2023.4.24
昨日、岩切さんの掲題のセミナーを受けました。
岩切さんは、御自身がADHDと診断されているそう。
一方で、CFPとFP技能士1級の資格をお持ちとのこと。
FP関係の資格は色々あるが、 CFPとFP技能士1級 は最難関。
「この二つの資格をお持ちなら、確かだろう」と思い、受講をすることにした。
なぜ、受講しようと思ったか?
「発達障害」 × 「お金」のポイントを知りたかったから。
私は執筆分野が、「教育(特別支援教育)」と「マネー」なので、「発達障害のお金」というお題で、本の執筆依頼を頂いたことがある。
【結論】
出版社さん側の都合で企画が流れた。 ⇒ 正直、ホッとした。
依頼を頂いたので本を書き始めたものの、途中から、「これ、私には書けないな」と、思ったからだ。
それは、なぜか?
私は、ASD(自閉スペクトラム症)系なので、家計簿はつけられる。
何なら??
「お金の管理は、お金の流れを知ることから。まずは、家計簿つけましょう」
これ、私が自分でやっているワークショップの話だが、それができないのがADHD系の方たちだ。
岩切さんのセミナーの著作権に関わるので、詳しくは書けないけれど。
「発達障害」×「お金」 を語るなら、「発達障害の特性」が優先されるべき
どういうことかというと。
「家計簿をつけましょう」が出発点で、話をしてはダメなのだ。
「家計簿は、つけられませんよね。じゃあ、こうしましょう」という具体的な提案が出発点であるべきだと思ったし、岩切さんのセミナーはそうだった。
特別支援教育の記事を長年、書いているので、ADHDがあると、どれくらい「お金のことを、ふつうにやる」がハードルが高いかという距離感は、わかる。
だからこそ、実体験をお持ちの岩切さんのアドバイスは適切で、「餅は餅屋にお任せするのがいい」と、シンプルに思った。
岩切 健一郎さんの今回のセミナーは、2時間で2000円でした。
「なるほど。ADHDのお金のサポートの大枠は、こう考えればいいんだ」というのがわかるし、その先のサポートが必要であれば、それが岩切さんのお仕事でもある。
セミナーの告知は、今後も、岩切さんのツイッターでされるそうです。
「発達障害」×「お金」 というキーワードが気になる方がいたら、一度、セミナーを受講するというのも選択肢の一つだと思う。
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