貯金ができないのはダメ?いいえ、「貯蓄率」で考えると見えてくること

2026.4.23

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私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、フィクションも含まれています。

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「なかなか貯金が増えなくて…」家計の相談を受けていると、とてもよく聞く言葉です。でも、そのとき私は、こんなふうに考えています。

「金額じゃなくて、“率”で見てみませんか?」たとえば、毎月5万円貯められる人と、毎月2万円しか貯められない人。

一見すると、前者のほうが優秀に見えるかもしれません。でも、もし手取りが違ったら? 50万円の中から5万円を貯めるのと、20万円の中から2万円を貯めるのでは、後者の方が、実はしっかりコントロールできている可能性もあります。

そこで大事になってくるのが、「貯蓄率」という考え方です。

目安は、手取りの10〜30%。この範囲に入っていれば、家計としては十分に機能していると言えます。

もちろん、教育費がかかる時期は、どうしても貯蓄率は下がります。それは“ダメ”なのではなくて、「そういう時期」なだけ。

むしろ、その期間をどう乗り切るかが、その後の家計に大きく影響します。

大切なのは、「いくら貯めたか」ではなく、「どれくらいの力で貯められているか」。

つまり、“貯蓄力”です。この力があれば、教育費の負担が終わったり、収入が増えたときにも、ちゃんとお金を残せるようになる。逆に、この力がないと、収入が増えても、なぜかお金は残らない。

だからまずは、今の自分の貯蓄率を知ること。そして、「このくらいなら続けられそう」というラインを見つけること。お金の管理は、完璧を目指すよりも、“続けられる形”を見つけることのほうが大切です。

だから、「ちゃんとしなきゃ」と思う前に、まずは“今の自分の状態を知ること”からで大丈夫です。

・どれくらいの力で貯められているのか
・どこに無理があるのか
・どこなら、もう少し整えられそうか

そういうことを、一つひとつ言葉にしていくと、家計は少しずつ、“自分で扱えるもの”に変わっていきます。もし、ひとりで整理するのが難しいと感じたら、一度、一緒に棚卸ししてみませんか。

私が主宰している「お金のリビング」では、家計簿をつけることよりも、
“自分のお金の使い方を理解すること”を大切にしています。

まずは、気軽に話してみるところから。
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