2023.7.27
スタハ(Startup Hub Tokyo丸の内)には、起業関連の本がたっくさんある。その本を読んだ覚書をメモしていくシリーズ。
【2本目】
書く仕事がしたい 佐藤友美
目次
宣伝会議主催の「編集・ライター養成講座」で長年講師をつとめ、その赤裸々で超実用的な講義が人気を博している。さとゆみビジネスライティングゼミ、2023年度開講分は満員御礼。
「どうやって、ライターになったんですか?」と問われれば、私自身は、こんな感じのことを話してきた。
親の縁故で入った会社で、入社3~4年目に疑問が浮かび。「会社とは違う場所」にアンテナを立ててみた一環で、読者モニターをやっていた。その編集部から、「普通の感覚のある人を、ライターとして育てたい」と、お声かけを頂いて、ライター見習いをスタートし、早25年、今に至る。詳しくは、コチラ。
でも、きっと、多分。いや、絶対。
私に、その質問をしてきた人が知りたいことは、下記のようなことなのだと、佐藤さんの本を読んで、気がついた(遅い)。抜粋します。
・書いて生きていく人生とは、どんな人生か。
・書く仕事には、どんな種類があるのか。どれが自分に向いているのか。
・いつ、どんな場所で働き、いつ休むのか。
・どのように仕事をもらい、どれくらい書けば生計を立てられるのか。
・この職業のキャリアパスはどなっているのか。何歳まで働けるのか。
・生活(たとえば結婚や出産やパートナーとの転勤)と仕事はどう関係しそうか。
なんて、魅力的なキャッチなんだろう! 他の小見出しも、全部、魅力的だ。
さとゆみさんのことは何となく知っていたけれど、こんなにスゴイ書き手なんだ! って、圧倒された。
同業者として、まーじーで、この本に、「書く仕事」の全てが詰まっていると思う。
そしてなにより。私は、この仕事を、一生を懸けるに不足ない途方もなく魅力的な仕事だと思っています。そんな話も、みなさんとしたくてたまらない!
すごい熱量で、圧倒された!!(泣)
「息子に、ライターという職業を勧めたいか?」と、問われたら、私は、NOと答える。
大・大・大好きな仕事だけれど、大変さも知っている。
好きじゃないと続かない仕事だと、知っている。
だから、息子といえども、他者に熱量高く勧めることは、できない。
さとゆみさんの一文を読んで、「そっか。。。みなさんと話をしたいほど、熱量高く勧められるんだ」って、思った。
アマゾン書評の星の数、そしてコメントが物語っています。「書く仕事」に興味があるのなら、マストで読むべき!!!
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