麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

お金に縛られる生活は、お金に守られる生活だ

2019.6.28

私が銀行に行くのは、月に1回のみ。

 

その時に、8,000円分を硬貨に両替する。

 

内訳は、

500円 × 10枚 =5,000円

100円 × 30枚 =3,000円

 

このうち、500円が、

「500円弁当代」になる。

 

つまり、月10回、500円弁当にしていいわけだ。

うちは、双子なので、ひとり5回。

(大学生になった長男はカウント外)

 

月に5回、弁当を作らなくて大丈夫な日。があるのだが。

 

最近、月の半ばくらいで、500円弁当代が底をつく。

要は、弁当を作らない日が多いのだ。

 

弁当を作った場合の、1個の弁当の材料費は

200円~300円くらい。

 

1回弁当を作らないことで、

毎回600円(1000円ー400円)の

食費がかさんでいく計算になる。

 

ちりも積もればで、月半ば以降の日全部を

500円弁当にしたならば、9000円の食費オーバー。

 

とまぁ、細々と計算してみたが。

 

何が言いたいかというと、

「食費9000円とか、オーバーしちゃダメでしょ」という気持ちが

私を弁当づくりへと駆り立てているということ。

 

中高生のうちは、できるだけ母の手料理で!

 

まぁ、そんな気持ちもなくはないけど。

それは、そうねぇ、4割くらいかな。

 

残りの6割、私が弁当を作るモチベーションは、

「経済的余裕がない!」

ということに尽きる。

 

そういえば。

長男を産んだ後も、仕事命だった私は

ご飯なんてまともに作れず、

息子をフラッカーズ(自転車)の前にパトラッシュのようにのせ、

夕食は、二人で外食。というのが定番の毎日でした。

 

北海道で双子の次男、3男が生まれ、

母ひとりで、乳幼児を3人連れて外食なんてありえなかったから、

そもそも、車が運転できなかったので

雪の中に閉じ込められている感じで、

否応なしに私の外食癖は、ピタリと収まった。

 

料理と呼べない代物だったとしても、

とにかく家で食べる!

 

そう決めると(というか、選択肢がそれしかなかった)

色々と工夫をするようになって、今に至る。

 

タイトルの話に戻るが、

お金に縛られずに生活したい! という人は多いが、

もし、私がお金に縛られない生活ができるのであれば、

身を持ち崩していると思うのだ、絶対。

 

そう考えると、

お金に縛られている生活は、

お金に守られている生活だなぁ、と思った。