麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

お金の不安を感じた時にどうするか

2019.5.4

私のお金のメンターの一人である本田健さん。

健さんに初めて直接お会いしたのは、
今から7年くらい前で、私は主婦(ときどきライター)だった。

お金に関する本を出したという葉書をもらい、
「最近、本屋さんで平積みされているのを見かけるし、
取材に行ってみるかー」くらいの軽いノリで、
健さんがどんな人なのか、あんまりわかっていなかった(おい!)。

しかも、節約命の主婦だった頃なので、
彼の言っていることが全くわからず、ポカーン。として
しまったのを覚えている。

下記の感覚って、今、どれくらい一般的なのだろうか?

+++本田健さんからのメルマガ引用+++

<読者からの質問> 健さんのお話を聞いて、お金ともっと上手につきあえる ようになりたいと思っています。お金を払う時に、感謝 した方が良いとわかっているのですが、お金がなくなる 不安を感じてしまう自分がいます。お金の不安を感じた ときは、どうしたらいいのでしょうか?また、お金持ち になってもお金の不安がなくならないって本当ですか?

 

<本田健からの回答> まず、お金持ちになっても、お金の不安はなくならない というのは、本当です。 例えば100億円の資産があったとすると、今度はその 資産を失うかもしれないという不安を持つのです。だか らたくさんお金があるからいいかというと、実はそうで もないのです。 最高の旦那さんや奥さんと結婚したら幸せかというと、 そうでもない、というのと似ているといれば、わかり やすいかもしれません。自分が夢見たプリンスやプリン セスと結婚しても、自分が相応しくないと思っていたら、 いずれ誰か別のところに行くんじゃないかと思って、不 安に感じるのです。お金持ちの不安も、同じ原理から 発生します。 これまで、お金が入ってきて、出ていく、というのを 何度も繰り返し体験していると思います。これから、 一生お金が入ってこないかと言ったら、そうではないと いうのは、おわかりいただけると思います。お金が入っ てこないという理由で餓死する人は、今の日本では、 ほとんどいないと思いませんか?それなのに、お金の ことで不安になるのは、自分の未来に対する心配を投影 しているだけなのです。言い換えると、自分が将来、経 済的に困るんじゃないか、という恐れを見ているだけな のです。 もし、お金が減ると、その分だけ、安全が減ると考えて いるならば、お金に安全を見ているのです。お金に安全 や安心を見ていると、その金額が減ると不安が大きくな るのです。 お金の不安がある、という人は、その不安を色々なもの に置き換えてみることです。例えば体重が減ったとして も、痩せて死ぬと心配することはないと思います。その 時に「なぜお金が減ると心配になるんだろう」と考える ことです。そして、その時に感情を感じるのです。そう したら、その感情は、お金とは直接関係がない、という ことがわかると思います。 ・試験で失敗したらどうしよう ・告白して断られたらどうしよう というのと似ているのです。 上手くいかない自分は、サバイバルできないみたいな、 こういう感覚と、お金が減るという感覚がリンクしてし まっているのです。それを冷静に見ることです。 そしてお金が減っていくというサイクルを、楽しめるか どうかだと思います。もし毎月、従業員としてお給料を もらっているとしたら、お金が入ってきたら感謝して、 出ていくときにも感謝するというリズムを練習する必要 があるのです。その練習をすると、お金が出て行っても、 また入ってくるという感覚になるはずなのです。 これは慣れなのです。 例えば、身体から出すと、また食べる、これは健康なこ とです。そういう感覚と一緒です。ただ循環という感じ なのです。お金の豊かさは流れなのです。 資産(ストック)ではなく、フローなのです。お金は キレイに入って、綺麗に流れるというこのフローを、ど こまで自由にできるか、ということなのです。 残念ながら、わずか数分では、人生に対する不安や心配 を消すことはできないのです。というのも、ものすごく 大切なことだからです。それがいかに、お金と関係がな いかということを、まず少なくとも理性で感じるところ からだと思います。

++++

私は健さんに出会って、意識的に
「お金のレッスン」をするよう心がけているが。

それでも、尚。
上記の「感覚」には、まだ、到達はできていない。

 

以前より、ずっと、その感覚に近づいてはいるけれど、
まだ、まだ、だなぁって感じたので、覚書として貼っておこう。