2016.4.13
メールマガジン読者の皆様へ
おはようございます。
楢戸ひかるです。
新学期が始まり、子ども達は一つ上の学年に。
長男は、高校生になりました。
毎年4月は、妙なお得感を感じます。
「私はただ、毎日を過ごしているだけなのに、
子ども達は確実に大きくなっているんだ」と。
そんなことを思うのは、私だけでしょうか?
さて。
今日もメルマガを発行できることに感謝して
主婦が始める長期投資 第32回
〜老人施設見学とゼロ金利
発行日:2016年 4月13日
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【1】老人ホーム見学デビュー
【2】老人ホーム選びは、保育園選びと似ている??
【3】終活コンサルタントの方と話したこと
【4】時間があるのに、もったいない
【5】主婦er更新情報
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【1】老人ホーム見学デビュー
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ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんにお誘い頂いて、
老人施設の見学に行った。
これが、私の老人ホーム見学デビューとなる。
見学の同行者の方々は、
FPや新聞記者さんなど、その道のプロ。
見学させて頂いている際の質問が適切で、
「そこがポイントなんですか!」
「そういったことが問題になるんですね!」と、とても勉強になった。
お誘い頂けたことに深く感謝している。
今回、見学させて頂いた施設の入居費用は、
月額およそ60万円(一時金のない場合)。
正直、その金額を毎月払える人がいる、ということが
私には一番の驚きだった。
けれども、寝たきりになっても受け入れてくれる施設なので、
その値段は、相場的に決して高くはないそうだ。
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【2】老人ホーム選びは、保育園選びと似ている
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見学会では、光が燦燦と降り注ぐ施設のホールで、
老人ホームの運営理念の説明も伺った。
その話を聞きながら、
私は息子たちの保育園選びに躍起となっていたことを
思い出した。
子どもを産んだばかりの頃は、
「保育園は、預けられるところに預ければいい」
くらいにしか考えていなかった。
けれども、実際に2か所の保育園生活を体験してみて、
私は、保育園の運営方針が、とても気になるタイプに変身した。
何なら、
「理念に共鳴できる保育園に通わせるために、その地域に引越す」くらいの
勢いで。(結局、諸事情でそれは断念したが)
それと同じで、
今は両親ともに元気なので、「老人ホームに預けること」を深く考えていないが
実際に介護生活が始まったら、
私は運営理念がとても気に始めるのではないか? と思った。
その時は、最後にものを言うのは、やっぱり、「お金」だ。(老人ホームの場合)
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【3】終活コンサルタントの方と話したこと
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老人ホームでは、ランチタイムに、お食事も試食させて頂けた。
同じテーブルだった方々との話題は、
親の介護や、自分の老後。
普段、なかなか周囲の人とは話せない内容だ。
そんな会話の中でも、終活コンサルタントの方との会話が印象に残った。
その時の話題は、老後破産。
私 : 「最近、老後破産が話題になっていますけれど、
40代の私たちは、どういったことに気をつければいいんでしょうかね?」
終活コンサルタント :
「やっぱりインフレリスクをヘッジすることだよね。
ゼロ金利の今は、銀行に預けているだけでは資産が目減りしちゃうからね」
インフレリスクについては、下記のメルマガに書いてある
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メルマガより一部、引用しておこう。
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セミナーで、私が一番衝撃を受けた話は、
ディズニーランドのチケットが、
開業当初と比べると、30年で約2倍(1.8倍)になったという話。
預貯金だけでお金を管理していたら
30年かけても、お金はそのまんま。(1.01倍程度)
貯金の利率以上に
モノやサービスの値段が上がり、
実際のお金の価値は目減りしていくことを
「インフレリスク」と言う。
インフレリスクを回避するためには、投資は不可欠だ。
こういったことは、何度も記事に書いてきたけれど、
「へぇ・・。だから?」と、どこか他人事だった。
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【4】時間があるのに、もったいないよね
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終活コンサルタント :
「やっぱり、これからは投資していかないと、
資産は目減りする一方だよね」
私:
「投資、ですか。でも、私の周りで投資の話をしている人は
いないんですよね」
終活コンサルタント :
「時間があるのに、もったいないよねぇ」
「時間があるのに、もったいない」。
帰り道、何度も何度も、その言葉がリフレインした。
それとともに、
投資に詳しいファイナンシャルプランナーの神戸孝さんに
取材した時のことを思い出した。
彼も、こんなふうに言っていた。
「個人投資家が投資で得をしたければ、「時間」を味方につけるのが一番です。
資金量や情報量では、プロである機関投資家にかないませんからね」
時間かぁ。
時間って、そんなにすごい財産なんだ!
そんなことを、最近は考えている。
神戸さんの取材をまとめたものは、こちら。
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素人投資家がトクをするセオリーとは?
+++
=続きは、次回!=
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