2018.8.10
「GEKI 地下 Liberty」というのは、
小劇場系と表現されるジャンルの劇場なんだろう。
客席と舞台が、ものすっごく近い。
でも、そういう空間だからこその
濃密な空気感の演劇があるだと、初めて知った。
「小劇場系の演劇が好きです!」という人って、一定数いるけれど、
その意味が、何となくわかった。
それにしても。役者さんって、演技上手なのねぇ。
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私、プロのバイオリニストに、
「バイオリン上手ですねぇ」と言った女だから!
●
「だって、劇だよね? つまりは、作り物のお話しでしょ?」
「他人の感情体験を追うということに、何の意味があるの?」的な
オマヘに、演劇を見せる価値があるのか! ってタイプなんだけど(汗)。
今回、ちゃんと感情移入できたのは、
小劇場の密着感もあったけれど、お話しも面白かったからなんじゃないかな?
売れないコンビ芸人、「ニッカニカ」の今井と金森は、
売れる売れると言われて、もうすぐ20年になる。
チャンスさえあれば、そう思っていた。
そんな二人に人生最大のチャンスが訪れる。
お笑いコンテストで準決勝に残ったのだ。
しかし、コンテスト当日、金森が会場に現れる事はなかった。
夢を二人でみられる喜びと、その難しさ。
二人で積み上げてきたものがゼロになるとき。
●
私も、ライターになったばかりの頃、
名刺交換で、「ライターの楢戸です」と言う時、
いつも、「自称ですけれど」と、言いたくなった。
雇われている訳でも、何か契約もある訳でもない仕事は、
仕事がなくなれば、「自称」でしかなくなる・・・。
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