2018.1.24
息子が、退院した。
ぼっちゃんからの呼び出しで2度ほど病院に行った、その時の話。
息子 : お見舞いにきてくれた友達が、アッチ系のも持ってきてくれた
母 : アッチ系って、何?
息子 : ほら、これ。
と見せてくれたのが、いわゆるグラビア雑誌系。
「息子のエロと初めて遭遇する瞬間」というのは、
このように訪れるのですね、という感じ。
ある時、学生時代の先輩(男性)と話をしていて、
どういう話の流れだったかは忘れたけれど。
その後、先輩が飲み会で、このやりとりを皆様にご披露するたび、
その場にいる男性(複数)から、常に、えらい勢いで、
世の中って、そういうものなのですね・・。
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文章を書く人間としては、
猥雑さ。は、とても大切だと思っている。
おそらく瀬戸内寂聴さんだったと思うが、
というようなことをおっしゃっていて、とても共感した。
瀬戸内さんは、最近では「聖(ひじり)」なイメージも強いかも、だが。
でも、私は、「瀬戸内晴美」時代の作品群、好きです。
余談ついでに、もうひとつ
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瀬戸内さんといえば、
ということがクローズアップされがちだけど(最近は、そうでもない??)
これらの顛末を書いた自伝小説
『いずこより(筑摩書房 1974 のち新潮文庫)』を読む限り、
と、思いました。
不倫を題材にした小説という意味では
トルストイの代表作「アンナ・カレーニナ」を読んだ時も、
と似たような感想を得たのですが・・。
封建色が色濃く残っている時代、
女性が、「自分らしい人生」を生きるのは、
今からは想像できないほどに、大変だったのだろうと推察する。
ゆえに、両方の作品とも
であると、私には感じられる。
余談終わり
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話を戻して。
文章から、猥雑さをなくしてしまったら、
文字通り、色気がなくなり、
けれども。
定期的に毒を摂取することが、非常に大切です。
って、「毒を摂取」とか言っている時点で、