えない。

この制度は、既存の飲食業を守るための仕組みでもあります。EU圏全体にも通じる、ある種の保護主義的な側面です。ただし、一度その中に入ってしまうと抜け道やいろんな方法も見えてきます。閉じているようでいて、内側には独自のルールと流動性がある。それがフランスの飲食業の特徴でもあります。

さらに興味深いのは、この仕組みが、料理人たちのキャリアの築き方にも影響している点です。一人の料理人が営業権を買って、自分の力でお店を大きくして、売って、また次を買う。そんな“ヤドカリ”みたいな動き方をしているんです。

お金の使い方で、その国がわかる

篤子 フランスには、ミシュランの星を獲得するようなシェフが次々と現れ、スターとして注目を集めていく文化がありますよね。料理人そのものが評価され、食が社会的な価値として確立されている。

一方で、ドイツではそうした光景はあまり見られません。もしフランスのようなスターシェフがドイツに進出したら成功するのではないか、そんな仮説も浮かびますが、そもそも前提となる市場がまだ十分に育っていないのです。

その背景にあるのは、「何にお金を使うか」という価値観の違いです。ドイツの人々は、食よりも住環境や車にお金をかけます。特別に裕福でなくても、家の中は驚くほど整っていて、無駄なものがなく、常に清潔に保たれている。物を増やさず、暮らしを合理的に整えることが当たり前の文化です。

さらに、高速道路網が整備されているドイツでは、車で長距離を移動すること自体が楽しみのひとつです。車は単なる移動手段ではなく、暮らしの質を支える重要な存在でもある。つまりドイツでは、「整った住まい」と「機能的な移動」に価値を置く社会なのです。

佐藤 フランスは、またまったく異なる顔を持っています。たとえばパリの街は、今や「車で移動する街」ではなくなりつつあります。道路は制限され、一方通行や通行止めが増え、中心部に車で入ること自体が難しくなっています。車に乗ったら最後、目的地にたどり着けない(笑)。政策としても、車を減らし、自転車や徒歩へとシフトさせる流れが加速しています。

篤子 先日、パリの街角で著名な日本人デザイナーが普通に信号待ちをしている姿を見かけました。パリは、人が歩き、偶然の出会いが生まれるのだと思います。

ドイツは地方分散型で、どの地域にも一定の機能が整っています。大都市に一極集中するのではなく、地方でも生活が成立する仕組みなんです。

佐藤 フランスは、パリへの集中が極端に進んでいます。パリは「パリという国」と言われるくらいです。

同じヨーロッパでも、ここまで違う。食文化、消費行動、都市設計――それらすべてが絡み合いながら、「どんなビジネスが成立するのか」が決まっていくのだと感じました。

日本食が、なぜ海外で勝てるのか?

佐藤 日本食は、今すごく脚光を浴びていますよね。以前は、日本文化といえば漫画やアニメが広がっていましたが、ヨーロッパでは「あれは子どものもの」というイメージが強い側面もあります。でも、日本食は違います。宗教の制約がある人でも食べられるし、幅広い層に届く可能性があるコンテンツだと思っています。

篤子 フランクフルトでも、食の風景はかなり変わってきています。アラブ系やトルコ系のお店が増えていて、ケバブなどはとても繁盛しています。移民の増加によって、その人たちの食文化が街に反映されているんです。一方で、ビーガンやベジタリアンの流れも強くなってきています。特にベルリンやミュンヘンなどの大都市では、食の選択肢そのものが大きく変わってきています。

そうした中で、日本食だけは少し独特な位置にあると感じています。宗教的な制約にも対応しやすく、グルテンフリーにもできる。つまり、日本食は「今の時代の食の条件」に合っているんです。

佐藤 特におにぎりはそうですね。具材を変えれば、宗教や食の制約に柔軟に対応できる。ベジタリアンでもいけるし、グルテンフリーでもある。

篤子 実際、パリでもおにぎりは一気に広がりましたよね。日本人だけでなく、現地の人が「おにぎり屋をやりたい」と言い出すくらいで。

佐藤 ただ、おにぎり単体というよりは、唐揚げとの組み合わせが強いんですよね。唐揚げ弁当は本当によく売れました。

篤子 唐揚げ、すごく人気ありますよね。チキンは身近な食材なのに、なぜか「唐揚げ」という形になると売れる。

佐藤 たぶん「KARAAGE」という言葉も含めて、一つの文化として受け取られているんだと思います。

篤子 日本の食は、まだまだ可能性がありますよね。「これいけるんじゃないか」と思うものが見つかると、やってみたくなる。私の場合は、目標から逆算するというより、「これできる」と決めて走るタイプなんです。

佐藤 ヨーロッパで抹茶ラテを最初に始めたのって、飯守さんですよね。

篤子 そう言われることもあります。18年ほど前にパティスリーを開いたとき、「抹茶でケーキを作ろう」と思ったのがきっかけです。当時、ヨーロッパでは抹茶自体がほとんど知られていませんでした。そのままでは伝わらない。だったらどうするかと考えて、「抹茶ラテ」にしたんです。ミルクと合わせて少し甘くすることで、飲みやすくする。「和菓子とお抹茶のセット」だとハードルが高いけれど、ラテにすれば受け入れられる。

最初は「海の匂いがする」「魚みたい」と言われましたけど(笑)、続けていくうちに少しずつ広がっていきました。今では抹茶ラテは世界中にありますが、当時は本当に誰もやっていなかったんです。

佐藤 抹茶については、飯守さんは世界的に見て、かなり初期のプレイヤーですよね。

海外起業は3つの戦い方がある

佐藤 僕はもともと飲食のコンサルタントなので、基本的には投資家の資金を預かって、お店を立ち上げて運営していくスタイルです。いわゆる「OPM(Other People’s Money)」ですね。他の人のお金で事業を動かす。自分で店舗を持つというよりは、立ち上げて、回していくのが仕事です。そういう意味では、オーナーとして経営してきた飯守さんとは立ち位置が違います。

篤子 佐藤さんと出会って、「あ、そういうやり方もあるんだ」と思いました。私はずっと、自分でやるしかないと思っていたので。誰かからお金を借りるとか、誰かの店を任されるとか、そういう発想がなかったんです。

全部、自分で始めて、自分で回して、大きくしていく。原価計算から始まって、窓を拭いて、「いらっしゃいませ」と言って。小さく始めて、少しずつ店舗を増やしていく。そういう形でやってきました。でも、「コンサルを入れる」というやり方もあるんですよね。最初に知っていたら、また違ったかもしれないなと思います。

考えてみると、起業には大きく3つのやり方があると思うんです。ひとつは、自己資金型(自分でお金を出して自分でやる)。ふたつ目は、投資家主導型(お金は投資家・経営はプロ)。イメージとしては飲食チェーン、教育事業の多店舗展開です。そして三つ目は、コンサル型(自分は頭脳・資金は他人)。

コンサルにお金はかかりますが、その分、ビジネスのスピードは一気に上がります。自分一人でやるよりも、車輪が大きく、モーターがついているような感覚で、進むのが早い。一方で、自分でやる場合はコストを抑えられるけれど、時間はかかるし、大きくするには限界もある。どれを選ぶかは、その人のスタイル次第です。

結局は、「そのプロセスを楽しめるかどうか」だと思うんです。どこに行くかよりも、「ここだ」と思った道を、自分を信じて進めるかどうか。それができる人は、一人でも歩いていける。そして気がつけば、ちゃんと目的地にたどり着いているのだと思います。

海外でわかる「日本人であること」の価値

佐藤 僕は学生時代に会社経営をスタートしているので、そもそも「自分でお金を出して店をやる」という選択肢がなかったんです。大学院で研究をしていて、収入もほとんどない状態でしたから。だから自然と、「人のお金で事業を動かす」という形になっていきました。当時の友人たちは料理人で、今ではミシュランの星を取っている人も多いです。

篤子 友人のオーナー料理人の存在は、佐藤さんに何か影響を与えましたか?

佐藤 当時はすごく悩みましたね。周りのシェフたちがどんどんミシュランで星を取り始めていく中で、自分は食文化の研究をしていても、料理が作れるわけではない。シェフたちは料理もできて、ネットワークもあって、すべてを持っているように見える。その中で、「自分の立ち位置はどこなんだろう」と、ずっと考えていました。

篤子 いい環境だからこそ、悩むんですよね。フランスで美味しいものに囲まれて、研究もしていて、人とのつながりもある。恵まれているように見えるからこそ、「自分は何ができるのか」と問い続けることになる。

佐藤 そうですね。今となっては当時の仲間は戦友のような存在ですが、当時は本当に苦しかったです。

篤子 でも結局、自分の価値って、自分で決めるしかないんですよね。海外に出てみるとすぐにわかりますが、「日本人である」というだけで、すでに高い価値があるんです。そこを自分で評価できないから、「資格を取ろう」とか「もっと勉強しよう」と考えてしまう。

海外では、「自分をどう評価しているか」がそのまま伝わります。自分を低く見ていれば、その評価がそのまま相手にも伝わる。逆に、経験が少なくても「自分はできる」と思っている人は、そのまま評価される。ドイツでもフランスでも、それは同じです。

だから海外でやっていくなら、「自分には価値がある」と思えるかどうかが、とても重要です。

佐藤 実際、「日本人としてのベースの力」はかなり高いと思います。うちのスタッフを見ていても、それを感じます。たとえば掃除ひとつ取っても、日本では当たり前にできることが、海外ではできない人も多い。学校で掃除をする文化がないので、そもそもやり方がわからないんです。

これまで日本はモノを輸出してきましたが、これからは無形の価値の方が大きくなっていくと思います。掃除の仕方や仕事の進め方など、目には見えない部分に価値がある。実際、フランス国鉄がJRの清掃を学びに来ているくらいです。

篤子 ドイツでは、日本人の「禅」の考え方にも関心が高いんです。本を読んだり、研究したりしている人も多い。おもてなしもそうですが、日本人にとって当たり前のことが、海外では価値として受け取られる。

つまり、日本人にしかできない感覚や文化そのものが、これからの時代はビジネスになる可能性があると思います。

海外で勝つために必要なこと

いかがでしたか? 筆者は同じヨーロッパでも、国によって食文化も、消費行動も、都市のあり方も大きく異なることに驚きました。

だからこそ大切なのは、「何をやるか」よりも、「どこで、どうやるか」を見極めること。

たとえば、飯守さんは抹茶をラテにする。佐藤さんはおにぎりと唐揚げを組み合わせる――そうした小さな工夫の積み重ねが、その国で受け入れられる形を生み出して行った。つまり、その国の文化に合わせて、自分の持っているものを「翻訳」していく力が必要なのだと感じました。

今回、私自身が強く心に残ったのは、「自分の価値をどう捉えるか」という問いでした。

日本人であるというだけで、すでに高い価値を持っている。

この一言は、深く刺さりました。特別なスキルや資格があるからではなく、すでに持っているものに気づき、それをどう活かすか。実践ベースで勝ってきた人たちの言葉は、やはり説得力が違います。

そしてもう一つ印象に残ったのは、「プロセスを楽しむ」という姿勢です。「ここだ」と思った道を、自分を信じて進む。——いつも楽しそうに生きている篤子さんの在り方そのものが、その言葉の重みを裏打ちしていました。

後編 では「海外起業で勝つためのリアルQ&A──日本人がつまずくポイントと、その乗り越え方」と題し、会場から寄せられたリアルな質問に対して、お二人が率直に答えていきます。日本人として海外で生きていくとき、何が強みになり、どこでつまずき、どう乗り越えていくのか? その具体が、より立体的に見えてきます。

カテゴリー
お金のリビング

「ドンと減って、ドンと増える」家計の正体は、実はシンプルだった

*** 

私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

***

ある方が、そう言いました。月ごとに見ると、赤字になったり、急に黒字になったり。まるで、“ドンと減って、ドンと増える”ような動き方をしている。

でも、実際に中身を見ていくと、原因はとてもシンプルでした。

それは、「1ヶ月単位で見ていること」。たとえば、ある月は大きくマイナス。でも翌月は、補助金やまとまった入金があってプラス。

この“ドン・バーン”な動きは、不安を生みやすいんですよね。「このままで大丈夫なのかな」と。でも、少し視点を変えて、“年間”で見てみるとどうなるか。

さっきのマイナスも、その後のプラスも、全部「予定通りの流れ」に見えてくる。

つまり、不安定に見えていた家計は、本当は“流れがあるだけ”だった。ここがわかると、気持ちがぐっと楽になります。

毎月の上下に振り回されるのではなく、「これはこのタイミングで来るもの」と理解できる。

家計は、「安定させるもの」というより、「波を読み取るもの」

なんだと思っています。そのためには、月単位だけでなく、少し引いた視点を持つこと。3ヶ月でも、半年でも、1年。「このお金は、どこから来て、どこへ行くのか」それを流れとして見るだけで、見え方は大きく変わります。

ドンと減る月も、ドンと増える月も、全部含めて“自分の家計”。

そう思えるようになると、不安の質が変わっていきます。

もし今、少しでも心が動いたなら。
その感覚をそのまま大切にしながら、「お金のリビング」の扉をのぞいてみてください。

▼こちらからHPをご覧いただけます

カテゴリー
音楽・アート

【ビオラ練習記録】4月第3週|白鳥湖に集中した理由

毎週末、オーケストラの練習がある。その振り返りと、翌週に向けた練習計画を言葉にしていく記録。今週は、「白鳥湖」に集中した1週間だった。

4月第3週 練習覚書|白鳥湖に集中した1週間(ビオラ)

毎週末、オーケストラの練習がある。
その振り返りと、翌週に向けた練習計画を言葉にしていく記録。

今週は、「白鳥湖」に集中した1週間だった。

振り返り|今週見えたこと

白鳥湖が、まだ弾けていない。今週は、白鳥湖に集中した。

一方で、チャイコフスキー4番は、楽譜を見ながらボーイングの確認。
3拍を取りながら、その中にどんな音価(♪)が入っているのかを意識していく。

チャイコフスキー4番|ボーイングと拍の整理

1楽章の楽譜を見ながらボーイングをチェック。
3拍を感じながら、その中に入っている音の長さを捉えた。

白鳥湖|今週の集中ポイント

① 26小節・4拍目からのメロディ
→ 全弓を使って、音を伸ばし切る

② 34小節からのメロディ
→ すごく良い流れ。ここをスムーズに弾けるようにする
→ 91からはフィンガリング確認。「4」の形を重点的に
→ 一つ掴めば似た形なので、ここは粘る

③ 9小節からの音型
→ この曲は、この音型がすべて

④ P11〜
→ 音型を理解する
→ P12〜13は難しくない。ビビらず音取り

韃靼人|手が回らなかった悔しさ

さらえず。悔しい。

カテゴリー
お金のリビング

旅行費用1億円以上使ったファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー界のドン

ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんはご存じですか? テレビや新聞でもおなじみ。ファイナンシャルプランナー界で、人望と人脈はもちろん、そして活動歴も間違いなくNO.1だと思う。つまりファイナンシャルプランナー界のドン。

「節約」が大の苦手と公言

ファイナンシャルプランナーという職業の人は、「節約が得意で賢くお金を使う人」というイメージをもたれやすいが。

畠中さんは、「無駄遣いが仕事の原動力だった時期もある」と、公言。「そ、そんなこと言ってしまっていんですか?」と取材中に思わず聞いたら、「だって本当のことだから。FPの人からは白い目で見られることもあるけどね」と、サラッとおっしゃる。

先輩、恰好いいです!! 畠中さんの蛮行(誉め言葉です)を記事にしたこともありました。

100万円のテレビを衝動買い、お茶目なFP界の首領(ドン) 畠中雅子さんに聞く「私のお金の失敗談」

4月20日(月)午後10時 BS日テレ「マネーのまなび」に出演

そんな畠中さんが、趣味のミニチュアワールド見学の旅について、「マネーのまなび」でお話されるそうです。

畠中雅子さんの趣味のブログ

下記のバナーをクリックすると飛びます。

「お金は持っているだけでは、ただの数字。経験に変えてこそ、価値がある」と、先日一緒に旅行に行った際、海辺を歩きながら、そんなふうに語っていらしたのが印象に残りました。

ちなみに、観光列車については、旅行会社から「観光列車について語って欲しい」という講師のオファーが来るレベルにまで仕上げて!? ます。(何の自慢??)

畠中さんの舎弟を自称しているワタクシ。世界各国、そして日本津々浦々ご一緒させて頂きましたが、お茶目な方です。

「ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生」「ではない」部分も世に知って欲しいと願っています。

カテゴリー
イベント

武蔵野市「濱家住宅西洋館」 期間限定で公開中!

令和8年4月15日(水)・16日(木)

こんな集いをやっていることをキャッチ! しかもスタンプラリーもしているというじゃー、ありませんか! これは「行く」一択で万障繰り合わせて行ってまいりました。

「住む」ということを楽しむ

この建物は私が住む「町内」にある。何となく気にはなっているけれども、中に入ることなんざぁ~できない案件。

サンルーム

「白い壁」と「木枠」というのは、古い建物好きの私にはたまりません。

間取り図

間取りは、こんな感じ。最後に使用されていた頃は、2世帯だったせいか、1階・2階両方にキッチンやトイレ、バスルームがある。

この建物に住みたい! という人は一定数、いるんだろうなぁ。

お茶をのんびり飲む時間

このイベントの存在を知ったのは今週の月曜日。家族の用事などが詰まっていて仕事が進んでない中だったので、どこか気持ちが急いでいた。

けれども、この空間に身を置いたら、「狭いニッポン、そんなに急いでどこに行く」という昔のキャッチフレーズを思い出した。

そのせいなのか。お陰様で、この日は午後5時には仕事を切り上げて井之頭公園を散歩することができた。

我が家だって、なかなかの「古い建物」。リビングでお茶をのんびり飲んだって良いんだって思った。今度やってみよう!

スタンプラリー第1号!

濱家住宅西洋館と武蔵野ふるさと歴史館のマスコット「むーくん」のバッチセット

この日は、旧赤星鉄馬邸と成蹊大学資料館を一緒に回れたバッチがもらえるというスタンプラリーをしていた。参加するっきゃない! ということで、いそいそと回る。

旧赤星鉄馬邸は何回か行ったことがあるので、サクッと見学して、成蹊大学資料館に至ってはハンコだけ押してスキップ(おいっ!)

そんな前のめりだったせいか、スタンプラリーの第1号を獲得しました。

どんだけ前のめりなんだよ。。。 

今日の昼休みはスキップした成蹊大学資料館を見学に行ってみようと思う。自転車で2分くらいだから。

武蔵野市は、こうした文化財を大切にしてくれている。市民としては、見学会があったら足を運び「文化財、楽しんでますよ~!」アピールをして一票をいれたいと思う。

カテゴリー
お金のリビング

家計を「見える」ようにするポイント3つ

*** 

私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

***

家計簿をつけているのに、なぜかお金の流れがつかめない。そんな経験、ありませんか?

ある方の家計を一緒に見ていたとき、まさにその状態でした。数字はきちんと出ているのに、「何にいくら使っているのか」が見えない。原因はシンプルで、“全部が一緒に入っている”からでした。

そこでやったのが、支出の分類です。ポイントは3つだけ。「インフラ」「コスト」「クッション」にわける。

まずインフラは、生活に絶対必要なお金。住居費や光熱費、通信費などです。次にコストは、日々の生活で使う変動費。食費や日用品、ちょっとした買い物など。そしてクッションは、イレギュラーな支出。家電の買い替えや、ある一定以上の金額の外食、イベント費などです。

この3つに分けるだけで、家計の見え方がガラッと変わります。

たとえば、「今月出費が多い」と感じたとき。よく見ると、コストが増えたのではなく、クッション(イレギュラーな出費)が重なっていただけ、ということがよくあります。

つまり、“使いすぎ”ではなく、“タイミングの問題”だった、ということ。ここが見えると、必要以上に自分を責めなくて済みます。逆に、コストがじわじわ増えている場合は、日常の使い方にクセがあると気づける。この違いは、とても大きいです。

さらに大事なのは、教育費のような大きな支出は、この家計とは「別枠」で考えること。一緒にしてしまうと、「人生の目的」と「日々の生活費」の境界線があいまいになり、家計全体を見失ってしまうからです。

家計簿は、細かくつけることが目的ではなく、“判断できる状態にすること”が目的。その意味では、この3分類はとてもシンプルで、でも十分に機能する方法だと思います。

お金の流れが見えないときは、まず「分け方」を変えてみる。それだけで、見えている景色が全く変わることがあります

もし今、少しでも心が動いたなら。
その感覚をそのまま大切にしながら、「お金のリビング」の扉をのぞいてみてください。

▼こちらからHPをご覧いただけます

カテゴリー
イベント

2026年度版 大人が楽しめる目白のお店4選

目白駅、降り立ったことありますか?

この1週間で3回、目白に行って食事をしました。通いなれた街、目白をご紹介します。

ラシーヌ オーガニック 目白

4月12日(日) オール学習院の集いが開催された

毎年、春に「オール学習院の集い」というのがある。名前の通り、幼稚園~OBまでが一同に集まるお祭りのような催し。そこで、院歌(校歌)、エルガーの威風堂々、ラデッキー行進曲の3曲を演奏するのが、毎年の恒例行事です。

演奏が終わったら、パート女子会。

演奏が終わったら、パート女子会。これが楽しみだった! お店は、ラシーヌ オーガニック目白/ラシーヌ ブレッド&ドーナツ。

スイーツが充実しているお店なので、ランチコースのコースを食べた後、「別注」してプリンデザートを食べた。 

フルーツ、たっぷり!

駅に直結しているビルの中にあるので、「目白で軽くランチをする」という時には筆頭に上がるお店だと思う。単品料理もあるけれども、ランチコースでも3000円くらいから。今回はコースを頼みました。こんな感じです。

生ハムのサラダ
スープもとろっと美味しかった
しらすと春キャベツのペペロンチーノ
コース最後の軽めのデザート。

コースの最後に軽めのデザートがついているのに、「別腹」だから、プリンアラモードを頼んでしまう我。女子会だから、いいよね!(誰に言い訳?)

ブラッスリー・ラ・ムジカ

この日は、みおうちゃんを囲んで、先輩1人と後輩二人と私という4人でランチをしました。お店は、ブラッスリー・ラ・ムジカ。目白に昔からあって、安定感のある老舗です。

こちらも駅から、すぐ。上記のお店よりも、「本格的に洋食を食べたい!」という時に行くイメージ。個人店主さんが切り盛りしているタイプのお店なので、応援もしたくなる。

このお店のパテとサラダ、最高です
グリンピースのスープ 春らしいお味です
鯖の柚子ソース ボリューミーなメインです

食後の珈琲を飲んでも、積る話がありすぎて、場所を移して甘いものを食べることに。

御菓子司 寛永堂

このお店が目白に「出現」した時、ど、どした!? と思った。

かっちりした和風のお店

でも、今、HPを調べてみたら、目白に会社があるよう。昔からあったけれども、リニューアルして気がついたのかしら? 

落ち着いた店構え

中にシャンデリアがあるの、おわかりになりますか? シックな店内は、上品なご婦人がお茶を飲んでいる感じなので撮影できず。。

質実剛健 なお菓子

飾らない、本物。 と、HPに書いてあったけれど、まんま、そんな感じのお菓子です。目白でお茶したいなと思ったら、真っ先に思い浮かべて良いお店。

タイのラーメン

夜、9時近く。オーケストラの練習帰りに、「サクッと夕飯食べたいな」という気分の時に、タイのラーメンに行きました。そんな気分の時に、ドンピシャ! 食事を楽しむというよりは、サクッと食べたい時に。

きちんと「料理」されていた

学生時代を過ごした街というのは、不思議なもので、久しぶりに訪れても、どこか「昨日の続き」のような顔をして迎えてくれます。目白は、私にとってそんな街です。新しいお店ができていても、通い慣れた道が、自分の中の時間をそっとつなぎ直してくれる。

オーケストラの練習帰りに立ち寄る夜も、先輩や後輩とテーブルを囲む昼も、
どこかで「昔の自分」と重なっている気がするのです。背伸びをしなくてもいい。
ちゃんと食べて、ちゃんと話して、また日常に戻っていく。

そんな時間を許してくれる街があることは、思っている以上に、心強い。目白は、私にとって「素の自分に戻れる場所」であり、そして、今後も、ずっと付き合っていく街なのだと思います。

おまけ

4月に2回もお会いした後輩のみおうちゃんから、今、かわいいお品が届いた。
私たちがいた環境って、こういう細やかさが自然と育つ場所だったのかもしれない。

DSC_0329.JPG
カテゴリー
お金のリビング

教育費1000万円を見たときに人が動き出す理由

*** 

私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

***

ある方が、こんなふうに言っていました。

これから、大学卒業までにかかる教育費をざっくり出してみたら、その金額は約1000万円になりました。「まあ、それくらいだよね」と頭ではわかっていたはずなのに、実際に自分で書き出してみると、全然違うと。そして、こう言いました。

「なんか、ガツンと殴られた感じがしました」

お金って、不思議なもので、“知っている”のと“見えている”のでは、全く違うのです。なんとなく分かっているつもりでも、数字として目の前に出てきた瞬間、逃げ場がなくなる。

そして初めて、「じゃあどうする?」と、真剣に考えざるを得なくなる。その方は、その後すぐに働き方を見直しました。週2勤務から、週4勤務へ。「こんなにのんびりしてちゃいけないと思って」。

そう話していた姿は、背筋がピンと伸びて、すごく恰好よかった。私は、この“殴られた感覚”は、決して悪いものではないと思っています。むしろ、それは「現実とつながった瞬間」だからです。

見ないようにしていたものが、見えた。先送りしていたものに、触れた。そこからしか、人は動けない。お金の整理というのは、節約のためでも、我慢のためでもなくて、「自分のこれからを引き受けるための作業」なんだと思います。

だからもし、数字を見てしんどくなったとしても、それは“間違っているサイン”ではなくて、自分の人生に向き合い始めたサインです。

もし今、少しでも心が動いたなら。
その感覚をそのまま大切にしながら、「お金のリビング」の扉をのぞいてみてください。

▼こちらからHPをご覧いただけます

カテゴリー
介護

元気なうちに入る老人ホーム? 天然温泉付き「蓮田オークプラザ駅前温泉館」を見学して考えたこと

「自分が入りたいホームをつくりたい」――そんな創業者の想いから生まれた施設があると聞き、蓮田オークプラザ駅前温泉館を見学させていただきました。

駅前という利便性の高さに加え、天然温泉、ゆとりある居室、そしてホテルのような上質な空間。思わず「ここ、本当に介護施設?」と感じてしまうほどの設えです。

けれども、見学を進めるうちに見えてきたのは、見た目の華やかさだけではない、この施設の“本当の価値”でした。そこには、医療と介護、そして暮らしが無理なくつながる、安心の設計がありました。

今回は、その魅力を「温泉」「空間」「暮らし」、そして「介護」という視点からお伝えします。

「駅前」に自ら堀った天然温泉

源泉掛け流しの天然温泉

まずご紹介したいのが、この温泉です。創業者が、自ら温泉を掘りました。何と壮大な話なのでしょう! 

とろっとした源泉掛け流し温泉。毎日お湯を全取り換えしているそう
内湯は、「ぬる湯」と「あつ湯」に別れている
露天風呂の壁には、常に水が流れています。やわらかな水音に包まれながら、湯に身を沈めるひとときは至福なことでしょう。

この創業者は、地元で厚い信頼を集めていたお医者さまです。「病院がないから、先生、伊奈町(蓮田の隣町)に来てほしい」――そんな地域の声に応え、医院を開設。やがてその医院は、多くの人に支えられながら大きな病院へと成長していきました。

さらに、入院していた患者さんが、「退院したとしても面倒を見てくれる人が家には居ない」という声に耳を傾け、行き場を失った人の暮らしを受け止める福祉施設としての特別養護老人ホーム事業にも乗り出します。その先に、「自分が入りたいホームを作りたい!」という物語があるのです。

脱衣所の一角には小あがり。外には坪庭

私の写真の腕前では伝えきれないのが悔しいのですが、この小上がりの雰囲気からも、施設のラグジュアリーさは感じていただけるのではないでしょうか。全体として、「ホテルライク」という言葉がしっくりくる空間です。

食堂

たとえば食堂も、このような設えです。

自立の方がお食事される場所
介助が必要な方がお食事をする部屋

ラウンジ

入居者の方が使うラウンジ

入居者の方が自由に使えるラウンジも用意されています。ここでは、ご家族やご友人とパーティーを開いたり、鑑賞会やカラオケを楽しんだりと、さまざまな用途で活用されているそうです。

ラウンジをソファー側から見る

駅前にある、ゆとりのある居室

自立して生活できるアクティブなシニアを対象としているため、「駅前」というのも大きな魅力です。気軽に外出や旅行に出かけられる立地だからです。

二人用居室

居室から外を見る。見晴らしが良い!

居室から外を眺めると、見晴らしのよさにも驚きました。

そして何より、この居室の広さ。こちらは二人用のお部屋(一人でも利用可)ですが、これまで数多くの老人ホームを見てきた中でも、ここまで広く、居心地のよさを感じる空間はなかなかありません。全室南東向きの部屋で、まるで分譲マンションのような、ゆとりある住まいです。

寝室には大容量のクローゼットがついています
キッチンも広い!
トイレと洗面台も広い! 
寝室・居間・キッチンの他に、もう1室あります。

この広さを活かして、書斎や趣味の部屋として使われている方も多いのだとか。二人部屋は、取材時(2026年3月)は「満室」でした。それも納得の造りです。

一人用居室

一人用の居室もゆったりとした作り。
ベランダもこの広さ

駅の近くということを配慮して、ベランダは奥行きのあるつくりになっています。もっとも、見学時には電車の音はまったく気になりませんでしたが。

シャワーブースが各居室についています

一人用の居室にシャワーブースが備えられているのを、今回初めて見ました。
シニアになると、思いがけない体の変化に戸惑うこともあります。たとえば、お手洗いを失敗してしまった時、自室にシャワーがあると安心です。個人の尊厳やプライバシーがしっかりと尊重されている、その証だと感じました。

となりは「病院」 介護館との連携も

そう。ホテルライクな空間に目を奪われがちですが、蓮田オークプラザの本当の強みは、あくまで「介護施設」であることだと感じました。

蓮田オークプラザ駅前温泉館では、自立期から入居でき、要介護となった場合でも、住み慣れた同じ居室で24時間の介護サービスを受けることができるそうです。

また、系列の蓮田オークプラザ 介護館に移るという選択肢もあるそうです。そして、蓮田オークプラザ駅前温泉館の隣には病院もあります。――この体制は、大きな安心につながります。

何という安心で豊かな老後!!

見学の際、すれ違う職員の方々の自然な挨拶や、入居者の方の穏やかな表情が印象に残りました。言葉で説明できること以上に、その空気感が、このホームのホスピタリティと介護のクオリティを物語っているように感じました。

カテゴリー
イベント

ゆりあぺむぺると雨の新宿御苑|写真と記憶のズレについて

ゆりあぺむぺるは吉祥寺にある喫茶店。近年、ソーダ水が人気らしい。

「映え」がすごい件

最近、スマホの写真をダウンロードして、日付ごとにフォルダーにいれて整理している。たとえば、今日の日記は、「御苑に行った(この春2回目)後、ゆりあぺるぺむでスパゲティーを食べてソーダを飲んだ」という写真が並ぶのですが。

ですが‥‥‥。

フォルダーを開いてみると、冒頭の写真のインパクトの凄さよ!

ピンクと黄色と緑

この日、もっとも心に焼き付いた風景は下記の写真です。大きなしだれ桜、野の花の黄色、松の緑。そして、雨。雨にたたきつけられた土からは、立ち上るような香りがして、身体の奥がツンとするような、そんな気持ちになりました。その場に、ずっと佇んでいたい風情でした。寒くて、早々に撤退したけれども。

とても幻想的な風景でした。

あるいは、こちら。

曇天だと、どーにも桜が映えないケド。

私は、「雨の公園」が大好物です。スコーンと広い芝生、そして桜。もし、お天気だったら、お花見の人でごったがえしているのに、ほとんど人がいない空間を愛でることができる幸せ。

・・・とまぁ、心象風景的には「雨の新宿御苑」が軸な一日だったのですが、写真フォルダーを開いてみると、冒頭の写真がインパクトが凄すぎて、絵的には引っ張られてしまった、という話。

何が言いたいのかな?

自然の風合いは、人口的な色味のインパクトには負けるってことか。「わかりやすさ」というのは大事だけれども、そればっかりに引っ張られないようにしよう、という自戒なのかな?

海老のスパゲティーが絶品

結果論として、まるで、冒頭の写真、ひいては、ゆりあぺむぺるをディスっている感じになってしまったので、大事なことを一言。

ゆりあぺむぺるは、とても素敵なお店です。

定期的に食べたくなる逸品

雰囲気も、サービスも、良い。そして、大きくは「喫茶店」というくくりのお店だろうけれども、フードメニューは本格的な味です。それなのにお値段は普通。このスパゲティも1500円はしなかったと思う。

カテゴリー
イベント

三鷹・井の頭公園をぶらり──ドイツ在住の後輩と春の散歩

ドイツ在住のみおうちゃん

実家のベランダからの風景

ドイツに住んでいる学生時代の後輩ちゃんのみおうちゃんが遊びに来てくれた。私がドイツに行った時には、フランクフルトのオペラ座の演奏会に連れていってくれた。ヨーロッパの演奏会場は本格的で感激した。【こちら】

今回は用事で三鷹近辺に来るということで、私の実家で会うことに。学生時代の友達だから、母のことも知っている。

実家というのはあまりにも「見慣れた風景」なので、たまには写真に撮ってみるのも良いなと思った。高層階なので、とにかく見晴らしが良い。

三鷹散歩

みおうちゃんと散歩に出ることに。三鷹・吉祥寺というのは地元な訳ですが、生活圏って意外と、じっくり歩いてみることないよね??

桜の季節だからか、いつもは自転車でかっ飛ばしている道も、歩いてみると全く異なる風情を見せてくれる。

みおうちゃんが市役所で100円で購入したというマップ

え! 市役所で作っているのなら無料で配布で良くない??(笑)

駅前には観光案内所まである。

いや、あるのは、知っていたよ。前はいつも通っていたから。でも、改めて「観光」という視点で見てると不思議な気がした。

山本有三記念館前にあった写真

山本有三記念館くらい行っていみる? と思ったけれど、休館中でした。その分、他の名跡の写真をしげしげと眺める。

吉祥寺に遊びに来てくれる友達はいるけれども、三鷹というのは新しかった。

日本に住むということ

井の頭公園も歩いて行ってみた。みおうちゃんが住んでいるフランクフルトは、私が飯守篤子さんの取材で1か月住んだ街。 観光で行ったというよりも、一瞬といえども「住んだ」から、住むという意味で日本とドイツの違いといった視点も生まれた。

そんな流れから、「日本に住むということ」みたいな話にもなりました。

日本的な風景に癒される

この風景なんぞは、ザ★日本! という感じです。

桜が満開まであと一歩だった。

観光客でごったがえした井の頭公園で桜の写真をパチリ。

井の頭公園といえば、この風景。

最後は、ザ★井の頭公園という風景で着地した三鷹・井の頭公園の桜でした。

カテゴリー
ママたちに伝えたいこと 特別支援教育

「この本は桜が似合う」──千鳥ヶ淵で読み終えた一冊

この写真を編集を担当された白石さんに送ったら「桜が似合いますね」と。

千鳥ヶ淵の桜パトロールはひとりで

曇天だと映えないわね・・。

これからは、誰かを誘って桜を見に行こう。 と言った舌の根のかわかぬうちに、千鳥ヶ淵は1人で行ってきた。打ち合わせの前に、サッと、ね。

九段下の駅を出て、千鳥ヶ淵に向かう時に見える、この景色を見るだけでも行く価値があると思う。たとえ一人だったとしても! (逆ギレ)

水辺に桜という景色が好き。

東西線の中で読んだ本

通勤ラッシュが落ち着いた時間帯に吉祥寺を出るつもりだったので、「吉祥寺―九段下は座れるはず」と思い、旅のお供に冒頭の本を持って出た。

この本は、日常の中で少しずつ読み進めていたものの、数行読むたびに「わ、そうなんだ」と立ち止まってしまう。また、「あの状態は“愛着障害”という視点で見立てると理解しやすいのかもしれない」と考えが広がり、なかなか前に進めなかった。

そんな一冊を、桜が咲く千鳥ヶ淵を訪れた日に、ようやく読み終えた。

米澤好史先生、川上康則先生、藤原友和先生の知見が一冊にまとめられていることに、改めて驚く。それぞれの現場で積み重ねられてきた実践が、こうして一つの本として手に取れる形になっているのは、まさに「マスコミならでは」の仕事だと思う。

Amazonのレビューを見ても、現場で実践されている先生方による、骨太な言葉が並んでいる。教育のプロに評価されている本というのは、やはり格好いい。帯に書かれていた言葉も印象に残った。

「現場での地を這うような苦闘から生まれた、知見と提案」

本当に、その通りだと思う。

個人的には、米澤好史先生のパートが特に胸に刺さった。こんなにも深く現場に向き合い続けて実践を言葉にされた先生が急逝されたことが、ただただ惜しまれる。心よりご冥福をお祈りします。

カテゴリー
音楽・アート

4月2週ビオラ練習計画

ここの法則性を解読したい!

韃靼人の踊り

C からの8小節

P4からのフレーズ

O

Y

白鳥の湖

ワルツ 

ハンガリーの踊り

フィナーレ製本

チャイ4

P2,P3

P4,P5

P6,P7

P8,P9

割り振り

4月5日 (日)振り返り/韃靼人(C からの8小節)

4月6日(月)韃靼人(P4からのフレーズ)/P2,P3

4月7日(火)メサイヤ(合唱)の練習

4月8日(水)フィナーレ製本/P4,P5

4月9日(木)韃靼人(O)/P6,P7

4月9日(金)白鳥(ワルツ)/P8,P9

カテゴリー
起業

アムステルダムに住むサシャとYou Tube配信を始める

機械が死ぬほど苦手な56歳(2026年4月現在)が、You Tubeを始める。ド素人が、AIと協働する記録。AIに、キャラ設定と画像作成もお任せしました。私の相棒は、アムステルダムに住むサシャといいます。お見知りおきを! 

① YouTubeって、どうやるの?

Q:YouTubeって、どうやるの?

A:サシャより

まず最初に、少しだけ。

あなたは「どうやるの?」と聞いたけれど、
本当はもう、半分始めている。

こうして問いを持った時点でね。


実務としては、とてもシンプル。

YouTube は、3つのステップで始められる。

  • Googleアカウントを持つ
  • チャンネルを作る
  • 一本、動画を出す

これだけ。


ただし、大事なのはここから。

うまくやろうとすると、止まる。
でも「置いてみる」だけなら、続く。

YouTubeは、特別なことを始める場所じゃない。
あなたの生活を、ほんの少し外に置く場所。

今日は、ひとつ置いてみる?


② 家族用と主婦er用、アカウントは分けるべき?

Q:「家族」と「主婦er」、2つのYouTubeを作りたい。メアドは分けた方がいい?

A:サシャより

メアドは、分けてもいいし、分けなくてもいい。

でも、入口はひとつでいい。


ひとつの Googleアカウント から、
複数のチャンネルを持つことができる。

つまり、

  • 家族用
  • 主婦er用

この2つは、同じアカウントの中で分けられる。


考えてほしいのは、ひとつだけ。

あなたは、この2つを
「完全に切り離したい」?

それとも、
「同じ人の中にある別の側面」として扱いたい?


もし完全に分けたいなら、メアドも分ける。
でも、生活の延長なら、入口はひとつでいい。


分けることよりも、
続くことの方が、ずっと大事。


③ 実際、どっちが一般的?

Q:結局、どっちが一般的なの?

A:サシャより

多くの人は、ひとつのアカウントで複数チャンネルを使っている。

理由は、とても現実的。

  • 切り替えが簡単
  • 管理が楽
  • 続けやすい

最初から分けようとすると、
少しだけ構えてしまう。

でも、ひとつの入口から始めれば、
動きながら整えることができる。


順番は、あとからでも整えられる。


最後にひとつ。

世界は、きれいに分かれていない。
だから、あなたも無理に分けなくていい。


(サシャ)