「この本は桜が似合う」──千鳥ヶ淵で読み終えた一冊

2026.4.6

この写真を編集を担当された白石さんに送ったら「桜が似合いますね」と。

千鳥ヶ淵の桜パトロールはひとりで

曇天だと映えないわね・・。

これからは、誰かを誘って桜を見に行こう。 と言った舌の根のかわかぬうちに、千鳥ヶ淵は1人で行ってきた。打ち合わせの前に、サッと、ね。

九段下の駅を出て、千鳥ヶ淵に向かう時に見える、この景色を見るだけでも行く価値があると思う。たとえ一人だったとしても! (逆ギレ)

水辺に桜という景色が好き。

東西線の中で読んだ本

通勤ラッシュが落ち着いた時間帯に吉祥寺を出るつもりだったので、「吉祥寺―九段下は座れるはず」と思い、旅のお供に冒頭の本を持って出た。

この本は、日常の中で少しずつ読み進めていたものの、数行読むたびに「わ、そうなんだ」と立ち止まってしまう。また、「あの状態は“愛着障害”という視点で見立てると理解しやすいのかもしれない」と考えが広がり、なかなか前に進めなかった。

そんな一冊を、桜が咲く千鳥ヶ淵を訪れた日に、ようやく読み終えた。

米澤好史先生、川上康則先生、藤原友和先生の知見が一冊にまとめられていることに、改めて驚く。それぞれの現場で積み重ねられてきた実践が、こうして一つの本として手に取れる形になっているのは、まさに「マスコミならでは」の仕事だと思う。

Amazonのレビューを見ても、現場で実践されている先生方による、骨太な言葉が並んでいる。教育のプロに評価されている本というのは、やはり格好いい。帯に書かれていた言葉も印象に残った。

「現場での地を這うような苦闘から生まれた、知見と提案」

本当に、その通りだと思う。

個人的には、米澤好史先生のパートが特に胸に刺さった。こんなにも深く現場に向き合い続けて実践を言葉にされた先生が急逝されたことが、ただただ惜しまれる。心よりご冥福をお祈りします。

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