麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

「鈍感力」と「スルー力」

2016.11.16

昨日の取材。

 

どんな文脈で、その話になったかは忘れたけれど、

「私自身、すごく鈍感なところがあり、人を傷つけているかもしれない」

という話になった時。

 

「この業界でやっていく以上、楢戸さんの鈍感さって、大切だと思うよ。

そうじゃないと、やっていけない。

やりたいことが、ブレていってしまうから」

 

そう言って下さったのは、この業界の大先輩。

 

「私の場合、スルー力なわけだけれどね」と。

 

「主観」と「客観」のカメラがあるとしたら、

私の資質は、「主観」のカメラで物事を捉えがち、推し進めがち。

「客観」のカメラが弱いという自覚がある。

 

自分がどうしたいか? が、全て。

みたいな? 究極的には、そんな感じ。

 

自分勝手だし、ワガママなんだと思う。

だから、「人を傷つけてしまうのではないか?」という不安感は、常にある。

 

もちろん、そういった不安感(慎重さ?)は持ちつつも、

自分の資質も大切にしていこう!

 

大先輩の言葉に、なんか、そう思えたのが嬉しかった。

 

マイケルジャクソンが、

「舞台の上が一番、リラックスできる。

普通の生活を、どう送ればよいかわからないから」

みたいなことを言っていた。

 

その気持ち、何となくわかる。

 

私もマスコミ業界で仕事をしていなかったら、

自分の資質を、持て余しているだけだったと思う。

 

マスコミ業界があって、良かった。

マスコミ業界で働けて、良かった。