麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

第14回 おねぇちゃんを探せ! 証券会社コト始め1 の巻

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2015.6.10

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【1】フェイスブック事件
【2】パソコン偏差値が低い件
【3】おねぇちゃんを探せ!
【4】証券会社の窓口にて
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【1】Facebook事件
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ある日、こんな仕事のメールが入った。

「尚、原稿はFacebookのスマホ画面で
画像イメージを確認の上、入稿頂けますようお願いします」

Facebook!? スマホ!?

「今回の原稿は
Facebookページ用コンテンツの作成だった!」
と、入稿段階で気がつくマヌケな私。

慌てて、イノトモに電話する。
イノトモは、アコースティックギターを片手に
歌を歌うミュージシャンだ。

イノトモフェイスブック

彼女は私が「村人」と呼んでいる、
家の距離も、心の距離も近い友達のひとり。

「イノトモってさ、スマホにFacebookのアプリを入れられる?」
「うん、できるよ」
「じゃあ、今から30分後に行っていい?」
「いーよー」

イノトモの家に到着。

サクサクと、スマホ画面をイジるイノトモ。
「イノトモって、パソコン得意なの?」
「これくらいは、普通だよ。こういうのってさ、
画面見ていると、自然と次にどうすればいいか
わかるじゃない」

マ・ジ・で・す・か?

私は、全くわかりませんけど!!!

【2】パソコン偏差値が低い件
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そして、悟ったのだ。
私は、パソコン偏差値が低い、と。

第3回でネット証券に申し込み手続きをしたものの、
放置してしまっているのは、それが原因なのかもしれない。

ネット証券の画面を見ても、
何が何だかわからない。

コールセンターに電話しても、
混んでいて全く繋がらない。

そこで心が折れて、放置していた。

普通の人は、ネット証券の画面を見ると
おおよその操作方法がわかるに違いない、
と、気がつく。

それが解らないのは、
私のパソコン偏差値が低いから。

そうか、そうだったのか。

だったら、前に進むために、
そこに、コストを支払うしかない。

コストを払うとは、
普通の証券会社の窓口(以下、証券会社)に
行くことを意味する。

「投資は、売買手数料の安いネット証券から、
始めてみては?」というような記事を何度も書いた。

だから
「投資=ネット証券でするもの」と思い込んでいたけれど、
何にでも、向き不向きというものはある。

パソコン偏差値が低い私が
いきなりネット証券で投資にトライするには
ハードルが高かった、という事実。

それに気がついた。

【3】おねぇちゃんを探せ!
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「だったら、おねちゃんを探そう!」と、思った。

おねぇちゃんとは、酒場にいるオヤジが
「おねぇちゃん、もう一杯」とコップを差し出すと、
「はぁーい」と、ニコヤカにお酌をしてくれるような、
そんなイメージの方。

私が証券会社の人に求める人物像は
過不足がなく、感じがいい人、とでも言おうか。

あくまで、投資をするのは私。

相手の経験値が高すぎると、
依存してしまうかもしれない。

だから、情報提供はソコソコしてくれて
購入手続き等の操作については熟達している、
そんな感じの人が理想だ。

おねぇちゃんを探すために、
何件かの証券会社に行ってみることにした。

買い物帰りや、ちょっと時間がある時に
フラリと証券会社に入り、
説明をしてくれた人に担当になってもらおう、という作戦。

1回目。
「怖いよ!」という感じのお姉ちゃん。
いらない。

2回目。
「大丈夫?」という感じのお兄ちゃん。
いらない。

3回目
「うん、この人なら、大丈夫かな」という人に当たった。
この人で行こう、と決める。

【4】証券会社の窓口にて
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決め方、適当すぎ! 
というご指摘を受けるかもしれない。

でも私は
「縁というものは、
自分ではいかんともしがたい」と、思っている。

だから、必要な時、何となく良さそうだな、と感じた人がいたのなら、
それもひとつの縁かな、と思った。

私がご縁があったのは、某大手証券。

普通の銀行に、ネットバンキングがあるような感じで
大手証券会社には、 投資信託や株の売買をパソコン上でするシステムがある。
 
私は、大手証券会社の人が対応してくれる「窓口」ではなく、
 「大手証券会社のネット窓口」で投資信託の売買を始めようと思った。

ネット証券と、「大手証券会社のネット窓口」の違いは、
後者には私の担当者(おねぇちゃん)がいるということだ。

パソコン画面を見ながら、売買手続きの操作をしていく中で、
わからない点があれば、担当者に電話で何でも聞ける。

わからない点があれば、というよりも、
ノリとしては、担当者と電話で繋がった上で、
パソコン画面を操作する、という感じ。
 
「大手証券会社のネット窓口」を始める前に
担当者と、2回(合計3時間超)対面で話をした。

何を話したか? は、また別の機会に書こうと思っているが、
 「大手証券会社のネット窓口」の「電話ができる」感は、
「何でも聞けるコールセンターがある」というよりも、
私の担当者がいて、その人と電話で繋がることができる、という感じ。

この安心感は大きい。

私のことをわかってもらった上で
「何でも聞ける」という点が、
今の私にとっては、とても魅力的かつ重要だ。

だから、前に進むために、コストを払おう!
  
さて。
これで証券会社で投資信託が売買できる環境が整った。
最初の一手は何にしようか。

=続きは、次回!=