麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

「勉強しなさい!」と、私が言ったことがない理由

2023.3.21

昨日、中学受験の頃の話を書いたら、思い出したことがあるので、綴ってみます。

渋々スタートした中学受験

中学受験って、どんなイメージですか? 

君達が合格できたのは、父親の『経済力』 そして、母親の『狂気』

2月の勝者が話題になった後も、続々と刊行される中学受験物語、怖くないですか? (教育記事を書くライターという仕事柄、チェックはしている) 

我が家は、3人の息子とも、中学受験をしました。

そもそも、中学受験に反対だった私は、「ママ友に誘われたから」という安易な理由で、某大手塾に息子をいれ、お約束の「成績が伸び悩むコース」を経験しました。

これが「学び」なのだろうか? 

そう感じつつも、目の前にある課題をやらなければ、クラスは落ちてしまう…。ジレンマを抱えながらも、他に選択肢がないので、ラットレースから抜けられませんでした。

渋々やっていたら、そりゃダメだよね…。

中学受験は「親子の受験」とも言われ、母親の担う役割は大きいと思う。

それなのに、今ひとつ「中学受験」が腑に落ちないまま、ただ流れに巻き込まれてしまっていたワタクシ。そりゃダメだよね…。

長男が5年生の2月(6年生の目前)。息子は(夫が熱望していた)志望校名が冠のコースに入れませんでした。

「成績が低迷するのは、自分で勉強しようという自覚がないからだ」という夫と、「一生懸命勉強しても、成績は落ちていく一方なんだ」と泣きながら抗議する息子の間に挟まれ、「今のままでは、息子を潰しかねない」と、私は強い危機感を持ちました。

私がようやく「中学受験」と向き合った瞬間です。(遅い)

アテナ進学ゼミの宮本毅先生と出会う

宮本先生のツイッターには、「吉祥寺で小さな中学受験専門塾やってます。時々 AERA with Kids や プレジデントFamily などに登場してます」と、自己紹介がある。

私は、下記の本を手に取ったことで、宮本先生の存在を知った。

ようやく今日の本題です。

先日、夫と「我が家は、アテナに出会わなかったら、どうなっていたんだろう?」という話題になり。

宮本先生は、「自発学習を目指す」がスローガンだったなぁと、アテナのHPに行ってみました。

以下、アテナのHPからの抜粋です。

スローガンは「自立学習のその先の自発学習を目指す」

アテナ進学ゼミでは、「自発的に学習に取り組む姿勢の確立」を最大の目標に掲げ、日々熱意をもって指導に当たっております。

中学受験をゴールではなく新たな「スタートライン」ととらえ、その後の人生において役立つ技術や学習方法を身につけてもらいたいと考えています。

子どもたちが将来、「あぁあのとき習ったことがこんな場面で役に立ったなぁ」と思ってもらえるよう、私自身も研鑽・努力を重ねております。

アテナに通ったから、自発学習ができる子に

アテナに出会って以後、私は、息子達に「勉強しなさい」と言ったことがない。

それは、アテナで「学びの手ほどき」をしてもらったことで、息子3人ともが「自発学習」する子に育ったからだと思う。

アテナでの学びは、私が漠然と、「こうだったら良いなぁ」と、思い描いていた理想の学びだった。

学びたいという芽(好奇心)を、丁寧に育て頂いた。

だから、長男の6年生の一年間と、次男と三男(双子)の中学受験は、ノーストレスでした。

アテナ進学ゼミの宮本先生に全てお任せで、息子たちは、塾に行きっぱなし。下の双子の時は、最も受験熱が過熱するであろう、6年生の秋~冬の時期、私はやることがなさすぎて、スポーツクラブデビューを果たしたレベル。(母が、中学受験で全く役に立ってない疑惑は濃厚)

でもね。

先日、三男から、「お母さんに感謝していることは、宮本先生を探してきてくれたこと」と、言われました。

、グッジョブ! (着地点、ここで良かった?)

大手塾の中堅下位クラスでもがいている方 へ

最後に宮本先生のツイッターから引用しておきます。

共にアテナで中学受験を目指す仲間を募集しています。大手塾の中堅下位クラスでもがいている方、無料相談を実施中ですので、ぜひお問い合わせください!

大手塾の中堅下位クラスでもがいていた…。それは、まさに長男のこと! 大手塾で潰れかけていた彼は、宮本先生の真摯で的確な指導で蘇生をし、自信を回復しました。

武蔵 ⇒ 一橋大学 ⇒ 外資系コンサル(来月4月から勤務予定)

彼の就職活動のESには、アテナでの体験が書かれていました。彼にとって、「中学受験の低迷⇒そこからの復活」は、自分史に残る成功体験になったのだと思う。

学生時代、アテナでずっとバイトをさせて頂いていた長男。

先日、彼が社会人になる節目ということで、宮本先生と長男(そして、なぜか双子も!)が、テニスと温泉旅行に行っていました。

その旅行の見送りがてら、久しぶりに宮本先生にお会いしました。子供たちがお世話になっていた頃と全くお変わりがなくて。母は、懐かしいやら、嬉しいやらでした。