2015.7.27
【7月19日で46歳になりました】
40歳になる誕生日は、
夫と二人で高層ビルで夜景を見ながら食事をした。
あの頃は、「夫がイベントを大切にしてくれるかどうか」が
重大な問題だった。
じっとりとした目で、「夫が何をしてくれるか?」を待っている自分に気がついて
ハッとした記憶がある。重いわ。
ずっと仕事中心の生活だったが、
次男、三男の出産を機に
家庭を基軸に生活をしてみると、
家族に求めるものが多くなるんだなと驚いたし、怖くなった。
●
あれから6年後の誕生日は、
終日セミナーを受けた後、
友達と食事をして、夜遊びまでした。
セミナーは最高だったし、
それを分かち合える友達との食事も楽しい。
その昂揚感そのままに夜の街をウロつくのも、夏ならではの楽しみ。
日付が変わって自宅に辿りつき、
麦茶を飲もうと冷蔵庫を開けてみたら、
写真のバースデーケーキが入っていた。
ヤバい。
食事は別。という約束はしていたけれど、
ケーキを用意してくれていたんだ、と、焦る。
ちょっと自己嫌悪にもなる。
翌朝。
自分達が塾の宿題をやっている最中に、
次男が誕生日ケーキの準備をしてくれた。
【勉強道具が散らばる食卓にて準備】
【ビデオだって撮れるよ!】
ビデオ撮るのも、私の役目だと思っていたけれど、
自主的に誰かが撮ってくれる。そんなんでいいんだ。
家族の生活は私がいなくても回っていて、
片手間でお祝いをしてくれる。
いいなぁ、この片手間感。
しみじみと、開放感を感じる。
何を手放した開放感なのだろか?
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