教育費負担が重い時期。お金が貯まらないのは当たり前?「家計にも季節がある」という考え方

2026.7.23

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私が主宰している「お金のリビング」で見えた風景を綴っています。ご本人に了解を得ていますが、本人が特定されないよう、適宜調整しています。

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教育費負担が重い時期、お金が貯まらず焦っていませんか? 家計は一年ごとではなく人生全体で考えるものです。「家計にも季節がある」という視点から、教育費とライフプランの考え方を解説します。

教育費でお金が貯まらないのは当たり前?「家計にも季節がある」という考え方

「頑張って家計管理をしているのに、お金が貯まりません。」

お金のリビングでは、このようなお話を伺うことがあります。でも、お話を聞いてみると、高校生や大学生のお子さんがいて、教育費がピークを迎えているご家庭であることも少なくありません。そんなとき、私はこんなふうにお伝えします。

「今は、貯まりにくい季節なのかもしれませんね。」

家計は一年だけを切り取って評価するものではありません。人生全体という長い時間の中で考えるものだからです。

教育費がかかる時期は、貯まりにくくて当たり前

子どもが10歳~中学生になるあたりから、家計の景色は変わっていきます。習い事、塾代、部活動に関するお金、補食代、活動範囲も広がるので交通費……。子どもが小さい頃には想像もしなかった支出が、毎月のように続きます。

一方で、SNSには「40歳で資産○千万円」「年間○百万円貯めました」という情報が流れてきます。それを見るたびに、「私は家計管理が下手なのかな」と思ってしまう人もいるでしょう。

でも、それは違います。それぞれの家庭には、それぞれのライフプランがあるからです。教育費がかかる時期は、お金を貯める季節ではなく、子どもの未来に投資する季節です。その時期だけを切り取って、自分の家計を評価する必要はありません。

家計簿では見えない「時間」という視点

家計簿は、今月のお金の流れを教えてくれます。一方で、ライフプランは、人生全体のお金の流れを見せてくれます。

教育費が終われば、その分を老後資金へ回せるかもしれません。子どもの手が離れ、家庭中心だった働き方が変われば、収入も支出も変わります。子どもが独立すれば、食費や生活費も自然と変化していくでしょう。

今の暮らしが、そのまま一生続くわけではありません。だから私は、「今月いくら貯まったか」だけではなく、「人生全体では、どんなお金の流れになるのか」を見ることを大切にしています。時間軸が長くなるだけで、目の前の不安は少し小さく見えてくるものです。

家計にも、人生と同じように季節がある

春には春の景色があり、冬には冬の景色があります。人生も同じです。子育てに力を注ぐ時期もあれば、自分のために時間やお金を使える時期もあります。

どの季節が正しいということではありません。今、自分がどんな季節を歩いているのかを知ること。それが、家計と上手につき合う第一歩なのだと思います。

家計は短距離走ではありません。長い人生を歩くためのマラソンです。だから今日の預金残高だけで、自分の家計を評価しなくても大丈夫。

家計にも、人生と同じように季節があるのです。だからこそ、「お金のリビング」で今の自分の季節を、一緒に見つめてみませんか。

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