2015.3.11
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【1】「結い2101」への想い
【2】これからの日本に必要とされる企業
【3】仲間に入りたい!
【4】資産を守る運用に全力を尽くす
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【1】「結い2101」への想い
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鎌倉投信からの帰り道、
東海道線の中で目論見書を読んだ。
目論見書とは、
「投資信託の勧誘に際して、販売会社が投資家に交付する書面で、
投資信託の内容や募集等の条件等、
投資判断に必要な重要事項を説明した書類」だ。
今まで、目論見書を読んだことはない。
正確に言えば、読もうと
トライしたことはあるが、難しくて読めなかったのだ。
でも、鎌倉投信の目論見書は、すごく読みやすかった。
頭にスッと入ってくる。
最初のページには、
「結い2101」への想い。
と書いてある。
要約すると、こんな感じだ。
かつての日本は、
田植えや屋根葺きなど、
一人ではできないことを
皆で助け合い、
協力し合って行っていた。
「結い」とは、
こうした人と人とが信頼し合い、共に何かを創造する
”共創”の思想を表したもの。
鎌田さんたちは、
「結い」の思想は日本人が受け継ぐべき大切な文化だと思い、
その想いを後世に伝えていきたいと考えている。
「2101年」という次なる世紀に向けて、
人と人、世代と世代を結ぶ豊かな社会を
みんなとともに創造したい
という想いを込めて、この投資信託を「結2101」と命名した。
【2】これからの日本に必要とされる企業
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「結い2101」は、
これからの日本に必要とされる企業に
資金を投じていく投資信託だ。
これからの日本に必要とされる企業とは?
鎌田さんは、実際に投資をしている会社を、
いくつか紹介してくれた。
たとえば、社員の多くは
元フリーターやニートだけれど、それだからこそ
一芸に秀でた技術をもった会社。
その人の強みを見極める経営者を増やすことが
ニート問題の解決策のひとつ。
たとえば、創業以来50年、
景気の波を受けやすいロボット業界で
一度も赤字を出したことのない会社。
これは“当たり前”の精度を、
日々鍛錬して上げていった結果である。
そんな会社が、あるんだ!
そんな人達が、いるんだ!
私が普通に生活している限り、
そんな会社の存在なんて、絶対に気がつかない。
もちろん、そこで働いている人たちに出会うこともないだろう。
【3】私も仲間に入りたい!
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圧巻だったのは、
昨年の受益者総会の様子を編集したビデオ。
会場には、「結い2101」が投資している企業
のブースが並び、扱っている商品に触れたり、
買ったりすることができる。
投資している企業の若手社員が会社のことを語る
パネルディスカッションなどもやっていた。
自分のお金が、
現実の社会で役立っている様子が実感できるのがうれしいのだろう。
受益者の方々の表情は、イキイキしている。
「私もあの輪の中に入りたい!」と、思った。
【4】資産を守る(減らさない)運用に全力を尽くす
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そうは言っても、最終的にはお金の話。
シビアな判断も必要だ。
結論から言えば、
私は鎌倉投信の積み立てを開始した。
その決断をしたのは、
鎌田さんの、こんな言葉だった。
「資産を守る(減らさない)運用に全力を尽くす」
鎌倉投信の目指すのは、
高いパフォーマンスではなく値下がりを防ぐ運用。
そのためにキャッシュを多め(36.3%)に保有したり、
様々な株式を効果的に組み合わせたりすること等で
リスクを減らしているという。
キャッシュを多めに保有することで、
値下がりのリスクを減らす他に、
投資家の解約に速やかに対応したり、
「いい会社」の株価が値下がりしたときに
いつでも購入できたりという効果もあるらしい。
私が投資信託に求めていることは、高いパフォーマンスではない。
お金を預けるに値する、適切な場所。
お金が本来持っている「育つ力」を
最大限に引き出して欲しいし、
欲をいえば、そのお金が社会の役に立って欲しい。
まるで、子どもの学校選びのようだな・・(笑)。
鎌倉投信の運用姿勢には、
私が望んでいるものがあるように感じた。
鎌倉投信を通じて、
本気で頑張っている企業に触れ、
私自身も高めていきたい。
=続きは次回!=
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