2018.5.7
121回レッスン記録 5月7日(水) 9:30-11:30
N響を聴いた後、初めてのレッスン。
先生はレッスン前にいつもお茶を出して下さるが、
そのレッスン前トークの開口一番、
「先生、10年ぶりにN響に行ってきたんです」と、切り出してみた。
余談ですが。
今、渡部先生のお名前を検索してみたら、
若手音楽家の演奏会案内がヒット。 (室内楽を渡部啓三氏に師事ってある)
プロの演奏家と同じ先生に教えてもらっていることに感激した。
話を戻して。
その流れから、先生が30年ほど前の
「フィルハーモニー」(NHK交響楽団の機関誌)を、12冊くらい
見せて下さった。(12冊を束にするフォルダーがあるのだ)
その頃の「フィルハーモニー」では、
団員にクローズアップしたインタビュー記事があって
その方についての、お話しなどをする。
野球が好きな人が、野球選手の話をするのが楽しいのと同じ”ノリ”で、
N響メンバーは私にとっては憧れだから(芸能人のようなもの)、
その方のプライベートのエピソードが聞けて楽しかった。
「フィルハーモニー」には、「演奏会のプログラム」も記載されていて
(どちらかということ、こっちがメインだな)
そこに、ヘルベルト・ブロムシュテットの名前を発見。
私。「先生、ブロムシュテットと共演したこと、あるんですか?」
先生。「うん、あるよ。何度も」
何でしょうか? この興奮。
友達の友達は、みな、友達 的な??
殿上人(てんじょうびと)だと思っていた音楽家が
身近に感じられて嬉しかったのだと思う。
ブロムシュテットは、現在、御年91歳だけれど、
30年前は60代(当たり前ですね・・)
私。「50代のブロムシュテットって、どんなんだったんですか?」
先生。「いや、それが全然、変わらないのよ。
ハァ~、恰好いい!!!!
これで、お茶碗3杯はいけるエピソードだわ。
30年前のN響を振っていたのも、(今もそうだが)
海外の指揮者が多く、こんな質問もしてみた。
私。「指揮の指示は英語なんですよね?」
先生。「英語もあるし、フランス語もドイツ語も、イタリア語もあるよ」
私。「全部の言語、わかるんですか?」
先生。「音楽に関する用語は、わかるものだよ」
そんなこんなで、私が大興奮をしている間に1時間経過・・・。(レッスンは、2時間です)
先生。「楢戸さんの場合は、こういう話もレッスンのうちだね」と、
笑っていらした。
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