2023.3.22
人の性は、多様である。それが当たり前だと思ってので、「隣に住んでいたら嫌だ」発言は、開いた口が塞がらないほど驚いた。
「このおっさん、何、言ってるの?? バカなの??」
「こういう人、まだ、いるんだ」と愕然としたし、こんな時代錯誤のおじさんが「岸田首相秘書官で経産官僚のエース的存在」ですと?
普段、政治的発言は差し控えてますが、さすがに「日本、大丈夫??」と、思った。
関連記事を読むと気分が悪くなるばかりだったが、文春オンラインの「花を添えた」という表現には笑った。
文春でも、過去に荒井さんのご子息がやらかした事件と放言について記事が再配信され花を添えております。何にせよ、盛り上がることは良いことだと思います。 〈差別発言で進退問題に〉「お巡りは高卒だろ」と吠え…荒井勝喜・岸田首相秘書官の息子が警察トラブル https://bunshun.jp/articles/-/60548
本当にそうね。。。世論になる・世論にするって、大事ですものね。。
そんなことを思っていたところに、取材を通じてご縁を頂いた「LGBT+当事者の保護者団体」の方から、ご連絡を頂いたので共有します。
まずは、保護者が集結してハフポストの取材を受けた記事のリンクをご紹介させて下さい。
「そのうち治りますよ」LGBTQの子どもが直面する差別と偏見。親たちは差別禁止法の制定を「明日にも」求める (リンクが貼ってあるのでクリックして下さい)
タイトルにもしたのだけれど、下記の通りの現実がある。
当事者の子どもたちの多くが、社会の深刻な差別によって苦しみ、自ら命を絶ってしまう人たちもいる
「恋バナしかしていないという時期があった」というのは、多くの人が通る道だと思う。(私が語ると、若干、説得力に欠けるが・・・)
性的なアイデンティティの確立は、自分が自分だと実感する上で、とても大事。
けれども、男女二元論(男か女かの二択しかない)・異性愛中心の「過去の日本社会」の中だと、性的少数者の子は、「自分の性の在り方が『ふつう』じゃない」と、思わざるを得なかった。
一つの現実として、すごく残念な話だ。
取材で、初めて当事者団体の方とご挨拶した際に、「生まれた命が生き抜ける社会を!」と名刺に刷ってあったこと、今でも鮮明に覚えている。
「今年から、わざわざ、この文言をいれたんです」と、おっしゃっていた。
それだけ深刻な事態である。
子どもの命に係わる問題である。
大人である私は、そこを強く意識していきたい。
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