
FPの勉強会で、なぜ「不登校・ギフテッド」?
八王子で、FP(ファイナンシャルプランナー)の皆さんに向けて、
「学校だけでは子どもが育たない時代の教育費設計
― 不登校・ギフテッドから見えてくる教育現場のリアル ―」
というテーマで、お話をさせていただきました。
普段、参加者の皆さんが扱っているのは、相続や保険、資産形成など、「お金」の話が中心です。
そんなFPの勉強会で、なぜ不登校やギフテッドなのか。
今回、私がいちばんお伝えしたかったのは、知識そのものよりも、
「相談者の背景を見るための視点を、増やしてほしい」
ということでした。
不登校の子どもは、小・中・高校を合わせて約42万人。
学校に行けない、あるいは学校とは別の場所で学んでいる子どもがいる家庭は、決して珍しい存在ではなくなっています。

「姪が」「甥が」「職場の部下が」
実際にお話ししてみて、印象的だったことがあります。
会場にいる皆さんが、とても「自分ごと」として話を聞いてくださったことです。
「姪が……」
「甥が……」
「職場の部下が……」
そんなふうに、身近な人の顔を思い浮かべながら聞いてくださっている。
不登校や、学校という枠にうまく収まりきらない子どもの問題は、子育て中の親だけのものではないんだな、と改めて感じました。
勉強会では、今、日本の教育が「みんなが同じことを、同じ速度で、同じように学ぶ」形から、個別最適な学びや、多様性を包摂する方向へ動いていることもご紹介しました。
ギフテッドと呼ばれる「特異な才能のある子ども」への支援も始まっています。
一方、不登校の子どもたちには、校内教育支援センター、教育支援センター、学びの多様化学校、民間のフリースクールなど、学校以外の学びの選択肢も広がっています。

教育の変化は、家計相談にもつながっている
学校以外で学ぶとなれば、当然、お金の問題も出てきます。
たとえば東京都では、一定の要件を満たす不登校の小・中学生の保護者を対象に、フリースクール等の利用料を月額上限2万円まで助成しています。自治体によっては、さらに独自の助成を行っているところもあります。
つまり「教育の選択肢が増える」という話は、そのまま「家庭のお金の選択肢」の話でもある。
だからこそ、相続や保険、資産形成など、さまざまな場面で家庭と接するFPの皆さんに、今、学校や子どもたちをめぐって何が起きているのかを知っていただけたことには意味があると思っています。
そして私自身も、今回の勉強会でひとつ視点が増えました。
不登校やギフテッドについて考えている「当事者」は、親や学校の先生だけではない。
姪や甥を心配する人もいる。
職場の部下の話から考え始める人もいる。
子どもをめぐる問題は、思っているよりずっと広く、私たちの生活につながっているのだと思います。
おまけ
私のスマホで撮影した写真。楽しかった思い出の日を忘れたくなくて、記録しておきます。



勉強会の後は、懇親会でした。みなさんと色々なことを具体的にお話できて、とって楽しかったし、お料理もおいしかった!


この後、スパゲティとピザがでてきて、絶品でした。何なら、それが、このお店のメインディッシュなのに話に夢中で撮影できなかった件。


こんな素敵な企画にお声かけ頂きまして、まるこいずみさん、どうもありがとうございました!





