孤母にならないで!楢戸さんと吉本ばななさんや阿部元助監督の話を考える

2026.6.17

芳麗さんのVoicyでお話してきました

本日、「孤母にならないで! 楢戸さんと吉本ばななさんや阿部元助監督の話を考える」というテーマで芳麗さんのVoicyに出演しています。まずは音声をお聞きください。

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高濱正伸先生との出会い

孤母という言葉の衝撃

今回の放送の中でもお話しているが、マネーライターだった私が教育分野を書き始めたきっかけは、読売新聞さんから私立中学校を訪問して記事を書く仕事をいただいたことだった。

その頃は、読売新聞さんから「ここを取材してください」という依頼があったのでよかったのだが、その後、エキサイトさんから「教育分野の記事も書いてみませんか?」と声をかけていただいたとき、私は、はたと立ち止まってしまった。

なぜなら、取材先がまったく思い浮かばなかったからだ。そこで、吉祥寺の一番大きな本屋さんへ行き、教育書の棚を眺めてみた。すると、私にはその棚が「教育虐待棚」に見えた。

もちろん、そんなつもりで書かれた本ではない。けれど、「親がどうすべきか」「大人がどう導くべきか」という本ばかりで、そこに子どもの姿が見えなかったのだ。

そんな中で、一冊だけ目に留まったのが高濱正伸さんの本だった。なぜその本を手に取ったのか、今となってははっきり覚えていない。ただ、「この人は子どもを見ている」と感じたことだけは覚えている。

それが、高濱先生との出会いだった。さらに、取材前の(場を温める)雑談で聞いた話に衝撃を受けた。「孤母(こぼ)」という言葉だ。

子育てを一人で抱え込み、相談相手もなく孤立している母親のことだという。

母よ! あなたは悪くない!

当時、息子たちは小学生と保育園生で、私は子育てに悩みまくっていた一人の母親でもあった。だから、「母よ! あなたは悪くない!」という力強いメッセージに、本当に心から救われた。「母親の努力が足りないからではない。孤立していること自体が問題なのだ」高濱先生は、そう教えてくれたのだ。

衝撃が大きすぎて、私は当初予定していた企画を編集部に出し直した。「私は今回、孤母について書きたいです」。そう申し出て、記事を書いた。後にも先にも、取材後に企画書を出し直したのは、あの時だけだ。

そして振り返ると、あの取材は私の家庭教育取材の原点だった。

高濱先生詣出

あの日以来、エキサイトさんで高濱先生のことを取材させて頂いてきた。過去の私のブログを遡ってみると、毎回の取材が楽しかったことが伝わってくる。

高濱先生は、毎年、進化されているし、対談なども数多くされているので、様々な方と、お話しをされている。高濱先生を定点観測していると、「なるほど! 今の日本の家庭教育は、そこが論点なんだ」と、思う。 2023.7.14 高濱正伸先生、取材前の気持ちより抜粋

高濱先生とは、花まる学習会の高濱正伸さんのこと。多分、今、一番、ママ達の心を掴んでいる民間教育の教育者は、彼だと思う。そんな高濱先生と、ガチ(1対1)で話ができる1時間を頂けるというのは、「仕事していてよかった!」と思うことの一つです。オンラインでの取材でも良かったんだけど、「高濱先生浴」をしたかったので、御茶ノ水まで行ってきた。2020.10.16 高濱先生浴

そんな高濱先生のことを「アニキ」と呼んでいるのが、花まるエレメンタリースクールの林隼人校長だ。

花まるエレメンタリースクールの取材を始めてから、「この話、どこかで聞いたことある」と、何度も既視感を覚えた。高濱先生と教育的DNAが同じなんだから、そりゃそうだよなぁ。

超・今さらではあるのだけれど、このブログを書きながら、ようやく私はそのことに気がついた次第です。

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それぞれの立場から語られた言葉をたどることで、教育を取材する私自身の脳味噌も耕されていく気がしています。

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