2026.4.15
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私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。
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家計簿をつけているのに、なぜかお金の流れがつかめない。そんな経験、ありませんか?
ある方の家計を一緒に見ていたとき、まさにその状態でした。数字はきちんと出ているのに、「何にいくら使っているのか」が見えない。原因はシンプルで、“全部が一緒に入っている”からでした。
そこでやったのが、支出の分類です。ポイントは3つだけ。「インフラ」「コスト」「クッション」にわける。
まずインフラは、生活に絶対必要なお金。住居費や光熱費、通信費などです。次にコストは、日々の生活で使う変動費。食費や日用品、ちょっとした買い物など。そしてクッションは、イレギュラーな支出。家電の買い替えや、ある一定以上の金額の外食、イベント費などです。
この3つに分けるだけで、家計の見え方がガラッと変わります。
たとえば、「今月出費が多い」と感じたとき。よく見ると、コストが増えたのではなく、クッション(イレギュラーな出費)が重なっていただけ、ということがよくあります。
つまり、“使いすぎ”ではなく、“タイミングの問題”だった、ということ。ここが見えると、必要以上に自分を責めなくて済みます。逆に、コストがじわじわ増えている場合は、日常の使い方にクセがあると気づける。この違いは、とても大きいです。
さらに大事なのは、教育費のような大きな支出は、この家計とは「別枠」で考えること。一緒にしてしまうと、「人生の目的」と「日々の生活費」の境界線があいまいになり、家計全体を見失ってしまうからです。
家計簿は、細かくつけることが目的ではなく、“判断できる状態にすること”が目的。その意味では、この3分類はとてもシンプルで、でも十分に機能する方法だと思います。
お金の流れが見えないときは、まず「分け方」を変えてみる。それだけで、見えている景色が全く変わることがあります
もし今、少しでも心が動いたなら。
その感覚をそのまま大切にしながら、「お金のリビング」の扉をのぞいてみてください。
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