麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

【ビオラ】 楽器は鳴らしてこそ、なんぼ 

2016.10.12

ビオラレッスンに行く 第100回の覚書です。

10月12日(水)午前9:30~午前12時まで、2時半レッスンをして頂きました。

 

【雑談】

渡部先生の生徒さんが楽器を修理に出した。

代替楽器として貸し出してくれたものは

長らく使っていなかった楽器。

 

音が出ない、出ない。

 

それを渡部先生が15分ほど弾き込んだところ、

音が鳴りだしたそう。

 

私 : 「何をしたんですか?」

先生 : 「開放弦(指盤を押さえずに弾くこと)を

ガンガン弾いたんだよ」

 

私 : 「楽器に発声練習をさせるようなものですか?」

先生 : 「そうだね。楽器って、弾こうと思っているでしょ?

でも、その前に、鳴らさないとダメなの。音が鳴っていないと。

楽器は、鳴らしてこそ、なんぼなんだよ」

 

「楽器を鳴らす」ということと、「楽器を弾く」ことの違いは

先生から何度も、何度も、言われていることにひとつだ。

 

「楽器を鳴らす」ためには、身体全体を有機的に使わなければ、ならない。

一方で、(悪い意味での)「楽器を弾く」は、小手先で譜面を追っているだけ、的な感じ。

 

楽器を「鳴らして」「弾けている」状態がベストな訳だが、

ちょっと気を抜くと、私の場合、ただ単に「楽器を弾く(譜面を追う)」

ということに終始してしまいがち。しょぼん・・。

 

【基本】

・弓を弦につける時は、腕も一緒に。その分を重さになるので。

・どうしても手をつけようという意識があるでしょ? 腕をつけるんだよ。

↑これは、「音を出す」ための身体の使い方の話

・手首にロックがかかっているので、ちゃんと稼働させる

・ボーイングを返す時は、楽器を使ってUターンさせる。(体を使って弾く)

・ボーイングを返す時は、やや楽器は上げ気味。

・弓の追いこみが足りない。腕ではなく、お腹で押し込む・

・弓を返す時は、親指と中指で弓をつかみ、他の指は整えるつもりで。

 

【肩あてをして弾くかどうか?】

・顎あてを楽器の中心にまたがるものにかえる。

・それでもダメな場合は、肩あてもあり。「KUN Bravo」が良い。

 

【エチュード】

・短い楽譜を弾く前は、弓を止める。弓がバウンドしないように軽く持つ。

・弓を止める前は、圧をかけて減速する。

・短い楽譜を弾く時は、前の音符は少し短めに切る。

・アクセントの前は、一度、力を抜く。